トランスフェリン-PEG-リポソームを用いた癌治療遺伝子の固形癌への送達法の開発
トランスフェリン-PEG-リポソームを用いた癌治療遺伝子の固形癌への送達法の開発
批准号:
10771272
负责人:
石田 理
金额:
$0.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 1999
中文摘要
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英文摘要
申請者は、課題である『トランスフェリン-PEG-リポソームを用いた癌治療遺伝子の固形癌への送達法の開発』に対し、以下の実験を行ったので、その結果を報告する。前年度、開発した手法におけるリポソーム-DNA複合体(リポプレックス)の担癌マウスでの腫瘍組織への移行性及び発現性を、放射活性ラベル体を用いた体内動態及び、腫瘍組織におけるレポーター遺伝子の発現(luciferase活性)より検討した。その結果、腫瘍組織におけるluciferase活性は、非常に弱く、TNFによる集積増強処置を行うまでもないほどであった。そこで、計画書に示した『陽荷電物質を核にしたDNA複合体をリポソームに封入する方法』を元に、より安定なリポプレックスの調製法を検討した。中でも、DNA/プロタミン複合体を超音波処理によって微粒子化したePCリポソームにて封入する調製法は、DNAの封入率を約40-60%と水和法以上に高くし、粒子径を約200nm以下に抑える事が出来た。更に、このリポプレックスは、DNase耐性を示し、DNA/プロタミン複合体の解離試薬にも耐性を示した事から、完全にリポソーム内にDNAを封入すると考えられ、高い安定性を示すものと考えられた。また、これにpH感受性膜融合物質sucPGを添加したもので、培養細胞(colon26,AsPC-1)に対する遺伝子(luciferase活性)の発現が観察された。更に、トランスフェリンの添加で、無添加のものと比べ2倍に達する発現が見られ、トランスフェリンを用いる有用性が確認された。以上が、本研究における経過である。現在、担癌マウスで、体内動態及び、腫瘍組織におけるレポーター遺伝子の発現を検討中である。
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