長期吸収曝露された人造鉱物繊維の排泄機構及び肺の線維化・発癌性に関する基礎的研究
長期吸収曝露された人造鉱物繊維の排泄機構及び肺の線維化・発癌性に関する基礎的研究
批准号:
09770281
负责人:
大和 浩
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
石綿の代替品として様々な人造鉱物繊維(man-made mineral fiber:MMMF)が開発され、その生産量も急増してきている。吸入曝露された鉱物繊維の持つ生体影響を確認するために、実験動物(Wistar系雄ラット)に対して、セラミック繊維およびチタン酸繊維(チタン酸カリウムウィスカ)の長期(1年間)吸入曝露実験を実施し、曝露終了直後、終了6ケ月後、12ケ月後にラットを解剖した。肺の病理変化について。線維化と発癌性の有無を中心に検討した。その結果、セラミック繊維曝露群では肺の線維化をはじめ、曝露による影響はほとんど認められなかった。チタン酸繊維曝露群では、肺全体におけるびまん性の線維化は認められず、チタン酸繊維を貧食したマクロファージ周囲の肺胞壁に軽度の線維化を認めるのみであった。いずれの繊維の曝露においても、コントロール群に比較して有意な腫瘍の発生は認められなかった。繊維の肺からの排泄に重要な半減期に関する検討では、セラミック繊維もチタン酸繊維も、その半減期は3〜4ケ月であった。しかし、チタン酸繊維は肺内での溶解性が低いことから、マクロファージによる排泄が働きにくい長い繊維の半減期が延長することが確認された。以上より、チタン酸繊維のように生体内での溶解性が低い人造鉱物繊維については、その取り扱いは石綿同様に充分注意する必要があると考えられた。
英文摘要
石綿の代替品として様々な人造鉱物繊維(man-made mineral fiber:MMMF)が開発され、その生産量も急増してきている。吸入曝露された鉱物繊維の持つ生体影響を確認するために、実験動物(Wistar系雄ラット)に対して、セラミック繊維およびチタン酸繊維(チタン酸カリウムウィスカ)の長期(1年間)吸入曝露実験を実施し、曝露終了直後、終了6ケ月後、12ケ月後にラットを解剖した。肺の病理変化について。線維化と発癌性の有無を中心に検討した。その結果、セラミック繊維曝露群では肺の線維化をはじめ、曝露による影響はほとんど認められなかった。チタン酸繊維曝露群では、肺全体におけるびまん性の線維化は認められず、チタン酸繊維を貧食したマクロファージ周囲の肺胞壁に軽度の線維化を認めるのみであった。いずれの繊維の曝露においても、コントロール群に比較して有意な腫瘍の発生は認められなかった。繊維の肺からの排泄に重要な半減期に関する検討では、セラミック繊維もチタン酸繊維も、その半減期は3〜4ケ月であった。しかし、チタン酸繊維は肺内での溶解性が低いことから、マクロファージによる排泄が働きにくい長い繊維の半減期が延長することが確認された。以上より、チタン酸繊維のように生体内での溶解性が低い人造鉱物繊維については、その取り扱いは石綿同様に充分注意する必要があると考えられた。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
H.Yamato,et.al.: "Clerance of inhlaed potassium octatitanate whisker in rat lungs" Advances in the Prevention of Occupational Respiratory Diseases Elsevier Science, 587-590 (1998)
H.Yamato 等人:“大鼠肺部吸入八钛酸钾晶须的清除”职业呼吸系统疾病预防进展 Elsevier Science,587-590 (1998)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
吸入曝露された人造鉱物繊維の生体内滞留性に関する基礎的研究
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批准号:08770293
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1996
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负责人:大和 浩
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依托单位:
海外基金