頚動脈狭窄における血管内ステント治療後の内膜過形成に対する予防的放射線治療の効果
頚動脈狭窄における血管内ステント治療後の内膜過形成に対する予防的放射線治療の効果
批准号:
11770508
负责人:
外山 芳弘
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
目的:頚動脈へのステント留置後の内膜過形成に対する放射線照射の効果を検討する.方法:ウサギ(日本白色,雌,4kg)を使用し,ネンブタール5ml筋注による全身麻酔下に,コーディスバルーン拡張型ステント(拡張径3.5,4,5mm)を右総頚動脈に誘導し,8気圧バルーン拡張にてステントを留置した.直後,24時間後,48時間後に放射線外照射を局所10Gy/1回施行し,4週間後に血管造影を施行後,屠殺し頚動脈を採取しホルマリン固定を行った,組織標本はステント中央部分の切片にてhematoxylin and eosin及びvan Gieson's Elastine染色を行った.結果:血管撮影の変化;ステント留置部での狭窄率は未照射群0.59,直後群0.84,24時間後群0.67,48時間群0.7と直後群の成績が最も良好であった.病理学的変化;ステント周囲には異物反応として組織球様細胞の集積と血栓形成が認められたが,個体により未熟な血栓から線維芽細胞や平滑筋細胞の豊富な器質化血栓まで様々であった.より器質化したものの表面には1-2層の内皮細胞が被覆していたが,未処置内皮細胞に比較して,核が腫大し細胞密度も高い傾向にあった.本来の中膜膠原線維はステントにより強く圧排され,循環不全のためか石灰化層の形成も見られた.これらの病理学的変化について各群間での差は認められなかった.内膜肥厚については血栓形成の程度がまちまちで評価は困難であった.まとめ:頚動脈へのステント留置後の内膜過形成において放射線外照射により抑制効果が認められた.本検討では照射時期における差は認められなかったが,過形成内膜の完成時期での評価が得られておらず,今後の検討課題と考えられた.
英文摘要
目的:頚動脈へのステント留置後の内膜過形成に対する放射線照射の効果を検討する.方法:ウサギ(日本白色,雌,4kg)を使用し,ネンブタール5ml筋注による全身麻酔下に,コーディスバルーン拡張型ステント(拡張径3.5,4,5mm)を右総頚動脈に誘導し,8気圧バルーン拡張にてステントを留置した.直後,24時間後,48時間後に放射線外照射を局所10Gy/1回施行し,4週間後に血管造影を施行後,屠殺し頚動脈を採取しホルマリン固定を行った,組織標本はステント中央部分の切片にてhematoxylin and eosin及びvan Gieson's Elastine染色を行った.結果:血管撮影の変化;ステント留置部での狭窄率は未照射群0.59,直後群0.84,24時間後群0.67,48時間群0.7と直後群の成績が最も良好であった.病理学的変化;ステント周囲には異物反応として組織球様細胞の集積と血栓形成が認められたが,個体により未熟な血栓から線維芽細胞や平滑筋細胞の豊富な器質化血栓まで様々であった.より器質化したものの表面には1-2層の内皮細胞が被覆していたが,未処置内皮細胞に比較して,核が腫大し細胞密度も高い傾向にあった.本来の中膜膠原線維はステントにより強く圧排され,循環不全のためか石灰化層の形成も見られた.これらの病理学的変化について各群間での差は認められなかった.内膜肥厚については血栓形成の程度がまちまちで評価は困難であった.まとめ:頚動脈へのステント留置後の内膜過形成において放射線外照射により抑制効果が認められた.本検討では照射時期における差は認められなかったが,過形成内膜の完成時期での評価が得られておらず,今後の検討課題と考えられた.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
海外基金