円錐型テイラー・クエット流の流動・混合現象の解明と新型化学反応装置への応用
円錐型テイラー・クエット流の流動・混合現象の解明と新型化学反応装置への応用
批准号:
12750663
负责人:
大村 直人
金额:
$1.6万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001
中文摘要
本研究では、円錐型のテイラー・クエット流も渦流状態において、大域循環流の効果で渦セルが自発的に軸方向に移動することに着目して、この流れ形の混合特性が低剪断でマイルドであり、かつ大域的な混合も良いという予測をたてた。この予測に基づき、この流れ系の有する複雑な流動状態を精密に制御することにより、今までにない新規な反応装置への展開を目指し、以下の項目について調べることを目的とする。1)数値計算法、流れの可視化法、流速測定法を用いて詳細に流動状態を調べる。2)蛍光染料を用いた可視化法による濃度変位測定等により混合・反応特性を調べる。今年度は昨年度作成の流動マップに基づき、各流動モードの流動特性を調べるとともに、蛍光染料にフルオレセインナトリウムを用いて、中和反応を利用することによる孤立混合領域の可視化および、トレーサ応答法による混合特性について調べた。また、一般の撹拌槽の混合と比較するために、低レイノルズ数域における撹拌槽の孤立混合領域についても調べた。同様に従来型の円筒型のテイラー渦流反応装置についても層流混合特性を調べた。その結果、円錐型のテイラー・クエット流反応装置において、大域循環流の効果で渦セルが自発的に軸方向に移動する流れモードは比較的低いレイノルズ数域で出現し、渦セルの移動速度はレイノルズ数が低いほど速くなることがわかった。さらに、この流れモードでは注入されたトレーサは渦内に留まり、渦セルの移動により上方に移動することがわかった。このことより、このモードの混合特性は従来の渦セルが移動しない定在型のテイラー渦流とは全く異なったものであることがわかった。また、定在型の渦流モードに対して、流れ場に微小な周期的摂動を加えると撹拌槽の孤立混合領域と同様のフラクタルな微細構造が生じることもわかった。以上の結果から、大域循環流の効果で渦セルが自発的に軸方向に移動する流れモードを混合に利用すれば、非常に流速の遅い状態でも大域的な混合が有効に行われることが確かめられた。このことより、バイオリアクターや重合反応装置などの低剪断や高粘性によるレイノルズ数の低い操作条件が必要な反応装置に対して、この流れが非常に有効であることがわかった。
英文摘要
本研究では、円錐型のテイラー・クエット流も渦流状態において、大域循環流の効果で渦セルが自発的に軸方向に移動することに着目して、この流れ形の混合特性が低剪断でマイルドであり、かつ大域的な混合も良いという予測をたてた。この予測に基づき、この流れ系の有する複雑な流動状態を精密に制御することにより、今までにない新規な反応装置への展開を目指し、以下の項目について調べることを目的とする。1)数値計算法、流れの可視化法、流速測定法を用いて詳細に流動状態を調べる。2)蛍光染料を用いた可視化法による濃度変位測定等により混合・反応特性を調べる。今年度は昨年度作成の流動マップに基づき、各流動モードの流動特性を調べるとともに、蛍光染料にフルオレセインナトリウムを用いて、中和反応を利用することによる孤立混合領域の可視化および、トレーサ応答法による混合特性について調べた。また、一般の撹拌槽の混合と比較するために、低レイノルズ数域における撹拌槽の孤立混合領域についても調べた。同様に従来型の円筒型のテイラー渦流反応装置についても層流混合特性を調べた。その結果、円錐型のテイラー・クエット流反応装置において、大域循環流の効果で渦セルが自発的に軸方向に移動する流れモードは比較的低いレイノルズ数域で出現し、渦セルの移動速度はレイノルズ数が低いほど速くなることがわかった。さらに、この流れモードでは注入されたトレーサは渦内に留まり、渦セルの移動により上方に移動することがわかった。このことより、このモードの混合特性は従来の渦セルが移動しない定在型のテイラー渦流とは全く異なったものであることがわかった。また、定在型の渦流モードに対して、流れ場に微小な周期的摂動を加えると撹拌槽の孤立混合領域と同様のフラクタルな微細構造が生じることもわかった。以上の結果から、大域循環流の効果で渦セルが自発的に軸方向に移動する流れモードを混合に利用すれば、非常に流速の遅い状態でも大域的な混合が有効に行われることが確かめられた。このことより、バイオリアクターや重合反応装置などの低剪断や高粘性によるレイノルズ数の低い操作条件が必要な反応装置に対して、この流れが非常に有効であることがわかった。
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M.N.Noui-Mehidi: "Mechanism of Mode Selection for Taylor Vortex Flow between Coaxial Conical Rotating Cylinders"Journal of Fluid Structure. (掲載決定).
M.N.Noui-Mehidi:“同轴锥形旋转圆柱体之间泰勒涡流的模式选择机制”流体结构杂志(已出版)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
T.Makino: "Observation of Isolated Mixing Regions in a Stirred Vessel"Journal of Chemical Engineering of Japan. Vol.34・No.5. 574-578 (2001)
T.Makino:“搅拌容器中孤立混合区域的观察”日本化学工程学报第 34 卷第 574-578 期(2001 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
M.N.Noui-Mehidi: "An Experimental Investigation of Flow Mode Selection in a Conical Taylor-Couette System"International Journal of Fluid Dynamics (Internet Journal). Vol.5 ・Article 1. 1-16 (2001)
M.N.Noui-Mehidi:“圆锥泰勒-库埃特系统中流动模式选择的实验研究”国际流体动力学杂志(互联网杂志)第 5 卷·第 1. 1-16 条(2001 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
T.Takigawa: "Mixing-Effective Motion of High Viscosity Fluid Around a Rotating Elliptic Cylinder."Journal of Chemical Engineering of Japan. 33(3). 420-426 (2000)
T.Takikawa:“高粘度流体围绕旋转椭圆柱的混合有效运动”。日本化学工程杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
M.N.Noui-Mehidi: "An Experimental and Numerical Investigation of Taylor Vortex Flow in the System of Coaxial Rotating Conical Cylinders"Proceedings of 14^<th> Australasian Fluid Mechanics Conference, Adelaide University, Australia. (CD-ROM). 617-620 (2001
M.N.Noui-Mehidi:“同轴旋转锥形圆柱体系统中泰勒涡流的实验和数值研究”第 14 届澳大利亚流体力学会议论文集,澳大利亚阿德莱德大学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 12 条
プロセス強化のための情報理論を融合した複雑化学プロセスのシンセシスの方法論の構築
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批准号:24H00396
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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资助金额:$31.12万
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财政年份:2024
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负责人:大村 直人
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依托单位:
テイラー渦流などの流体技術を用いた化学反応プロセスのプロセス強化
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批准号:08F08732
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.77万
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财政年份:2008
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负责人:大村 直人
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依托单位:
生物的進化戦略を利用した化学反応場の最適混合パターンの創出
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批准号:10750547
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1998
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负责人:大村 直人
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依托单位: