ハスによる底質からの栄養塩類の吸収に関する調査解析
ハスによる底質からの栄養塩類の吸収に関する調査解析
批准号:
19922026
负责人:
鈴木 康
金额:
$0.49万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 --
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
伊豆沼・内沼湖沼群の水質浄化および多様な生物の生息環境の復元のため,沼に自生するハスに関する調査解析を行うことが目的である。ハスは底質から窒素等を吸収し水質を浄化する一方,枯死した後は水中で分解され,富栄養化の加速が懸念される。ハスの刈り取りによる水質浄化に向けて,窒素含有率の時系列変化,底質からの窒素吸収量を調べた。全窒素は,乾燥させた微粉末試料を熱濃硫酸と過酸化水素水で分解,水蒸気蒸留し,溜出アンモニア態窒素を混合指示薬入りホウ酸液で捕捉し,硫酸溶液で滴定して求めた。1)容器栽培によるハスの窒素含有量および底質からの窒素吸収量分析40l容器に沼の底質とレンコン1節を入れ,4〜11月にビニールハウス内で無施肥で栽培した。2ヶ月毎,部位別に窒素含有率を分析した。期間前後の底質の分析も行った。地上部の窒素寄与率は6月に最も高く72.5%となった。一方,地上部が枯死した11月には地下部の値が74.8%となった。窒素は生育期間中,地上部に高い割合で存在し,秋以降,地下部に移行している。また,葉の窒素含有率は6・8月で差はないが,8月の現存量は大きく,地上部の窒素の絶対量は6月より大きい。ハスを栽培した底質の窒素含有率は減少し(4月:0.44%→11月:0.29%),ハスによる底質からの窒素の吸収が確認できた。2)伊豆沼に自生するハスの地上部分の窒素含有量分析8〜11月に1ヶ月毎に1m^*1m方形区で水面上の植物体を刈り取り,部位別に窒素含有率と現存量を調べた。各部位の窒素含有率は8月が最大で,以降は減少した。8月の葉身の窒素含有率は4.0%であった。水面上の現存量中,葉身の割合は期間を通して高く,特に8月の窒素寄与率は74%であった。水面上の植物体の刈り取りにより窒素除去を行う場合,8月には7.9g/m^2の窒素を沼から除去できるが,時期が遅くなるほど効果は小さくなる。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文