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抗菌剤を含む試作リン酸カルシウムセメントによる象牙質の再石灰化と歯髄の消炎効果

抗菌剤を含む試作リン酸カルシウムセメントによる象牙質の再石灰化と歯髄の消炎効果
使用含有抗菌剂的磷酸钙水门汀原型对牙本质进行再矿化和对牙髓的抗炎作用
批准号:
09771631
负责人:
井口 由利
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998

项目摘要

项目成果

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抗菌剤を含む試作リン酸カルシウムセメントによる象牙質の再石灰化と歯髄の消炎効果を検討している。その結果、抗菌剤を含まないリン酸カルシウムセメントの場合には初期において桿状体の出現が著名であり炎症の存在を認めた。長期観察例においてはリンパ球、形質細胞を主とする炎症性細胞の浸潤と毛細血管のうっ血を認めたが、修復象牙質の生成は認められなかった。一方、抗菌剤を含むリン酸カルシウムセメントの場合には初期において象牙芽細胞の退行変性を認めるものの炎症をほとんど認めず、長期観察例においては修復象牙質の生成と形質細胞を主とする炎症性細胞の浸潤による慢性炎症の存在を認めた。抗菌剤を含むか否かに関らず、短期、長期例の炎症の程度はシリケートセメントより小さかった。以上の結果から、抗菌材(チモール)は、処置後比較的初期の間に炎症を抑えるような効果を発揮するのではないかと推察された。細胞毒性試験の結果では、ユージノールセメントがもっとも強い毒性、シリケートセメントが顕著な毒性を示し、リン酸カルシウムセメントの場合には抗菌剤を含む場合も含まない場合にも毒性を示さないことがわかっている。また、抗菌剤を含んだリン酸カルシウムセメントは齲蝕原性菌に対して抗菌性を示すことがわかっている(IADR abst#2526)。これらの結果と今回の結果から、抗菌剤を含んだリン酸カルシウムセメントの場合には、比較的初期に歯髄の炎症を抑えつつ修復象牙質の生成を促すような働きがあるのではないかと示唆された。
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