脂肪酸の炭素安定同位体比を用いた二枚貝の栄養源推定と食物網解析への応用
脂肪酸の炭素安定同位体比を用いた二枚貝の栄養源推定と食物網解析への応用
批准号:
25920012
负责人:
丸尾 知佳子
金额:
$0.38万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2014-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
二枚貝類は摂餌や被食を通じて, 沿岸域の物質循環に重要な役割を果たしており, その生息環境の保護は生物多様性の保全のために非常に重要である. しかし, 干潟の二枚貝の餌料は, 一次生産者やデトリタス等であることは既往研究において示されているが, その餌料中のどのような栄養源が二枚貝にとって有用なのかは分かっていない. そこで, 本研究は, 脂肪酸の炭素安定同位体比を用いて二枚貝にとっての真の栄養源を推定する上で必要な基礎的データを収集し, 食物網解析へ応用することを目的とした.生態系の食物網解析手法として安定同位対比や脂肪酸組成の解析が良く用いられている. 対して, 各脂肪酸中の炭素安定同位体比を解析する手法により餌料源だけではなく, 摂餌者にとって質の良い栄養源を解析できることが分かってきている. そこで, 餌料源として, 生息域水中の懸濁態有機物と底質中の有機物, 底生微細藻類を分析した. 宮城県名取市の広浦から底質を採取し, 底生微細藻類を分離培養した. 培養後, 同一の培養ロットを2つに分け, 片方はそのまま室内にて培養を継続し, もう一方は, バクテリアや微細な有機物は通さないが, 栄養塩は透過することができる透析膜に入れ, 広浦にて1ヶ月間, 現地で培養を行った. 1ヶ月後, 回収した藻類の脂肪酸組成, および脂肪酸の炭素安定同位体比を測定した. 結果, どの脂肪酸中の炭素安定同位体比も, 現場で培養した方が約5‰低い値となった. 例えば, 脂肪酸の炭素安定同位体比は, 室内実験系のリノール酸は-19.3‰であるのに対し, 現場実験系は-25.7‰であった. 広浦底質のリノール酸は, 約28‰程度を示すことが多いため, 底生微細藻類よりも重い炭素原が底質中に存在することになる. つまり, 底質は有機物と微細藻類の混合物であるため, 本研究のように詳細な解析をすることで, 餌料源解析がさらに進み, 食物網解析へ応用されることが期待される.
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
イソシジミ(Nuttallia olivacea)の成育状況と餌料環境の変動特性
海螺生长状况及饲养环境的变化
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[工藤愛架, 他5名, 西川 隼人, 丸尾 知佳子]
通讯作者:
丸尾 知佳子
干潟のブルーカーボン算出に向けた二枚貝の炭素貯留量の推定
-
批准号:23H05400
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
-
资助金额:$0.31万
-
财政年份:2023
-
负责人:丸尾 知佳子
-
依托单位:
脂肪酸の炭素安定同位体比を用いた二枚貝の生息環境評価のモデル開発
-
批准号:26920011
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
-
资助金额:$0.51万
-
财政年份:2014
-
负责人:丸尾 知佳子
-
依托单位:
脂肪酸の安定同位体比による食物網解析技術の開発と汽水域生態系解析への応用
-
批准号:23920011
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
-
资助金额:$0.38万
-
财政年份:2011
-
负责人:丸尾 知佳子
-
依托单位: