母親の松果体ホルモンが齢と関連して妊娠・発達・性の分化に及ぼす影響
母親の松果体ホルモンが齢と関連して妊娠・発達・性の分化に及ぼす影響
批准号:
13877001
负责人:
加地 隆
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2003
中文摘要
ヒトと同様に生殖活動に季節変動の見られない雌性ウィスターラットで、松果体からのメラトニンの有無は加齢と関連して生殖機能、その胎仔・乳仔の発達にいかなる影響を及ぼすかなどを検索した。1.先に松果体除去(PX)母からの出産仔数は90〜100日齢の初産時に多く、体重も軽い事を報告したが、膣スメア診を約10日間行なった後に交尾させると、出産仔数と体重に有意差は認められなくなった。膣スメア診というストレスに対する反応は対照群よりもPXラットで強いことが示唆された。2.PX母からの出産仔の中に無尾症などの先天奇形を有する仔が時々見出されること、頻度はPX群(出産仔1263匹中7匹)で対照群(1328匹中0匹)よりも有意に高い(P<0.006)ことを確認した。従って、母親の松果体の存在は胎仔の発達に影響を与え、奇形の発現を抑制する可能性がある。3.妊娠20日期でPX母の胎仔68匹中に1匹の無尾症奇形胎仔を見出したが、対照群の胎仔89匹中には現在までのところ奇形はない。引き続き心臓および染色標本により骨格系の奇形の有無を検索中。4.生後発達:脳の乾・湿重量とその体重比は生後7〜14日期でPX群において対照群よりも低値を示す傾向が見られ、腎臓や精巣では変化は見られなかった。従って、母親の松果体の存在は全身の発達における脳の発達の割合を高めている可能性がある。PX群の新生仔の中には眼球の乾燥重量や水分含量が低値を示す個体が存在すること、また、生後14日期には対照群では眼球の水分含量に日内変動が認められるようになるが、PX群ではそのような日内変動は不明瞭であることを明らかにした。5.性周期:膣スメアは生後60〜90日期ではPX群・対照群共にほぼ全例が4日周期を示した。生後17〜18か月の中年期では、4日周期を示す個体数は対照群では約10%だったのに対し、PX群では半数を占めた。それ以外では不規則から連続的非発情状態を示す個体が大部分で、連続発情状態を示す個体はPX群・対照群共に低頻度であった。4日周期または類似の状態を示す18か月齢ラットにメラトニン入り飲料水を時間制限装置により日内暗期に飲ませると、発情間期が増え4日周期が崩れる例が多かった。この効果は対照群の方がPX群よりも弱かった。一方、生後17〜18か月期で連続非発情状態または連続発情状態にある対照ラットおよびPXラットに同様にメラトニンを飲ませても、一般に連続非発情状態または連続発情状態は各々変化しなかった。また、稀には例外的な変化も見られた。
英文摘要
ヒトと同様に生殖活動に季節変動の見られない雌性ウィスターラットで、松果体からのメラトニンの有無は加齢と関連して生殖機能、その胎仔・乳仔の発達にいかなる影響を及ぼすかなどを検索した。1.先に松果体除去(PX)母からの出産仔数は90〜100日齢の初産時に多く、体重も軽い事を報告したが、膣スメア診を約10日間行なった後に交尾させると、出産仔数と体重に有意差は認められなくなった。膣スメア診というストレスに対する反応は対照群よりもPXラットで強いことが示唆された。2.PX母からの出産仔の中に無尾症などの先天奇形を有する仔が時々見出されること、頻度はPX群(出産仔1263匹中7匹)で対照群(1328匹中0匹)よりも有意に高い(P<0.006)ことを確認した。従って、母親の松果体の存在は胎仔の発達に影響を与え、奇形の発現を抑制する可能性がある。3.妊娠20日期でPX母の胎仔68匹中に1匹の無尾症奇形胎仔を見出したが、対照群の胎仔89匹中には現在までのところ奇形はない。引き続き心臓および染色標本により骨格系の奇形の有無を検索中。4.生後発達:脳の乾・湿重量とその体重比は生後7〜14日期でPX群において対照群よりも低値を示す傾向が見られ、腎臓や精巣では変化は見られなかった。従って、母親の松果体の存在は全身の発達における脳の発達の割合を高めている可能性がある。PX群の新生仔の中には眼球の乾燥重量や水分含量が低値を示す個体が存在すること、また、生後14日期には対照群では眼球の水分含量に日内変動が認められるようになるが、PX群ではそのような日内変動は不明瞭であることを明らかにした。5.性周期:膣スメアは生後60〜90日期ではPX群・対照群共にほぼ全例が4日周期を示した。生後17〜18か月の中年期では、4日周期を示す個体数は対照群では約10%だったのに対し、PX群では半数を占めた。それ以外では不規則から連続的非発情状態を示す個体が大部分で、連続発情状態を示す個体はPX群・対照群共に低頻度であった。4日周期または類似の状態を示す18か月齢ラットにメラトニン入り飲料水を時間制限装置により日内暗期に飲ませると、発情間期が増え4日周期が崩れる例が多かった。この効果は対照群の方がPX群よりも弱かった。一方、生後17〜18か月期で連続非発情状態または連続発情状態にある対照ラットおよびPXラットに同様にメラトニンを飲ませても、一般に連続非発情状態または連続発情状態は各々変化しなかった。また、稀には例外的な変化も見られた。
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T.Kachi: "Effects of maternal pineal hormone on development and sex ratio of offsprings and maternal aging of reproductive activities in rats"Proceeding of "MELATONIN AND BIOLOGICAL RHYTHMS SYMPOSIUM". O6 (2001)
