ヒト免疫不全ウイルス(HIV)のphenotype定量法の開発とその臨床的意義
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)のphenotype定量法の開発とその臨床的意義
批准号:
12770212
负责人:
森 治代
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001
中文摘要
本研究は、HIV感染者におけるウイルスphenotype(NSI/SIあるいはR5/X4)を定量し、その変動と感染者の病態・治療効果との関連性を明らかにすることを目的とする。前年度の結果より、MAGIC 5細胞およびMAGI細胞を用いた感染細胞数の比較によるphenotypeの定量は困難であることが判明したため、今年度は計画を変更し、HIVとコレセプターの結合を特異的に阻害するTAK-771(TAK : CCR5阻害剤)とAMD3100(AMD : CXCR4阻害剤)を利用して、それらに対するウイルスの感受性を比較することによりphenotypeの定量を試みた。HIV-1の実験室株であるBa-L株(NSI : R5)とNL432株(SI : X4)を種々の割合で混合したウイルス液を作製し、クローニングによりBa-LとNL432の混合比率を確認すると同時に、各ウイルス混合液のTAKとAMDに対する感受性をMAGIC 5細胞を用いたアッセイにより測定した。その結果、R5ウイルスであるBa-Lの混合比が低くなるに従ってTAK感受性が低下し、NL432の割合が90%を越えるとそれまで見られなかったAMDに対する感受性が回復することが明らかになり、TAK、AMDそれぞれに対する50%抑制濃度と90%抑制濃度を組み合わせることによりphenotypeの定量が可能であることが示唆された。そこで、臨床分離株についてクローニングによるR5/X4混合比とMAGIC 5アッセイとの比較を行ったところ、実験室株とほぼ同様の結果が得られ、コレセプター阻害剤を利用したphenotype定量法が臨床株に応用できることが示された。また、同一感染者から経時的に分離された株についてMAGIC 5アッセイの結果を解析したところ、治療経過との関連性が認められたことから、ウイルスphenotypeの定量は治療効果を判定・予測するマーカーとして有用であると考えられた。
英文摘要
本研究は、HIV感染者におけるウイルスphenotype(NSI/SIあるいはR5/X4)を定量し、その変動と感染者の病態・治療効果との関連性を明らかにすることを目的とする。前年度の結果より、MAGIC 5細胞およびMAGI細胞を用いた感染細胞数の比較によるphenotypeの定量は困難であることが判明したため、今年度は計画を変更し、HIVとコレセプターの結合を特異的に阻害するTAK-771(TAK : CCR5阻害剤)とAMD3100(AMD : CXCR4阻害剤)を利用して、それらに対するウイルスの感受性を比較することによりphenotypeの定量を試みた。HIV-1の実験室株であるBa-L株(NSI : R5)とNL432株(SI : X4)を種々の割合で混合したウイルス液を作製し、クローニングによりBa-LとNL432の混合比率を確認すると同時に、各ウイルス混合液のTAKとAMDに対する感受性をMAGIC 5細胞を用いたアッセイにより測定した。その結果、R5ウイルスであるBa-Lの混合比が低くなるに従ってTAK感受性が低下し、NL432の割合が90%を越えるとそれまで見られなかったAMDに対する感受性が回復することが明らかになり、TAK、AMDそれぞれに対する50%抑制濃度と90%抑制濃度を組み合わせることによりphenotypeの定量が可能であることが示唆された。そこで、臨床分離株についてクローニングによるR5/X4混合比とMAGIC 5アッセイとの比較を行ったところ、実験室株とほぼ同様の結果が得られ、コレセプター阻害剤を利用したphenotype定量法が臨床株に応用できることが示された。また、同一感染者から経時的に分離された株についてMAGIC 5アッセイの結果を解析したところ、治療経過との関連性が認められたことから、ウイルスphenotypeの定量は治療効果を判定・予測するマーカーとして有用であると考えられた。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
森治代: "HAARY療法の効果に影響を及ぼすHIV-1のウイルス学的特徴"感染症流行予測調査結果報告書. 第35報. 3-5 (2000)
Haruyo Mori:“影响HAARY治疗效果的HIV-1病毒特征”传染病流行预测调查结果报告第35次(2000年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
生薬によりHIV潜伏感染細胞の活性化を抑制する試み
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批准号:08770261
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1996
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负责人:森 治代
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依托单位: