一次元系および梯子系銅酸化物の電子状態と励起スペクトル
一次元系および梯子系銅酸化物の電子状態と励起スペクトル
批准号:
09740276
负责人:
遠山 貴巳
金额:
$1.02万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
第一に、コーナー共有型の銅・酸素鎖を持つ銅酸化物絶縁体において、超交換相互作用の大きさが系の次元性に強く依存しているという実験事実に注目した。この原因を微視的な観点から明らかにすることは、電子状態の特徴を解明することにつながるからである。一次元物質の超交換相互作用は二次元物質の約二倍、梯子系の横木方向の超交換相互作用は足方向の約半分というのが実験から得られている特徴となっている。銅酸化物を支配する各種パラメー夕のなかでも、銅3d軌道と酸素2p軌道の間の電子の飛び移りエネルギーや、酸素2p軌道間のそれに超交換相互作用の次元・物質依存性を生じさせる起源があることを系統的かつ詳細な電子状態の研究から明らかにした。その要点は、結晶構造に起因する静電的マーデルングポテンシャルが、銅3d軌道や、酸素2p軌道に関係した電子遷移に大きな寄与を及ぼすということである。この結果は、銅酸化物の電子状態におけるマーデルングポテンシャルの重要性を示唆している。第二に、昨年度行なったスピン励起にギャップを持つ一次元銅酸化物の低エネルギー励起の研究を発展させるため、梯子格子系がスピンギャップを持つ事に注目してその絶縁体状態における一粒子励起スペクトルを調べた。一次元の場合と同様、スピンギャップの存在のために準粒子が存在することは以前から知られていた。本研究では、スピンギャップのもう一つの効果として、スペクトル強度もスピンギャップの存在に敏感であることを示した。スピンギャップの起源がd波RVB状態となっていることが重要であり、高温超伝導体との接点を明らかにすることが今後の課題である。その他、梯子格子系の電子状態と相分離の関係やストライプ構造の安定性に関する研究も行った。
英文摘要
第一に、コーナー共有型の銅・酸素鎖を持つ銅酸化物絶縁体において、超交換相互作用の大きさが系の次元性に強く依存しているという実験事実に注目した。この原因を微視的な観点から明らかにすることは、電子状態の特徴を解明することにつながるからである。一次元物質の超交換相互作用は二次元物質の約二倍、梯子系の横木方向の超交換相互作用は足方向の約半分というのが実験から得られている特徴となっている。銅酸化物を支配する各種パラメー夕のなかでも、銅3d軌道と酸素2p軌道の間の電子の飛び移りエネルギーや、酸素2p軌道間のそれに超交換相互作用の次元・物質依存性を生じさせる起源があることを系統的かつ詳細な電子状態の研究から明らかにした。その要点は、結晶構造に起因する静電的マーデルングポテンシャルが、銅3d軌道や、酸素2p軌道に関係した電子遷移に大きな寄与を及ぼすということである。この結果は、銅酸化物の電子状態におけるマーデルングポテンシャルの重要性を示唆している。第二に、昨年度行なったスピン励起にギャップを持つ一次元銅酸化物の低エネルギー励起の研究を発展させるため、梯子格子系がスピンギャップを持つ事に注目してその絶縁体状態における一粒子励起スペクトルを調べた。一次元の場合と同様、スピンギャップの存在のために準粒子が存在することは以前から知られていた。本研究では、スピンギャップのもう一つの効果として、スペクトル強度もスピンギャップの存在に敏感であることを示した。スピンギャップの起源がd波RVB状態となっていることが重要であり、高温超伝導体との接点を明らかにすることが今後の課題である。その他、梯子格子系の電子状態と相分離の関係やストライプ構造の安定性に関する研究も行った。
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遠山貴巳: "Stripe Stability in the Extended t-J Model on Planes and Four-Leg Ladders" Physical Review B. (発表予定). (1999)
Takami Toyama:“平面和四腿梯子上扩展 t-J 模型中的条纹稳定性”物理评论 B.(待提交)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
水野義明: "Electronic States and Excitation Spectra of Copper Oxides with Ladder and/or chain" Journal of Physics and Chemistry of Solids. (発表予定). (1998)
Yoshiaki Mizuno:“梯形和/或链状铜氧化物的电子态和激发光谱”《固体物理与化学杂志》(即将出版)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
水野義明: "Superexchange Interaction in Cuprates" Physical Review B. 58巻・22号. R14713-R14716 (1998)
Yoshiaki Mizuno:“铜酸盐中的超级交换相互作用”物理评论 B. 第 58 卷,第 22 期。R14713-R14716 (1998)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
遠山貴巳: "Effect of Spin Gap on Single-Hole Excitation Spectrum in the One-Dimensional t-J-J' Model" Journal of Physics and Chemistry of Solids. (発表予定). (1998)
Takami Toyama:“一维 t-J-J 模型中自旋间隙对单孔激发谱的影响”《固体物理与化学杂志》(即将出版)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
前川禎通: "Spin and Charge Excitations and Photoemission Spectra in 1D and 2D Cuprates" Journal of Physics and Chemistry of Solids. (発表予定). (1998)
Sadamichi Maekawa:“一维和二维铜酸盐中的自旋和电荷激发以及光发射光谱”《固体物理与化学杂志》(即将出版)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
共鳴非弾性X線散乱で解き明かされる電荷秩序系の時空間ダイナミクス
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批准号:24K00560
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.15万
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财政年份:2024
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负责人:遠山 貴巳
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依托单位:
電子伝達機能をもつ鉄-硫黄タンパク質の電子状態-物性物理からのアプローチ-
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批准号:20654032
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2008
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负责人:遠山 貴巳
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依托单位:
高温超伝導体の強磁場下の電子状態とスピンダイナミクス
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批准号:18044002
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.77万
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财政年份:2006
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负责人:遠山 貴巳
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依托单位:
キャリアドープされたモット絶縁体の電子状態に関する理論的研究
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批准号:14038203
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.64万
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财政年份:2002
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负责人:遠山 貴巳
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依托单位:
モット絶縁体の非線形光学応答に関する理論的研究
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批准号:12740196
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2000
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负责人:遠山 貴巳
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依托单位:
キャリアドープされたモット絶縁体のスピン・電荷ストライプ秩序に関する理論的研究
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批准号:12046209
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$0.83万
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财政年份:2000
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负责人:遠山 貴巳
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依托单位:
海外基金