T.Kachi:“母体松果体激素对大鼠后代发育和性别比例的影响以及母体生殖活动的衰老”《褪黑素与生物节律研讨会》论文集。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
加地 隆: "雌性ラットの松果体が成熟・老化と関連して生殖機能に及ぼす影響:出産仔の数と性比"解剖学雑誌. 77・Sup. 42 (2002)
Takashi Kaji:“雌性大鼠松果体对成熟和衰老相关生殖功能的影响:后代数量和性别比例”解剖学杂志 77・Sup 42(2002)。
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发表时间:
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影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
T.Kachi: "Effects of maternal pinealectomy on aging of maternal reproductive activities and on brain water and development in offsprings of rats"Proceeding of 34^<th> international congress of physiological sciences. 2128 We K 412 (2001)
T.Kachi:“母体松果体切除术对母体生殖活动老化以及大鼠后代脑水和发育的影响”第34届国际生理科学大会论文集。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
渡邊 誠二: "老齢雌性ラットにおける性周期・産仔数・排卵数と産仔の染色体の検索:松果体ホルモンとの関連"解剖学雑誌. 77・Sup. Appendix 22 (2002)
Seiji Watanabe:“搜索老年雌性大鼠的发情周期、后代数量、排卵数量和后代染色体:与松果体激素的关系”解剖学杂志附录 22(2002 年)。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
T.Kachi: "Pinealectomy and melatonin influence the estrous cycle in aged Wistar-strain rats."The Japanese Journal of Physiology. 53・Suppl.. S293 (2003)
T.Kachi:“松果体切除术和褪黑激素影响老年 Wistar 品系大鼠的动情周期。”日本生理学杂志 53·Suppl.. S293 (2003)
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 8 条
松果体機能と調節-時間生物学, 交感神経・副腎髄質系, 糖代謝, 膜面構造と関連して
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批准号:X00090----457001
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.59万
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财政年份:1979
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负责人:加地 隆
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依托单位:
松果体におけるグリコゲンの機能的意義に関する形態学的研究
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批准号:X00210----077023
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.16万
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财政年份:1975
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负责人:加地 隆
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依托单位:
マウス松果体細胞のグリコゲン量にみられる日内リズムの形態学的研究
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批准号:X00210----977001
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.17万
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财政年份:1974
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负责人:加地 隆
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依托单位:
海外基金