ファイトリメディエーションを活用したエンドリン汚染土壌の浄化
ファイトリメディエーションを活用したエンドリン汚染土壌の浄化
批准号:
20925007
负责人:
石掛 桂士
金额:
$0.35万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 --
关键词:
中文摘要
栽培植物として,アサガオ,バジルを供試した.栽培土壌として,愛媛大学農学部附属農場の土壌(農場土),市販の培養土(市販土)を用いた.両者は有機物含量に違いがあり,前者は少なく,後者は多い土壌であった.両土壌ともドリン類が含まれていなかったため,ドリン標準品を用いて,ドリン汚染土壌を調整した.ドリン標準品としてディルドリン,エンドリンを用いた.処理区として,農場土で栽培したアサガオおよびバジル(以下,ア農,バ農と表記)市販土で栽培したアサガオおよびバジル(以下,ア市,バ市と表記)とした.栽培終了後,地際部で刈り取り,植物体および土壌中のドリン含有率を分析した.分析はGC/MS分析により行った.分析結果は,ディルドリン,エンドリンとも同様の傾向になったため,ディルドリンの分析結果のみ示す.植物体の分析の結果,ア農の含有率が,他の処理区よりも有意に高くなった.土壌中に有機物が多いとドリン類が強く吸着される(橋本2008)ため,アサガオは,有機物に吸着されていない遊離状態のドリン類を吸収する能力があることが分かった.また,キュウリの含有率の報告と比較すると,キュウリの方が多くなった.土壌の分析の結果,ア農とバ農を比較すると,含有率に有意差が見られなかった.これは,植物体の分析結果と矛盾する結果となった.そのため,バ農の土壌においてドリン類が分解された可能性が示唆された.ここで,有機塩素系化合物のファイトリメディエーションに関して,植物油が土壌中の微生物を活性化し,有機塩素系化合物の分解が促進されると言う報告(本間2008)がある.そのため,本研究においても,バジルの精油成分が土壌微生物を活性化し,ドリン類の分解が行われた可能性があると考えられた.
英文摘要
栽培植物として,アサガオ,バジルを供試した.栽培土壌として,愛媛大学農学部附属農場の土壌(農場土),市販の培養土(市販土)を用いた.両者は有機物含量に違いがあり,前者は少なく,後者は多い土壌であった.両土壌ともドリン類が含まれていなかったため,ドリン標準品を用いて,ドリン汚染土壌を調整した.ドリン標準品としてディルドリン,エンドリンを用いた.処理区として,農場土で栽培したアサガオおよびバジル(以下,ア農,バ農と表記)市販土で栽培したアサガオおよびバジル(以下,ア市,バ市と表記)とした.栽培終了後,地際部で刈り取り,植物体および土壌中のドリン含有率を分析した.分析はGC/MS分析により行った.分析結果は,ディルドリン,エンドリンとも同様の傾向になったため,ディルドリンの分析結果のみ示す.植物体の分析の結果,ア農の含有率が,他の処理区よりも有意に高くなった.土壌中に有機物が多いとドリン類が強く吸着される(橋本2008)ため,アサガオは,有機物に吸着されていない遊離状態のドリン類を吸収する能力があることが分かった.また,キュウリの含有率の報告と比較すると,キュウリの方が多くなった.土壌の分析の結果,ア農とバ農を比較すると,含有率に有意差が見られなかった.これは,植物体の分析結果と矛盾する結果となった.そのため,バ農の土壌においてドリン類が分解された可能性が示唆された.ここで,有機塩素系化合物のファイトリメディエーションに関して,植物油が土壌中の微生物を活性化し,有機塩素系化合物の分解が促進されると言う報告(本間2008)がある.そのため,本研究においても,バジルの精油成分が土壌微生物を活性化し,ドリン類の分解が行われた可能性があると考えられた.
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
ファイトリメディエーションを活用したドリン類農薬汚染土壌の浄化
利用植物修复净化被多林农药污染的土壤
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[石掛桂士, 山下陽一, 阿立真崇, 本田克久, 上田佑子, 石掛桂士]
通讯作者:
石掛桂士
植物によるドリン類農薬汚染土壌の浄化
利用植物净化被多林农药污染的土壤
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
愛媛大学農学部農場報告 30(印刷中)
影响因子:
--
作者:
[石掛桂士, 山下陽一, 阿立真崇, 本田克久, 上田佑子]
通讯作者:
上田佑子