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中央アジア・クチャ地方における中国絵画様式の移入

中央アジア・クチャ地方における中国絵画様式の移入
中国画风格传入中亚龟兹地区
批准号:
06610055
负责人:
中野 照男
金额:
$1.15万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 1995

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项目成果

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クチャ地方において、独自の絵画様式に代って、中国様式の絵画が現れるのは、石窟造営の荷担者や画師が変わったからだとされてきた。今年度、本研究は、クチャ地方における絵画様式変化の実態を解明するために、次の調査、研究を行った。(1)中国の正史や古典、仏典に現れたクチャ地方に関連する資料を補訂し、引き続きデータベース化した。(2)各種の石窟関連の図書・文献より、7世紀半ばから9世紀末までの、供養者を中心とした銘記・題記類を採集し、整理を行った。(3)この地域独自の絵画様式、中国絵画様式の両方にみられる画題として、因縁説法図、涅槃図、仏伝図、降魔図、弥勒菩薩兜率天説法図を取り上げ、それらの異同について検討した。(4)クチャ地方、敦煌周辺、および中原地方の石窟の説法図、浄土図などを分析し、その図像構成、様式の異同について検討した。これら資料の収集と検討、比較研究の結果、次のことが判明した。(1)クチャ地域の中国様式の絵画と、それ以前に見られたこの地域独自の様式の絵画との間では、荷担者および画師等の交代を認めざるを得ない。(2)しかし、両方の様式が混交した過渡期の絵画が存在する。クムトラ石窟第43窟は、この地域に伝統的な様式、形態で造営された石窟であるが、その壁画のなかに、部分的に中国様式の影響が認められ、おそらくこの地域の画家が、新に流入した中国様式を学んで描いた例である。反対に、クムトラ石窟第10窟は、漢人画家が、自らの様式でもって描いたが、画題、形式、画面構成などは古い時代のそれを踏襲した例である。(3)クチャ地方における中国的な様式とは、画題面でも様式面でも、典型的な初唐様式の絵画にほかならず、クチャ地域においてこの様式が確立するのは、おそらく7世紀後半から8世紀前半にかけてである。特に、画題として、大掛かりな経変、千仏、単独の尊像が取上げられるのが特徴である。
期刊论文(8)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
中野照男: "克孜尓石窟故事画的形式及年代" 美術研究(MEISHUYANJIU). 75. 20-24 (1994)
Teruo Nakano:“胜井洞物语绘画的形式和年代”艺术研究(MEISHUYANJIU)75。20-24(1994)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
中野照男: "クチャ地方の中国様式絵画" 美術研究. 364. (1996)
中野辉夫:《龟兹地区的中国画》艺术研究364。(1996)
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
勝木言一郎: "小南海石窟中窟の三仏造像と九品往生図浮彫に関する-考察" 美術史. 139. 68-86 (1996)
胜木光一郎:《湘南海石窟三尊佛像及九件浮雕研究》美术史139。68-86(1996)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
勝木言一郎: "敦煌画の観経変日想観図にみる山水表現とその意味について" 藝叢. 11. 1-27 (1995)
Koichiro Katsuki:“论敦煌画《观景编日相观图》中的风景表现及其意义”Geiso。11. 1-27 (1995)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
美術工芸品等の防災に関する調査研究
海外基金