朝鮮半島の数量経済史的分析-資本・人口移動とそのインパクトを中心とする比較研究
朝鮮半島の数量経済史的分析-資本・人口移動とそのインパクトを中心とする比較研究
批准号:
05630038
负责人:
木村 光彦
金额:
$0.45万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
中文摘要
本年度は、課題に即した研究の第1段階として、朝鮮支配が日本経済に与えたインパクトについて重点的に分析した。すなわち第1に貿易、第2に資本移動、第3に労働移動、第4に財政移転をとりあげ、それぞれが日本経済にたいし及ぼした影響を数量的に検証した。このうちもっとも重要であったのは原料供給、なかんずく米供給基地としての朝鮮の役割である。米の輸入は米価を引下げ農民に大きな打撃を与えた。他方それは労働者の実質所得を高めた。これは賃金が米価に連動していなかったという統計的分析結果から確認することができた。この点は従来の研究では示されていなかった。他の要因については、朝鮮支配の影響はとるに足らなかった。輸出市場資本市場としての朝鮮は限界的な位置を占めていたにすぎない。移民についても同じである。財政移転はプラス(日本からネットの流出)であったが、その額は全財政支出に比してごく小さかった。以上の結果は日本帝国主義論に大きな意味をもつ。すなわち日本の朝鮮支配は、政治的パワーを有していた産業資本家の利益と結びついていなかった。逆にもっとも政治的パワーの小さかった労働者の利益と結びついていた。これは、経済的帝国主義論-とくにホブソン・レーニンの理論が日本の場合には妥当しないことを意味する。結局日本帝国主義を説明するには非経済的要因がより重要であることが明らかである。
英文摘要
本年度は、課題に即した研究の第1段階として、朝鮮支配が日本経済に与えたインパクトについて重点的に分析した。すなわち第1に貿易、第2に資本移動、第3に労働移動、第4に財政移転をとりあげ、それぞれが日本経済にたいし及ぼした影響を数量的に検証した。このうちもっとも重要であったのは原料供給、なかんずく米供給基地としての朝鮮の役割である。米の輸入は米価を引下げ農民に大きな打撃を与えた。他方それは労働者の実質所得を高めた。これは賃金が米価に連動していなかったという統計的分析結果から確認することができた。この点は従来の研究では示されていなかった。他の要因については、朝鮮支配の影響はとるに足らなかった。輸出市場資本市場としての朝鮮は限界的な位置を占めていたにすぎない。移民についても同じである。財政移転はプラス(日本からネットの流出)であったが、その額は全財政支出に比してごく小さかった。以上の結果は日本帝国主義論に大きな意味をもつ。すなわち日本の朝鮮支配は、政治的パワーを有していた産業資本家の利益と結びついていなかった。逆にもっとも政治的パワーの小さかった労働者の利益と結びついていた。これは、経済的帝国主義論-とくにホブソン・レーニンの理論が日本の場合には妥当しないことを意味する。結局日本帝国主義を説明するには非経済的要因がより重要であることが明らかである。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
M.Kimura: "Profitability of Japanese Imperialism in Korea,1910-39" Discussion Paper,Faculty of Economics,Tezukayama University. F-071. (1994)
M.Kimura:“日本帝国主义在韩国的盈利能力,1910-39”讨论论文,手冢山大学经济学院。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
植民地下朝鮮の財政:成長と分配に対する影響の数量的研究
-
批准号:59730019
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.26万
-
财政年份:1984
-
负责人:木村 光彦
-
依托单位:
海外基金