肺の線維化と気腫化における誘導型NO合成酵素遺伝子発現の意義とNOの役割
肺の線維化と気腫化における誘導型NO合成酵素遺伝子発現の意義とNOの役割
批准号:
09770429
负责人:
郡 和宏
金额:
$1.34万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
本年度は昨年度に引き続き、研究目的の肺の急性傷害と修復過程でのiNOS遺伝子発現の関与、iNOS誘導が気腫化と線維化の規定因子となるか、肺のiNOS発現誘導と肺胞マクロファージのNO産生との相関、線維化関連サイトカインの遺伝子発現への影響、iNOS遺伝子発現に対する各種抗炎症剤、抗生剤、抗酸化剤の効果、について検討した。マウスにプレオマイシン(BLM)を腹腔内少量間歇投与することによりヒト肺線維症類似の肺線維化が生じた。この線維化はniacin(NA)やnicotinamide(ND)により抑制された。BLM投与により肺胞マクロファージでのiNOS遺伝子発現は軽度誘導されたが、線維化関連サイトカインtransforming growth factor β、platelet-derived growth factorの肺組織における発現は線維化群、線維化抑制群、対照群間で明らかな差を認めなかった。またNAやNDによる線維化抑制は急性期の炎症抑制に基づくものではなかった。一方、培養ラット肺胞マクロファージを用いてlipopolysaccharideとinterferon・γにより誘導されるiNOS遺伝子発現とNO産生をそれぞれノザンプロット法とポーラログラフィ法で検討したところ、ステロイドホルモンや非ステロイド消炎剤、マクロライド系抗生剤はいNOS遺伝子発現とこれに基づくNO産生を有意に抑制したが、セフエム系抗生剤、ペニシリン系抗生剤、ニューキノロン系抗菌剤、抗酸化剤に抑制効果は認められなかった。これらを考慮すると、炎症による肺の急性傷害の成立に肺胞マクロファージでのiNOS遺伝子発現とそれによるNO産生が寄与している可能性はあるが、iNOS発現自体が線維化関連サイトカインの発現などを通じて肺の線維化を規定する可能性は低いと考えられた。またマクロライド系抗生剤や抗炎症薬がiNOS発現を抑制することにより線維化や気腫化につながる肺の傷害を防ぐ可能性が示唆された。
英文摘要
本年度は昨年度に引き続き、研究目的の肺の急性傷害と修復過程でのiNOS遺伝子発現の関与、iNOS誘導が気腫化と線維化の規定因子となるか、肺のiNOS発現誘導と肺胞マクロファージのNO産生との相関、線維化関連サイトカインの遺伝子発現への影響、iNOS遺伝子発現に対する各種抗炎症剤、抗生剤、抗酸化剤の効果、について検討した。マウスにプレオマイシン(BLM)を腹腔内少量間歇投与することによりヒト肺線維症類似の肺線維化が生じた。この線維化はniacin(NA)やnicotinamide(ND)により抑制された。BLM投与により肺胞マクロファージでのiNOS遺伝子発現は軽度誘導されたが、線維化関連サイトカインtransforming growth factor β、platelet-derived growth factorの肺組織における発現は線維化群、線維化抑制群、対照群間で明らかな差を認めなかった。またNAやNDによる線維化抑制は急性期の炎症抑制に基づくものではなかった。一方、培養ラット肺胞マクロファージを用いてlipopolysaccharideとinterferon・γにより誘導されるiNOS遺伝子発現とNO産生をそれぞれノザンプロット法とポーラログラフィ法で検討したところ、ステロイドホルモンや非ステロイド消炎剤、マクロライド系抗生剤はいNOS遺伝子発現とこれに基づくNO産生を有意に抑制したが、セフエム系抗生剤、ペニシリン系抗生剤、ニューキノロン系抗菌剤、抗酸化剤に抑制効果は認められなかった。これらを考慮すると、炎症による肺の急性傷害の成立に肺胞マクロファージでのiNOS遺伝子発現とそれによるNO産生が寄与している可能性はあるが、iNOS発現自体が線維化関連サイトカインの発現などを通じて肺の線維化を規定する可能性は低いと考えられた。またマクロライド系抗生剤や抗炎症薬がiNOS発現を抑制することにより線維化や気腫化につながる肺の傷害を防ぐ可能性が示唆された。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
郡 和宏: "ラット肺胞マクロファージにおける誘導型NO合成酵素(iNOS)遺伝子発現に対するマクロライトの効果" 日本呼吸器学会雑誌. 36.増刊. 302-302 (1998)
Kazuhiro Guni:“Macrolyte 对大鼠肺泡巨噬细胞中诱导型 NO 合酶 (iNOS) 基因表达的影响”,日本呼吸学会杂志 36。特刊(1998 年)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Kazuhiro Kohri: "Effects of Macrolide Antibiotics on iNOS Gene Expression in Rat Pulmonary Alveolar Macrophages" American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine. 157・3. A811-A811 (1998)
Kazuhiro Kohri:“大环内酯类抗生素对大鼠肺泡巨噬细胞 iNOS 基因表达的影响”美国呼吸与重症监护医学杂志 157・3(1998 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
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