フッ素化脂肪酸化合物を認識する新規細胞膜輸送体の検索とそのクローニング
フッ素化脂肪酸化合物を認識する新規細胞膜輸送体の検索とそのクローニング
批准号:
09772029
负责人:
工藤 なをみ
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
フッ素系界面活性剤であるペルフルオロ脂肪酸類(PFCA)は齧歯類に強いペルオキシソーム増殖や、肝脂肪蓄積をおこす。本研究者は、ラットに対する作用の強さが炭素数の異なるPFCA間で大きく異なり、炭素数の長いPFCAほど強い作用を示すことを明らかにしてきた。また、ペルフルオ口オクタン酸(PFOA)は雄ラットには効果を示すものの雌ラットには全く効果を示さないという性差があった。このようなPFCAの炭素鎖長、性による差は初代培養肝細胞においては全く認められなかったことからPFCAの体内動態が異なる可能性が示唆されてきた。本年度はHPLCを用いた微量のPFCA定量法を開発する事によって、GLC法より20倍程度感度が高く、また、GLCでは測定できなかった炭素鎖長の短いPFCAの定量法を開発した。この方法を用いて肝臓のPFCA濃度を測定したところ、炭素鎖長の長いPFCAほど肝臓への残存性が高く、また、PFOAやペルフルオロノナン酸(PFNA)は雌より雄の肝臓に高濃度蓄積していた。血清中のPFCA濃度も肝臓とほぼ同様の傾向を示した。PFCの種類、性によらずPFCAの肝濃度とペルオキシソーム増殖作用の間には高い相関関係が認められた。PFCAの排泄を検討したところ、炭素数7-10のPFCAはいずれも投与後60時間で3-6%が糞中へ排泄され、PFCAの炭素鎖長や性による鎖はほとんど認められなかった。これに対し、尿中ヘの排泄量はPFCA間で大きく異なり、炭素鎖長の長いPFCAほど尿中へは排泄されにくいことが判明した。また、PFCAの尿中排泄はプロベネシドにより阻害された。以上の結果から、炭素鎖長の短いPFCAは尿細管分泌によって体外に排泄されるのに対し、炭素鎖長の長いPFCAはこの輸送系には認識されないものと考えられる。現在、この輸送系の性質を検討中である。
英文摘要
フッ素系界面活性剤であるペルフルオロ脂肪酸類(PFCA)は齧歯類に強いペルオキシソーム増殖や、肝脂肪蓄積をおこす。本研究者は、ラットに対する作用の強さが炭素数の異なるPFCA間で大きく異なり、炭素数の長いPFCAほど強い作用を示すことを明らかにしてきた。また、ペルフルオ口オクタン酸(PFOA)は雄ラットには効果を示すものの雌ラットには全く効果を示さないという性差があった。このようなPFCAの炭素鎖長、性による差は初代培養肝細胞においては全く認められなかったことからPFCAの体内動態が異なる可能性が示唆されてきた。本年度はHPLCを用いた微量のPFCA定量法を開発する事によって、GLC法より20倍程度感度が高く、また、GLCでは測定できなかった炭素鎖長の短いPFCAの定量法を開発した。この方法を用いて肝臓のPFCA濃度を測定したところ、炭素鎖長の長いPFCAほど肝臓への残存性が高く、また、PFOAやペルフルオロノナン酸(PFNA)は雌より雄の肝臓に高濃度蓄積していた。血清中のPFCA濃度も肝臓とほぼ同様の傾向を示した。PFCの種類、性によらずPFCAの肝濃度とペルオキシソーム増殖作用の間には高い相関関係が認められた。PFCAの排泄を検討したところ、炭素数7-10のPFCAはいずれも投与後60時間で3-6%が糞中へ排泄され、PFCAの炭素鎖長や性による鎖はほとんど認められなかった。これに対し、尿中ヘの排泄量はPFCA間で大きく異なり、炭素鎖長の長いPFCAほど尿中へは排泄されにくいことが判明した。また、PFCAの尿中排泄はプロベネシドにより阻害された。以上の結果から、炭素鎖長の短いPFCAは尿細管分泌によって体外に排泄されるのに対し、炭素鎖長の長いPFCAはこの輸送系には認識されないものと考えられる。現在、この輸送系の性質を検討中である。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Takeshi Ohya: "Determination of perfluorinated carboxylic acids by high-performance chromatigraphy in biological samples." Journal of Chromatography B. 720. 1-7 (1998)
Takeshi Ohya:“通过高效色谱法测定生物样品中的全氟羧酸。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Naomi Kudo: "Alterations by perfluorooctanoic acid of glycerolipid metabolism in rat liver." Chemico-Biological Interactions. in press
Naomi Kudo:“全氟辛酸对大鼠肝脏甘油脂代谢的改变。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Naomi Kudo: "Quantitation of perfluorocarboxylic acids by gas-liquid chromatography in rat tiscues." Toxicology Letters. 99. 183-190 (1998)
Naomi Kudo:“通过气液色谱法定量大鼠组织中的全氟羧酸。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
環境汚染物質による肺の障害機構とマクロファージの役割の解明
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批准号:05780396
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1993
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负责人:工藤 なをみ
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依托单位:
重金属暴露による肺炎症過程におけるマクロファージの役割の解明
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批准号:04770316
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1992
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负责人:工藤 なをみ
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依托单位: