超音波内視鏡による喉頭癌の浸潤範囲の同定に関する研究
超音波内視鏡による喉頭癌の浸潤範囲の同定に関する研究
批准号:
08771457
负责人:
草場 隆
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1996
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1996 至 --
中文摘要
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英文摘要
初期の声門癌で、腫瘍が声帯靭帯まで達しているかいないかを判別するために、現在は術前の喉頭のストロボスコープで腫瘍部分の振幅があるか否かでおおまかな判断を下し、喉頭微細手術の術中に局所に局所麻酔薬を注入して腫瘍組織が浮き上がってくるか否かで判断している。しかしこれは必ずしも正確ではなく、ややもすると切除範囲の不足につながり、患者に術後照射などの侵襲の大きい追加治療を追わせることとなる。そこで、超音波内視鏡で喉頭癌T1aでの腫瘍の浸潤範囲を的確に把握できるか否かを知ることを目的として、以下の検討を行った。方法は、挿管麻酔での喉頭微細手術の時にキシロカイン・ゼリーを喉頭内に注入する。現在当院消化器病センターで用いている食道用の超音波内視鏡で声帯を調べた。喉頭癌T1aの患者5名に対して、本研究を行った。その結果、正常側声帯では、声帯の粘膜、固有層浅層、固有層深層、筋肉がきれいに識別できることがわかった。ただ、これは注入キシロカインの状態によりきわめて不安定となり、わずかな気泡も大きな影響を及ぼすことがわかった。そのため、注入法を改善していく必要がある。一方、患側声帯では、あまりにbulkyな病変では、浸潤程度の描出はできないこと、浸潤の深さに関してはほぼ予想がつきそうだという感触を得た。これはまだ統計的処理ができるほど症例がないので確実なこととは言えないが、ストロボスコープの所見や、局所麻酔薬注入の結果とほぼ異ならず、それよりも幾分正確のようであった。今後は、症例を増やしていきたいと考えている。
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