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エサと武器を持つキクイムシのエサ資源獲得戦略と共生系進化機構の解明

エサと武器を持つキクイムシのエサ資源獲得戦略と共生系進化機構の解明
阐明树皮甲虫食物与武器的食物资源获取策略及共生进化机制
批准号:
17657011
负责人:
後藤 秀章
金额:
$1.98万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
今年度は、九州南部、奄美大島、徳之島、沖縄本島において調査を行い、全ての地域からカシノナガキクイムシ(以下、カシナガ)を採集した。また、奄美大島と九州南部の個体からは、ブナ科樹木萎凋病菌(以下、ナラ菌)と、エサと考えられる複数の随伴菌が分離された。カジナガとナラ菌については、これまで得られたサンプルから分子系統解析を行った。カシナガは系統解析の結果大きく2つのクレードを形成し、またそれぞれのクレードはさらに2つのサブクレードを形成することがわかった。また、これらカシナガのクレードは形態的な変異を伴っていた。ナラ菌は系統解析の結果、南西諸島の一部から分離された菌株を除いて、すべて同じクレードに入った。エサとなる随伴菌類には複数の種が存在することが明らかになった。これらの随伴菌はまとめてカシナガによって摂食されていると考えられ、エサとして主要な菌があるかどうか、またいずれの菌が重要であるかは明らかにならなかったため、分子系統解析にはいたらなかった。さらに、これらの随伴菌類の菌相には、地域間の違いは見いだされなかった。エサとなる菌について系統解析が行えなかったため、当初目的とした菌の役割によるカシナガとの共進化過程の推測は行えなかった。一方、カシナガとナラ菌については、長期隔離されていると考えられる南西諸島のみにナラ菌の分化が見いだされたことから、ナラ菌が異なるクレードのカシナガの間で乗りうつる可能性が考えられた。
英文摘要
今年度は、九州南部、奄美大島、徳之島、沖縄本島において調査を行い、全ての地域からカシノナガキクイムシ(以下、カシナガ)を採集した。また、奄美大島と九州南部の個体からは、ブナ科樹木萎凋病菌(以下、ナラ菌)と、エサと考えられる複数の随伴菌が分離された。カジナガとナラ菌については、これまで得られたサンプルから分子系統解析を行った。カシナガは系統解析の結果大きく2つのクレードを形成し、またそれぞれのクレードはさらに2つのサブクレードを形成することがわかった。また、これらカシナガのクレードは形態的な変異を伴っていた。ナラ菌は系統解析の結果、南西諸島の一部から分離された菌株を除いて、すべて同じクレードに入った。エサとなる随伴菌類には複数の種が存在することが明らかになった。これらの随伴菌はまとめてカシナガによって摂食されていると考えられ、エサとして主要な菌があるかどうか、またいずれの菌が重要であるかは明らかにならなかったため、分子系統解析にはいたらなかった。さらに、これらの随伴菌類の菌相には、地域間の違いは見いだされなかった。エサとなる菌について系統解析が行えなかったため、当初目的とした菌の役割によるカシナガとの共進化過程の推測は行えなかった。一方、カシナガとナラ菌については、長期隔離されていると考えられる南西諸島のみにナラ菌の分化が見いだされたことから、ナラ菌が異なるクレードのカシナガの間で乗りうつる可能性が考えられた。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
カシノナガキクイムシの屋久島における分布と生態
屋久岛日本树皮甲虫的分布与生态
DOI: --
发表时间: 2006
期刊: 九州森林研究 59
影响因子: --
作者: [Taketomi Y., Iwamasa H., Takahashi T., 後藤秀章, 後藤秀章]
通讯作者: 後藤秀章
薩摩半島におけるカシノナガキクイムシの分布の現況
萨摩半岛日本树皮甲虫的分布现状
DOI: --
发表时间: 2007
期刊: 九州森林研究 60
影响因子: --
作者: [Mitsuhiro Hibino, Masayuki Nakamura, Yuji Kamitaka, Naoshi Ozawa, Takeshi Yao, Mitsuhiro Hibino, 後藤秀章]
通讯作者: 後藤秀章