金属アレルギー診断のためのICPMによる微量溶出金属の分析
金属アレルギー診断のためのICPMによる微量溶出金属の分析
批准号:
19926009
负责人:
本間 ヒロ
金额:
$0.42万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 --
中文摘要
研究目的:口腔内の補綴物が原因の金属アレルゲンを測定するため,ppbオーダーの検出が可能な誘導結合プラズマ質量分析(ICPM)装置を用いて,溶出した微量元素を定量分析した.研究方法:歯科用合金として,金合金,金銀パラジウム合金とコバルトクロム合金を使用した.これらの金属を室温に保持した人工唾液(サリベート)と0.1%NaS水溶液にそれぞれ浸漬し,それらの溶液をICPMにて分析した.研究成果:その結果,短期間の浸漬では,溶出する金属元素は検出限界以下であった.そこで,5年間浸漬した場合の溶出試験結果を検討した.それによると,人工唾液中へ溶出した元素は,金合金では,Cu(1,650±960)とZn(780±510)が,金銀パラジウム合金では,これらの元素(Cu(420±180)とZn(540±170))の他にAg(70±50)が溶出した.また,コバルトクロム合金では,わずかにCr(3±2)が溶出した.0.1%NaS水溶液に溶出した元素は,金合金では,Cu(2,800±1,510)とZn(1,750±1,230)が,金銀パラジウム合金では,Gu(560±380),Zn(900±630)とAg(40±30)が溶出した.また,コバルトクロム合金では,Cr(5±2)が溶出した.ただし、括弧内は平均濃度(ppb)と標準偏差を示す.貴金属合金では,Cu,ZnおよびAgが溶出しやすく,コバルトクロム合金はほとんど溶出しないことが確認された.したがって,貴金属合金ではCu,ZnおよびAgの含有量が少ない合金を選択することが重要と考える。また,貴金属合金に代わりコバルトクロム合金などの耐食性に優れる合金の選択も金属アレルギーに対して効果があると推察された.
英文摘要
研究目的:口腔内の補綴物が原因の金属アレルゲンを測定するため,ppbオーダーの検出が可能な誘導結合プラズマ質量分析(ICPM)装置を用いて,溶出した微量元素を定量分析した.研究方法:歯科用合金として,金合金,金銀パラジウム合金とコバルトクロム合金を使用した.これらの金属を室温に保持した人工唾液(サリベート)と0.1%NaS水溶液にそれぞれ浸漬し,それらの溶液をICPMにて分析した.研究成果:その結果,短期間の浸漬では,溶出する金属元素は検出限界以下であった.そこで,5年間浸漬した場合の溶出試験結果を検討した.それによると,人工唾液中へ溶出した元素は,金合金では,Cu(1,650±960)とZn(780±510)が,金銀パラジウム合金では,これらの元素(Cu(420±180)とZn(540±170))の他にAg(70±50)が溶出した.また,コバルトクロム合金では,わずかにCr(3±2)が溶出した.0.1%NaS水溶液に溶出した元素は,金合金では,Cu(2,800±1,510)とZn(1,750±1,230)が,金銀パラジウム合金では,Gu(560±380),Zn(900±630)とAg(40±30)が溶出した.また,コバルトクロム合金では,Cr(5±2)が溶出した.ただし、括弧内は平均濃度(ppb)と標準偏差を示す.貴金属合金では,Cu,ZnおよびAgが溶出しやすく,コバルトクロム合金はほとんど溶出しないことが確認された.したがって,貴金属合金ではCu,ZnおよびAgの含有量が少ない合金を選択することが重要と考える。また,貴金属合金に代わりコバルトクロム合金などの耐食性に優れる合金の選択も金属アレルギーに対して効果があると推察された.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
タンパク質を含む人工体液中における生体金属材料の新しい溶出試験
-
批准号:21932010
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
-
资助金额:$0.36万
-
财政年份:2009
-
负责人:本間 ヒロ
-
依托单位:
腐食金属表面からの微量試料による金属アレルギー診断のための元素分析
-
批准号:14922090
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
-
资助金额:$0.14万
-
财政年份:2002
-
负责人:本間 ヒロ
-
依托单位:
金属アレルギー診断のための試料採取用研磨シート元素分析
-
批准号:13922074
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (B)
-
资助金额:$0.14万
-
财政年份:2001
-
负责人:本間 ヒロ
-
依托单位:
海外基金