酸化インジウムを蒸着した固体シンチレーターの開発
酸化インジウムを蒸着した固体シンチレーターの開発
批准号:
19654035
负责人:
福田 善之
金额:
$2.11万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
pp/7Be太陽ニュートリノ観測を目的として、酸化インジウムの薄膜を蒸着した固体シンチレーターの開発を行った。昨年度の開発から、薄膜の材料として酸化インジウム(In_2O_3)に酸化スズ(SnO_3)を重量比で約10%混合させたITO(Indium Tin Oxide)を用い、本学が所有する蒸着装置SVC-700をもちいて薄膜形成を行った。本年度は、直接シンチレーターに蒸着する方法は採用せず、プレパラートに蒸着したものをシンチレーターと光電子増倍管の間に挿入し、蒸着の性質を測定した。使用したシンチレーターは、CsI、BGO(Bi_4、GYSO、YSOの4種類である。昨年度の結果から、ITO蒸着後に着色する現象が観測されたので、これを改善させるため、本年度はアルゴン7Paに酸素1Paを混合した雰囲気で蒸着した。薄膜厚を0.91μm、1.38μm、2.86μmとして酸素導入条件下で形成させた結果、昨年同様に黄色に着色しており酸素導入による効果は確認できなかった。そこで各シンチレーター光を用いて透過率を測定したところ、それぞれ平均75%、55%、35%となった。また、透過率には波長依存性が確認され、長波長で吸収率が少ない傾向であった。酸素導入による効果は440nm以下で5-10%程度の透過率回復を得ており、550nm付近の長波長側の透過率と同程度に回復することがわかった。しかし、10μmの厚みを想定すると透過率は6%程度と計算されて、エネルギー分解能は100%程度に悪化することがシミュレーションにより予想された。100keVで30%のエネルギー分解能を達成するためには、膜厚は0.2μm程度となり、現在の手法では透過率の著しい改善がなされない限り、酸化インジウムを蒸着して太陽ニュートリノ検出器として稼働させる能力がないことがわかった。
英文摘要
pp/7Be太陽ニュートリノ観測を目的として、酸化インジウムの薄膜を蒸着した固体シンチレーターの開発を行った。昨年度の開発から、薄膜の材料として酸化インジウム(In_2O_3)に酸化スズ(SnO_3)を重量比で約10%混合させたITO(Indium Tin Oxide)を用い、本学が所有する蒸着装置SVC-700をもちいて薄膜形成を行った。本年度は、直接シンチレーターに蒸着する方法は採用せず、プレパラートに蒸着したものをシンチレーターと光電子増倍管の間に挿入し、蒸着の性質を測定した。使用したシンチレーターは、CsI、BGO(Bi_4、GYSO、YSOの4種類である。昨年度の結果から、ITO蒸着後に着色する現象が観測されたので、これを改善させるため、本年度はアルゴン7Paに酸素1Paを混合した雰囲気で蒸着した。薄膜厚を0.91μm、1.38μm、2.86μmとして酸素導入条件下で形成させた結果、昨年同様に黄色に着色しており酸素導入による効果は確認できなかった。そこで各シンチレーター光を用いて透過率を測定したところ、それぞれ平均75%、55%、35%となった。また、透過率には波長依存性が確認され、長波長で吸収率が少ない傾向であった。酸素導入による効果は440nm以下で5-10%程度の透過率回復を得ており、550nm付近の長波長側の透過率と同程度に回復することがわかった。しかし、10μmの厚みを想定すると透過率は6%程度と計算されて、エネルギー分解能は100%程度に悪化することがシミュレーションにより予想された。100keVで30%のエネルギー分解能を達成するためには、膜厚は0.2μm程度となり、現在の手法では透過率の著しい改善がなされない限り、酸化インジウムを蒸着して太陽ニュートリノ検出器として稼働させる能力がないことがわかった。
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Development of InP detector for solar pp/7Be neutrino measurement
开发用于太阳能 pp/7Be 中微子测量的 InP 探测器
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宍戸洋一, 他, Y. Fukuda]
通讯作者:
Y. Fukuda
Development of InP detector for pp/7Be solar neutrino measurement
开发用于 pp/7Be 太阳中微子测量的 InP 探测器
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Y.Ashie, 他スーパーカミオカンデコラボレーション, 福田 善之, 福田 善之, 福田 善之, Y. Fukuda]
通讯作者:
Y. Fukuda
Development of InP detector for pp/7Be solar neutrino measumrent
pp/7Be太阳中微子测量InP探测器的研制
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Proceedings for HEP2007 to IoP Journal 101(Submitted)
影响因子:
--
作者:
[谷川清隆, 相馬充, Y. Fukuda]
通讯作者:
Y. Fukuda
Search for Supernova Neutrino Burst at Super-Kamiokande
寻找超级神冈探测器的超新星中微子爆发
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
The Astrophysical Journal 669
影响因子:
--
作者:
[M. Ikeda, A. Takeda, Y. Fukuda, 他]
通讯作者:
他
InP solid state detector for pp/7Be solar neutrinos
用于 pp/7Be 太阳中微子的 InP 固态探测器
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Journal of Physics : Conference Series 136
影响因子:
--
作者:
[Mitsuru Soma, Kiyotaka Tanikawa, Y. Fukuda]
通讯作者:
Y. Fukuda
共 6 条
ジルコニウム96を用いたニュートリノを伴う二重ベータ崩壊事象の観測と半減期の測定
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批准号:23K22514
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$0.83万
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财政年份:2024
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负责人:福田 善之
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依托单位:
Investigation of archaeal membrane protein complexes by the combination of database and AI
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批准号:23K05663
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.08万
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财政年份:2023
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负责人:福田 善之
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依托单位:
Observation of two-neutrino double beta decay events using zirconium 96 and measurement of the half-life
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批准号:22H01243
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.23万
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财政年份:2022
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负责人:福田 善之
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依托单位:
液体シンチレータを用いた太陽ニュートリノと2重ベータ崩壊実験のための基礎開発
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批准号:22540303
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.25万
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财政年份:2010
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负责人:福田 善之
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依托单位:
InP太陽ニュートリノプロトタイプ測定器を用いた制動輻射バックグラウンドの研究
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批准号:17340065
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$10.23万
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财政年份:2005
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负责人:福田 善之
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依托单位:
海外基金