微細探針を用いた走差型SQUID顕微鏡センシングコイルによる空間分解能向上の研究
微細探針を用いた走差型SQUID顕微鏡センシングコイルによる空間分解能向上の研究
批准号:
17651077
负责人:
岡安 悟
金额:
$1.79万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
走査型SQUID顕微鏡の空間分解能を向上するために、まずミクロンオーダーの微細探針の作製について検討を行った。本研究は年度途中からの採択であったため、ゼロから作製するのは時間的な余裕がなく、代替品を探すことになった。その結果、MFM(磁気力顕微鏡)に使われているカンチレバー(市販品)の先端部分が我々の目的に適していることがわかった。1個5千円程度と比較的安価であることから、これを用いた測定を行うこととした。10ミクロン程度の探針を正確にピックアップコイル上に固定することが最大の問題となったが、生命科学で用いられているマイクロマニピュレーターを利用することで問題をクリアすることができた。こうして作製した専用ピックアップコイルを用いて空間分解能の測定を行った。測定にはSQUID顕微鏡に付属の専用ミアンダパターンを用いた。測定はa)ニオブ薄膜上の磁束量子観察、b)ミアンダパターンをそれぞれ測定し、標準のピックアップコイルの測定結果と比較した。その結果、次のようなことが明らかになった。1.ピックアップコイル上に取り付けたカンチレバーが周囲の磁束を集めるため、未装着の標準ピックアップコイルより神門が大きくなる(オシロスコープの出力波形の比較で約3倍)。2.そのため磁束量子のイメージ像は標準のものに比べ4倍に拡がったものとなる(標準では直径10μmの像として見える物が、カンチレバー付きでは40μmになる)。また磁束量子の測定データの絶対値がΦ0からずれてしまう。これについては現在原因を検討中である。3.ミアンダパターンも実際は2.5μmのものが10μmになり、ほぼ4倍に拡がって観測される。カンチレバーを取り付けたことで磁束のレンズ効果のようなことが起こっていると考えられる。この現象についてはまだ実験データが不足していると考えており、今後も系統的な実験データを測定し、空間分解能向上につなげたい。
英文摘要
走査型SQUID顕微鏡の空間分解能を向上するために、まずミクロンオーダーの微細探針の作製について検討を行った。本研究は年度途中からの採択であったため、ゼロから作製するのは時間的な余裕がなく、代替品を探すことになった。その結果、MFM(磁気力顕微鏡)に使われているカンチレバー(市販品)の先端部分が我々の目的に適していることがわかった。1個5千円程度と比較的安価であることから、これを用いた測定を行うこととした。10ミクロン程度の探針を正確にピックアップコイル上に固定することが最大の問題となったが、生命科学で用いられているマイクロマニピュレーターを利用することで問題をクリアすることができた。こうして作製した専用ピックアップコイルを用いて空間分解能の測定を行った。測定にはSQUID顕微鏡に付属の専用ミアンダパターンを用いた。測定はa)ニオブ薄膜上の磁束量子観察、b)ミアンダパターンをそれぞれ測定し、標準のピックアップコイルの測定結果と比較した。その結果、次のようなことが明らかになった。1.ピックアップコイル上に取り付けたカンチレバーが周囲の磁束を集めるため、未装着の標準ピックアップコイルより神門が大きくなる(オシロスコープの出力波形の比較で約3倍)。2.そのため磁束量子のイメージ像は標準のものに比べ4倍に拡がったものとなる(標準では直径10μmの像として見える物が、カンチレバー付きでは40μmになる)。また磁束量子の測定データの絶対値がΦ0からずれてしまう。これについては現在原因を検討中である。3.ミアンダパターンも実際は2.5μmのものが10μmになり、ほぼ4倍に拡がって観測される。カンチレバーを取り付けたことで磁束のレンズ効果のようなことが起こっていると考えられる。この現象についてはまだ実験データが不足していると考えており、今後も系統的な実験データを測定し、空間分解能向上につなげたい。
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Dynamic Ordering of Vortex Matter in Amorphous MoGe Films
非晶 MoGe 薄膜中涡旋物质的动态排序
DOI:
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发表时间:
2006
期刊:
AIP Conference Proceedings 850
影响因子:
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作者:
[N. Kokubo, S. Okayasu and K. Kadowaki]
通讯作者:
S. Okayasu and K. Kadowaki
A trial usage of microprobes for improvements of a Scanning SQUID microscope
尝试使用微探针改进扫描 SQUID 显微镜
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Physica C (in press)
影响因子:
--
作者:
[S.Okayasu, N.Kokubo, I.Kakeya]
通讯作者:
I.Kakeya
Vortex observation in TI-based superconductors with a scanning SQUID microscopy
使用扫描 SQUID 显微镜观察基于 TI 的超导体中的涡旋
DOI:
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发表时间:
2006
期刊:
Physica C 437-438
影响因子:
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作者:
[S.Okayasu, T.Nishio, M.Ono, T.Mashimo, Y.Tanaka, A.Iyo]
通讯作者:
A.Iyo
Vortex imaging in TI-based superconductors with a scanning SQUID microscopy
使用扫描 SQUID 显微镜在基于 TI 的超导体中进行涡旋成像
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Physica C 445-448
影响因子:
--
作者:
[S.Okayasu, T.Nishio, M.Ono, T.Mashimo, Y.Tanaka, A.Iyo]
通讯作者:
A.Iyo
Neutron irradiation effects on spin thermoelectric devices and development of neutron detector
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批准号:21K12526
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2021
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负责人:岡安 悟
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依托单位:
海外基金