バイオマテリアルの生体内劣化とマクロファージ
バイオマテリアルの生体内劣化とマクロファージ
批准号:
13875026
负责人:
小茂鳥 潤
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
本年度は,生体内のin vivoにおける腐食メカニズムを解明することを目的として研究を行った.生体内における腐食挙動を模擬するため,U937細胞から分化させたマクロファージ(Mφ)を培養し,これを含む培養液中においてステンレス鋼の腐食試験を行った.培養液中における腐食反応速度は交流インピーダンス法により測定し,浸漬時間の経過にともなう腐食速度の変化を調べた.また,異物を貧食したMφ活性化の影響を調べるため,ポリエチレン粒子を貧食したMφを培養し,同様な腐食試験を行った.さらに,試験後の試料表面を走査型電子顕微鏡,原子間力顕微鏡および走査型電子顕微鏡により詳細に分析し,その腐食挙動について検討・考察を加えた.得られた結論を以下に示す.(1)Mφを含む培養液中に浸漬した試料は,試料表面には極微細な凹凸が多数形成され,時間経過とともに粗さと腐食反応速度が増加することが明らかとなった.このことは,Mφの存在が生体材料の腐食に大きな影響を及ぼすことを示すものである.(2)ポリエチレン粒子を貧食させることにより,免疫反応を活性化させたMφを含む培養液中の試料の場合,その表面粗さ,腐食反応速度ともにそれを貧食していない場合と比較して大となることが明らかとなった.このことは,Mφの活性化が金属材料の腐食を促進させることを示すものである.(3)Mφおよび活性化したMφを含む培養液の場合,試料表面より金属イオン(Fe,Ni,Mo)の溶出が増加することが明らかとなった.このことは,Mφの貧食反応が生体材料の金属溶出に多大な影響を及ぼすことを示すものである.(4)生体内に金属材料がインプラントされた場合,その表面に形成された腐食生成物や摩耗紛を貧食することによりMφが活性化し,その影響によりインプラント材の腐食が加速されるとする,金属系生体材料のin vivo腐食モデルを提案した.
英文摘要
本年度は,生体内のin vivoにおける腐食メカニズムを解明することを目的として研究を行った.生体内における腐食挙動を模擬するため,U937細胞から分化させたマクロファージ(Mφ)を培養し,これを含む培養液中においてステンレス鋼の腐食試験を行った.培養液中における腐食反応速度は交流インピーダンス法により測定し,浸漬時間の経過にともなう腐食速度の変化を調べた.また,異物を貧食したMφ活性化の影響を調べるため,ポリエチレン粒子を貧食したMφを培養し,同様な腐食試験を行った.さらに,試験後の試料表面を走査型電子顕微鏡,原子間力顕微鏡および走査型電子顕微鏡により詳細に分析し,その腐食挙動について検討・考察を加えた.得られた結論を以下に示す.(1)Mφを含む培養液中に浸漬した試料は,試料表面には極微細な凹凸が多数形成され,時間経過とともに粗さと腐食反応速度が増加することが明らかとなった.このことは,Mφの存在が生体材料の腐食に大きな影響を及ぼすことを示すものである.(2)ポリエチレン粒子を貧食させることにより,免疫反応を活性化させたMφを含む培養液中の試料の場合,その表面粗さ,腐食反応速度ともにそれを貧食していない場合と比較して大となることが明らかとなった.このことは,Mφの活性化が金属材料の腐食を促進させることを示すものである.(3)Mφおよび活性化したMφを含む培養液の場合,試料表面より金属イオン(Fe,Ni,Mo)の溶出が増加することが明らかとなった.このことは,Mφの貧食反応が生体材料の金属溶出に多大な影響を及ぼすことを示すものである.(4)生体内に金属材料がインプラントされた場合,その表面に形成された腐食生成物や摩耗紛を貧食することによりMφが活性化し,その影響によりインプラント材の腐食が加速されるとする,金属系生体材料のin vivo腐食モデルを提案した.
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片平和俊: "ELID研削による表面機能性の改善(ステンレス鋼の腐食特性に及ぼすELID研削の効果)"2001年度精密工学会秋季大会学術講演会,大阪,9月.
Shun Katahei:“通过 ELID 研磨改善表面功能(ELID 研磨对不锈钢腐蚀特性的影响)”2001 年日本精密工程学会秋季会议,大阪,9 月。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Yusuke Goto: "Effect of Plastic Deformation and Static Stress on Corrosion of Ti-6Al-4V Alloy"10^<th> World Conference on Titanium, Hamburg, July(2003).
Yusuke Goto:“塑性变形和静态应力对 Ti-6Al-4V 合金腐蚀的影响”第 10 届世界钛会议,汉堡,2003 年 7 月。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Masayoshi MIZUTANI: "Effect of ELID Grinding Method on Corrosion resistance and Micro-Hardness of Metallic Biomaterials (Ti-6Al-4V alloy)"Conference proceedings of 5th international conference and general meeting of EUSPEN, Germany, May(2003).
Masayoshi MIZUTANI:“ELID磨削方法对金属生物材料(Ti-6Al-4V合金)的耐腐蚀性和显微硬度的影响”第五届国际会议和EUSPEN全体会议的会议记录,德国,2003年5月。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Hitoshi Ohmori: "Improvement of Corrosion Resistance in Metallic Biomaterials by a New Electrical Grinding Technique"Annuals of CIRP, San Sebastian, Aug.(2002).
Hitoshi Ohmori:“通过新的电研磨技术提高金属生物材料的耐腐蚀性”CIRP 年鉴,圣塞巴斯蒂安,8 月(2002 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Mizutani Masayoshi: "Effects of ELID Grinding Condition on Corrosion Response of Metallic Biomaterials(Ti-6Al-4V alloy)"6^<th>International Conference on Progress of Machining Technology(ICPMT),Xian, P.R.China, Sept.(2002).
水谷正义:“ELID磨削条件对金属生物材料(Ti-6Al-4V合金)腐蚀响应的影响”第6届国际机械加工技术进展会议(ICPMT),中国西安,9月(2002年)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 14 条
ポリシラザンを利用したシリカ膜の創製と生体適合性の評価
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批准号:16656044
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2004
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负责人:小茂鳥 潤
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依托单位:
生体疑似環境下におけるチタン合金の疲労破壊挙動の解明
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批准号:08750119
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1996
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负责人:小茂鳥 潤
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依托单位:
密度変化率による極低サイクル疲労寿命評価
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批准号:07750121
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1995
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负责人:小茂鳥 潤
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依托单位:
レーザ照射を応用した疲労損傷修復技術の開発
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批准号:05750098
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1993
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负责人:小茂鳥 潤
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依托单位:
レーザ処理による疲労損傷の回復
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批准号:03750055
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1991
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负责人:小茂鳥 潤
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依托单位:
海外基金