糖尿病マウスの細静脈血管透過性に関する研究
糖尿病マウスの細静脈血管透過性に関する研究
批准号:
06672278
负责人:
藤井 恵美子
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
糖尿病の合併症の一つである細小血管症の発生機序を明らかにするために,糖尿病マウスを用い研究した.1.ストレプトゾトシン誘発糖尿病マウスにおけるブラジキニン(BK),ヒスタミン(Hist),サブスタンスP(Sub P)の血管透過性亢進作用が,正常マウスと異なるか否かを色素漏出法により検討した.〔成績〕糖尿病マウスでのBKの反応は正常マウスと同じであったが,Hist,Sub Pの反応は糖尿病マウスで減弱した.Histの反応の減弱は,インスリン処置により正常に回復し,この反応性の変化は,インスリン欠乏によることが示唆された.2.上記起炎物質による血管透過性亢進作用が,プロスタグランジン(PG)または一酸化窒素(NO)を介しているか否かを合成酵素阻害剤を用いて検討した.〔成績〕糖尿病マウスでも正常マウスと同様に,上記3物質による血管透過性亢進作用にPGが関与すると考えられた.正常マウスでは,BK,Sub Pの作用にNOが関与し,HistではNOは関与しなかった.糖尿病マウスでは3物質すべての作用に対し,NOの関与が示唆された.3.上記起炎物質およびセロトニン(5-HT),PAFの皮下投与が,局所における血流量にどのように影響するかを検討した.〔成績〕正常マウスで背部皮下投与部位の血流量の変化を無麻酔下で測定した結果,PAFでは血流量の増加傾向を示し,BK,Hist,5-HTでは減少傾向を示した.しかし,この方法は再現性に乏しいため,糖尿病マウスでの血流量測定は行わなかった.4.〔結論〕糖尿病動物での,皮膚血管透過性は5-HTで増強,Hist,Sub Pで減弱,BKでは不変となることが明らかとなった.起炎物質の種類により血管透過性に違いが生じたこれらの結果から細小血管症発生の成因を説明することは難しい.更にVEGFなど他の炎症メディエーターについての研究が必要であろう.
英文摘要
糖尿病の合併症の一つである細小血管症の発生機序を明らかにするために,糖尿病マウスを用い研究した.1.ストレプトゾトシン誘発糖尿病マウスにおけるブラジキニン(BK),ヒスタミン(Hist),サブスタンスP(Sub P)の血管透過性亢進作用が,正常マウスと異なるか否かを色素漏出法により検討した.〔成績〕糖尿病マウスでのBKの反応は正常マウスと同じであったが,Hist,Sub Pの反応は糖尿病マウスで減弱した.Histの反応の減弱は,インスリン処置により正常に回復し,この反応性の変化は,インスリン欠乏によることが示唆された.2.上記起炎物質による血管透過性亢進作用が,プロスタグランジン(PG)または一酸化窒素(NO)を介しているか否かを合成酵素阻害剤を用いて検討した.〔成績〕糖尿病マウスでも正常マウスと同様に,上記3物質による血管透過性亢進作用にPGが関与すると考えられた.正常マウスでは,BK,Sub Pの作用にNOが関与し,HistではNOは関与しなかった.糖尿病マウスでは3物質すべての作用に対し,NOの関与が示唆された.3.上記起炎物質およびセロトニン(5-HT),PAFの皮下投与が,局所における血流量にどのように影響するかを検討した.〔成績〕正常マウスで背部皮下投与部位の血流量の変化を無麻酔下で測定した結果,PAFでは血流量の増加傾向を示し,BK,Hist,5-HTでは減少傾向を示した.しかし,この方法は再現性に乏しいため,糖尿病マウスでの血流量測定は行わなかった.4.〔結論〕糖尿病動物での,皮膚血管透過性は5-HTで増強,Hist,Sub Pで減弱,BKでは不変となることが明らかとなった.起炎物質の種類により血管透過性に違いが生じたこれらの結果から細小血管症発生の成因を説明することは難しい.更にVEGFなど他の炎症メディエーターについての研究が必要であろう.
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
藤井恵美子: "糖尿病マウスにおける起炎物質による炎症反応と内因性nitric oxide(NO)." 臨床薬理. 26(印刷中). (1995)
Emiko Fujii:“糖尿病小鼠中炎症物质和内源性一氧化氮 (NO) 引起的炎症反应。”26(出版中)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
藤井恵美子: "エンドトキシンによるマウス皮膚血管透過性亢進作用と内因性NO." 日薬理誌. 104. 77 (1994)
Emiko Fujii:“通过内毒素和内源性 NO 增加小鼠皮肤血管的通透性”,《日本药理学杂志》104. 77 (1994)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Fujii,E.: "Nitric oxide(NO)plays a role of increase in vascular permeability induced by bradykinin,substance P and 5-hydroxytryptamine(5-HT)but not by platelet-activating factor(PAF)and histamine in mouse skin." Can J Physiol Pharmacol. 72. 470 (1994)
Fujii,E.:“一氧化氮 (NO) 会增加缓激肽、P 物质和 5-羟色胺 (5-HT) 诱导的血管通透性增加,但不会增加小鼠皮肤中血小板活化因子 (PAF) 和组胺的血管通透性。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Fujii,E.: "Role of eicosanoids but not nitric oxide in the platelet-activating factor-induced increase in vascular permeability in mouse skin." Eur J Pharmacol. 273. 267-272 (1995)
Fujii,E.:“类二十烷酸而非一氧化氮在血小板激活因子诱导的小鼠皮肤血管通透性增加中的作用。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
藤井恵美子: "起炎物質のマウス皮膚血管透過性亢進作用における内因性一酸化窒素の役割." 炎症. 15(印刷中). (1995)
Emiko Fujii:“内源性一氧化氮在小鼠皮肤血管炎症物质渗透性过高中的作用”15(正在出版)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
エンドトキシンによる急性炎症の機序の研究
-
批准号:08672625
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.22万
-
财政年份:1996
-
负责人:藤井 恵美子
-
依托单位:
甲状腺摘除ラット卵巣及ビ副腎におけるステロイドホルモン産生に及ぼす妊馬血清ゴナドトロピン(PMSG)の影響
-
批准号:X00095----067180
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
-
资助金额:$0.25万
-
财政年份:1975
-
负责人:藤井 恵美子
-
依托单位:
ゴナドピン投与による副腎の性ホルモン合成について
-
批准号:X00210----777370
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.14万
-
财政年份:1972
-
负责人:藤井 恵美子
-
依托单位:
海外基金