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中学校・高等学校における国語科教材としての明治初期戯作文学の研究

中学校・高等学校における国語科教材としての明治初期戯作文学の研究
明治初期剧本作为初高中日语教材的研究
批准号:
20902003
负责人:
奥村 彰吾
金额:
$0.36万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 --

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本研究は明治期初期の戯作文学を中学校・高等学校の国語における古典教材として使用することに関する研究である。そこで、仮名垣魯文の『西洋道中膝栗毛』と『安愚楽鍋』を教材化することに重点をおいた。研究を始める以前の予測としては『西洋道中膝栗毛』の方が世界の地名が登場してくることで中高生になじみやすいと考えられたが、本文を通読してみると中高生に特に説明する必要がない都市名がほとんど見られず、むしろその部分を読み解くために歴史的背景やその年についての講義を行う必要があることと考えられる。その都市についての学習が目的ならばともかく、古典に親しむことを目的とした教材作りをねらいとしていたため、本研究の目的にはそぐわない。また、中学校や高等学校では1時間の授業で読み切りにできる分量の方がふさわしい。この点に関しても『西洋道中膝栗毛』は一つのまとまりが多い。このような点から『西洋道中膝栗毛を中学校・高等学校の古典教材とするには長期間かけて精査する必要があることがわかった。一方、『安愚楽鍋』は一つのまとまりが適切な内容も多く、特に、「當世牛馬問答」などは内容も教育的配慮をすることなく、中学校や高等学校の古典教材として利用することが可能であることが明らかとなった。古典の文章を古典教材として広く活用してもらうためには、本文がテキストデータ化されていることが望ましい。しかし、現在、『安愚楽鍋』の本文を活字にした書籍は販売されておらず(岩波文庫などの絶版本は存在する)、かつ、Web上にも『安愚楽鍋』をテキストデータにしたものはアップされていない。そこで、本研究では研究協力者により、『安愚楽鍋』の本文をテキストデータ化することにした。しかし、教材として活用するまでには至らなかった。また学習指導要領の改訂により、選択の時聞がなくなったため、どの時間を使って古典教材として活用するのかについても課題が残る。この点については今後の課題である。なお、本研究により『安愚楽鍋』の本文をテキストデータ化することに成功したことで、協力者に依頼してWebにデータをアップしてもらう予定である。
英文摘要
本研究は明治期初期の戯作文学を中学校・高等学校の国語における古典教材として使用することに関する研究である。そこで、仮名垣魯文の『西洋道中膝栗毛』と『安愚楽鍋』を教材化することに重点をおいた。研究を始める以前の予測としては『西洋道中膝栗毛』の方が世界の地名が登場してくることで中高生になじみやすいと考えられたが、本文を通読してみると中高生に特に説明する必要がない都市名がほとんど見られず、むしろその部分を読み解くために歴史的背景やその年についての講義を行う必要があることと考えられる。その都市についての学習が目的ならばともかく、古典に親しむことを目的とした教材作りをねらいとしていたため、本研究の目的にはそぐわない。また、中学校や高等学校では1時間の授業で読み切りにできる分量の方がふさわしい。この点に関しても『西洋道中膝栗毛』は一つのまとまりが多い。このような点から『西洋道中膝栗毛を中学校・高等学校の古典教材とするには長期間かけて精査する必要があることがわかった。一方、『安愚楽鍋』は一つのまとまりが適切な内容も多く、特に、「當世牛馬問答」などは内容も教育的配慮をすることなく、中学校や高等学校の古典教材として利用することが可能であることが明らかとなった。古典の文章を古典教材として広く活用してもらうためには、本文がテキストデータ化されていることが望ましい。しかし、現在、『安愚楽鍋』の本文を活字にした書籍は販売されておらず(岩波文庫などの絶版本は存在する)、かつ、Web上にも『安愚楽鍋』をテキストデータにしたものはアップされていない。そこで、本研究では研究協力者により、『安愚楽鍋』の本文をテキストデータ化することにした。しかし、教材として活用するまでには至らなかった。また学習指導要領の改訂により、選択の時聞がなくなったため、どの時間を使って古典教材として活用するのかについても課題が残る。この点については今後の課題である。なお、本研究により『安愚楽鍋』の本文をテキストデータ化することに成功したことで、協力者に依頼してWebにデータをアップしてもらう予定である。
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