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統合失調症の病態生理におけるミエリン関連遺伝子の役割についての研究

統合失調症の病態生理におけるミエリン関連遺伝子の役割についての研究
髓磷脂相关基因在精神分裂症病理生理中的作用研究
批准号:
19927024
负责人:
臼井 比奈子
金额:
$0.48万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 --

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
近年,統合失調症におけるミエリン形成の異常が注目を集めており,画像研究や死後脳研究などによって報告されている。さらに,これまで全世界における精力的な遺伝子解析研究が行われ,統合失調症の発症脆弱性に関与するとされる遺伝子が次々と報告されており,ミエリン関連遺伝子も有力な候補遺伝子と考えられている。ミエリン関連遺伝子のひとつであるMPZL1遺伝子は,神経細胞の分化,増殖などに重要な役割を果たすこと,統合失調症の発症脆弱性遺伝子が存在するとされる染色体部位に位置することなどから,有力な候補遺伝子とされ,2006年には他民族の統合失調症患者との有意な関連が報告されている。しかしながら,わが国においては,他民族で有意な関連を示したMPZL1遺伝子上の多型と日本人との関連研究は報告されていない。このため,本研究においては,MPZL1遺伝子と目本人統合失調症患者との関連研究を行うことを目的とした。本研究では,統合失調症750名,および健常者750名を対象とした。HapMap databaseから,頻度が5%以上のSNP(Single Nucleotide Polymorphism:一塩基多型)を選択し,これらのSNPの連鎖不平衡を考慮し,具体的にはr squareが0.8以上にあるSNPの組み合わせについて一つのSNPで代表させ,これをtag SNPsとした。これらのtagSNPsについては,TqaMan法を用いて遺伝子型を決定し,統合失調症患者,健常者間で遺伝子型の頻度をFisher's exact testを用いて検定を行なった。その結果,tag SNPsとして全18SNPが選出されたが,統合失調症と各SNPとの間に有意な関連は認められなかった。本結果は,第29回日本生物学的精神医学会にて発表し,現在は国際誌に投稿準備中である。
英文摘要
近年,統合失調症におけるミエリン形成の異常が注目を集めており,画像研究や死後脳研究などによって報告されている。さらに,これまで全世界における精力的な遺伝子解析研究が行われ,統合失調症の発症脆弱性に関与するとされる遺伝子が次々と報告されており,ミエリン関連遺伝子も有力な候補遺伝子と考えられている。ミエリン関連遺伝子のひとつであるMPZL1遺伝子は,神経細胞の分化,増殖などに重要な役割を果たすこと,統合失調症の発症脆弱性遺伝子が存在するとされる染色体部位に位置することなどから,有力な候補遺伝子とされ,2006年には他民族の統合失調症患者との有意な関連が報告されている。しかしながら,わが国においては,他民族で有意な関連を示したMPZL1遺伝子上の多型と日本人との関連研究は報告されていない。このため,本研究においては,MPZL1遺伝子と目本人統合失調症患者との関連研究を行うことを目的とした。本研究では,統合失調症750名,および健常者750名を対象とした。HapMap databaseから,頻度が5%以上のSNP(Single Nucleotide Polymorphism:一塩基多型)を選択し,これらのSNPの連鎖不平衡を考慮し,具体的にはr squareが0.8以上にあるSNPの組み合わせについて一つのSNPで代表させ,これをtag SNPsとした。これらのtagSNPsについては,TqaMan法を用いて遺伝子型を決定し,統合失調症患者,健常者間で遺伝子型の頻度をFisher's exact testを用いて検定を行なった。その結果,tag SNPsとして全18SNPが選出されたが,統合失調症と各SNPとの間に有意な関連は認められなかった。本結果は,第29回日本生物学的精神医学会にて発表し,現在は国際誌に投稿準備中である。
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