プロスペクト理論を用いた不確実性下における交通行動の分析
プロスペクト理論を用いた不確実性下における交通行動の分析
批准号:
16656154
负责人:
北村 隆一
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
本年度は,所要時間の不確実性を確率分布により表現するという立場から,実所要時間分布から認知所要時間分布を推定する手法を開発した.実所要時間分布と認知所要時間分布との関係性を記述する有効な数理モデルとしてあげられるのが,Kahneman and TverskyやPrelecにより提案されているウエイト関数である.ウエイト関数は,「不確実性下において意思決定者は,実際に生起する確率をそのまま認知している訳ではなく,何らかのバイアスを持って認知している」ことを数理モデルで表現するものである.ウエイト関数を用いることにより,不確実性に対する態度を記述することが可能であり,パラメータ推定値から実所要時間分布がどのようなバイアスを持って認知されているのかを明らかにすることが可能となる.このウエイト関数を用いて,昨年度実施したダイアリーアンケート調査ならびに今年度実施した室内実験のデータにより,実所要時間の平均値・標準偏差と認知所要時間から認知所要時間分布を推定した.Kahneman and Tversky型ウエイト関数・Prelec型ウエイト関数ともに,そのパラメータ推定結果からは次の知見を得た:(1)早い所要時間の生起確率は実際よりも小さく認知する,(2)遅い所要時間の生起確率は実際よりも大きく認知する,(3)平均値付近の生起確率は実際よりも大きめに認知される.「所要時間が大きくなるほどその生起確率を大きく認知する」「実所要時間平均値周辺の生起確率は実際よりも大きく認知する」というように形で通勤者が不確実性を認知しているという結果は,現実問題として制約時刻の存在する通勤行動では妥当な結果であり,意思決定者の認識の歪みを考慮することで,交通行動の解釈の幅を広げると考えられる.
英文摘要
本年度は,所要時間の不確実性を確率分布により表現するという立場から,実所要時間分布から認知所要時間分布を推定する手法を開発した.実所要時間分布と認知所要時間分布との関係性を記述する有効な数理モデルとしてあげられるのが,Kahneman and TverskyやPrelecにより提案されているウエイト関数である.ウエイト関数は,「不確実性下において意思決定者は,実際に生起する確率をそのまま認知している訳ではなく,何らかのバイアスを持って認知している」ことを数理モデルで表現するものである.ウエイト関数を用いることにより,不確実性に対する態度を記述することが可能であり,パラメータ推定値から実所要時間分布がどのようなバイアスを持って認知されているのかを明らかにすることが可能となる.このウエイト関数を用いて,昨年度実施したダイアリーアンケート調査ならびに今年度実施した室内実験のデータにより,実所要時間の平均値・標準偏差と認知所要時間から認知所要時間分布を推定した.Kahneman and Tversky型ウエイト関数・Prelec型ウエイト関数ともに,そのパラメータ推定結果からは次の知見を得た:(1)早い所要時間の生起確率は実際よりも小さく認知する,(2)遅い所要時間の生起確率は実際よりも大きく認知する,(3)平均値付近の生起確率は実際よりも大きめに認知される.「所要時間が大きくなるほどその生起確率を大きく認知する」「実所要時間平均値周辺の生起確率は実際よりも大きく認知する」というように形で通勤者が不確実性を認知しているという結果は,現実問題として制約時刻の存在する通勤行動では妥当な結果であり,意思決定者の認識の歪みを考慮することで,交通行動の解釈の幅を広げると考えられる.
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An analysis of the day-to-day variability in the individual's action space : An exploration of the six-week Mobidrive travel diary data
对个人行动空间日常变化的分析:对六周 Mobidrive 旅行日记数据的探索
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Transportation Research Record 1902
影响因子:
--
作者:
[Susilo, Y.O., R.Kitamura]
通讯作者:
R.Kitamura
所要時間の認知に基づくセーフティーマージンの要因分析
基于所需时间识别的安全裕度因子分析
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
土木計画学研究・論文集 22
影响因子:
--
作者:
[牛若健吾, 菊池輝, 北村隆一]
通讯作者:
北村隆一
Commuters' Perception of Travel Time and Uncertainty under Congestion Pricing : Results of Six-week Field Experiment
通勤者对拥堵收费下的出行时间和不确定性的看法:六周现场实验的结果
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ushiwaka, K., A., Kikuchi, R., Kitamura]
通讯作者:
Kitamura
Valuing Expressways under Time Pressures
在时间压力下评估高速公路的价值
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Transportation Research Board 85th Annual Meeting (CD-ROM)
影响因子:
--
作者:
[Senbil, M., R.Kitamura]
通讯作者:
R.Kitamura
Travel time bandwidth as a measure of perceived travel time variability : An empirical analysis of its effectiveness
行程时间带宽作为感知行程时间变异性的衡量标准:对其有效性的实证分析
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kitamura, R., A., Kikuchi, K., Ushiwaka]
通讯作者:
Ushiwaka
共 6 条
MCMC法による1日の活動パターンの生成手法に関する研究
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批准号:12875093
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2000
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负责人:北村 隆一
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依托单位:
連続平面座標システムを用いた交通行動モデルの開発
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批准号:10875100
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1998
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负责人:北村 隆一
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依托单位:
個人の選択行動に伴う意思決定プロセスの形成過程に関する研究
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批准号:08875097
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1996
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负责人:北村 隆一
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依托单位:
海外基金