在来クリ品種「銀寄」のDNAマーカーの開発と遺伝資源教材化
在来クリ品種「銀寄」のDNAマーカーの開発と遺伝資源教材化
批准号:
20925004
负责人:
西村 英洋
金额:
$0.35万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 --
中文摘要
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英文摘要
大阪府能勢町を発祥地とするニホングリ伝統的在来品種「銀寄」について、品種保護のためのDNAマーカーを明確にするとともに、農業高校における地域農産物の遺伝資源として重要性に関する教材を開発することを目的に研究を実施した。なお、年度途中に本研究関連の最新の知見が得られたため一部計画を修正して実施した。「銀寄」栽培起源の現地において大阪府指定の「銀寄」母樹群から新葉を採集するとともに、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所所有の「銀寄」および主要なニホングリ品種の新葉の提供を受けDNA抽出を行った。得られたゲノムDNAを用いてSSR分析、AFLP分析ならびにRAPD分析を行った。その結果以下の3点の知見を得た。・平成20年になって発表された「銀寄」を含むクリ品種識別SSRマーカー3種を用いた分析の結果、大阪府指定「銀寄」母樹群と独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所の「銀寄」は同じバンドパターンであり、相互に識別することはできず同マーカーを使用する限り同一のものとして扱うことができるもので。・AFLP分析の結果、果樹研究所の「銀寄」と大阪府指定「銀寄」母樹群を識別する特定のバンドが確認できた。また、母樹群内にも一部変異が認められた。すなわち「銀寄」は現時点においてゲノムDNAにおいて検出可能な変異を含んでおり、品種内の系統についてもAFLPマーカーにより検定できる知見を得た。・RAPD分析について、安価な方法として「銀寄」品種識別に適用を検討した結果、特定のプライマーを用いて検出されるバンドの一つに大阪府母樹群ならびに果樹研究所の「銀寄」に特異的かつ安定的出現を確かめることができた。今後「銀寄」識別マーカーとして活用できる可能性がある。なお、この分析手法は比較的容易に実施できるため農業高校における教育実験として今後活用が可能であると思われる。
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