小児開心術における血管内皮細胞障害の予防:白血球接着分子抑制因子の臨床応用
小児開心術における血管内皮細胞障害の予防:白血球接着分子抑制因子の臨床応用
批准号:
10770656
负责人:
駒井 宏好
金额:
$1.22万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
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英文摘要
当初の計画通り患者の家族にinformed concentをとった上で29例の小児開心術患者より採血を行った。うち14例でMDSを投与した。採取した血液は遠心分離しThrombomodulin、過酸化脂質、補体C3、顆粒球エラスターゼ、および血中ミエロペルオキシダーゼの測定を行った。また臨床的な肺血管障害の指標となるrespiratory indexを術後に血液ガス分析結果より算出した。結果:体外循環前後で対照群ではThrombomodulin(FU/mL)は3.9±1.5から4.8±1.9に増加するのに対しMDS群は3.9±1.6から3.7±1.3とほぼ不変であった。また顆粒球エラスターゼ(μg/L)は対照群135±64から776±202、MDS群97±41から511±221と増加は対照群のほうが大きかった。血中ミエロペルオキシダーゼ(μg/L)も対照群312±145から537±215、MDS群264±140から379±84と顆粒球エラスターゼ同様増加は対照群の方が大きかった。内皮細胞障害を最も顕著に反映する肺酸素化能の指標であるrespiratory indexも術直後、術後3時間で対照群は1.85±0.62、1.75±0.41であるのに対し、MDS群では1.49±0.20、1.58±0.41と良好に経過した。過酸化脂質、C3に関しては両群間で差はなかった。この結果よりMDSは当初仮定したとおり白血球による障害を抑制している可能性が示唆され、臨床的にも術後の肺機能障害を防御していることが確認された。
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