リツキシマブ体内動態の個体間変動の機序解明と薬力学的作用に及ぼす影響の評価
リツキシマブ体内動態の個体間変動の機序解明と薬力学的作用に及ぼす影響の評価
批准号:
17H06800
负责人:
大谷 祐基
金额:
$1.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-08-25 至 2019-03-31
中文摘要
本年度は研究実施計画に基づいて下記のような実験を行い結果を得た。① FcRnおよびRTXのLC/MSMSを用いた分析系の構築とADA産生の評価抗薬物抗体(ADA)の産生や抗体の血中保持に寄与する胎児性Fc 受容体(FcRn)の発現変動により抗体医薬品の血中濃度が変動する可能性が報告されている。研究代表者らが実施した臨床研究でみられた血中濃度低下の原因として、ADAおよびFcRnの発現変動の2つを考えその寄与の評価を試みた。まず初めに、ADAの存在の有無に依存せず血中の全RTXを定量できるLC/MSMSによる測定系を構築した。定量下限が1 ug/mlを下回り臨床検体を測定するには十分な感度で測定できる系である。構築した系で臨床検体を測定した結果、ELISAで測定した結果と相違がなかったため、ADAの産生はなかったものと考えれる。ADAに関してはELISAによる測定も実施しており、その結果でも陰性であった。また、FcRnの定量系は構築済みであるが臨床検体での測定は実施していない。② RTX糖鎖構造の変動因子の探索血中には単糖転移酵素や単糖脱離酵素などが存在することが報告されており、こうした酵素がRTXの糖鎖構造の変化に関与していることが示唆される。そこで、ヒト血漿中で一定期間RTXを反応させ構造変化を評価することで血漿中成分の寄与を推察した。血漿中においてもRTXの構造変化は体内での変化と同等であったため、血漿中の何らかの成分が構造の糖鎖構造の変化に寄与していると考えられる。また、熱処理をした血漿をRTXと一定期間反応させても、RTXの構造には変化がなかったためRTXの糖鎖構造の変化に寄与しているのは血漿中の酵素である可能性が考察される。
英文摘要
本年度は研究実施計画に基づいて下記のような実験を行い結果を得た。① FcRnおよびRTXのLC/MSMSを用いた分析系の構築とADA産生の評価抗薬物抗体(ADA)の産生や抗体の血中保持に寄与する胎児性Fc 受容体(FcRn)の発現変動により抗体医薬品の血中濃度が変動する可能性が報告されている。研究代表者らが実施した臨床研究でみられた血中濃度低下の原因として、ADAおよびFcRnの発現変動の2つを考えその寄与の評価を試みた。まず初めに、ADAの存在の有無に依存せず血中の全RTXを定量できるLC/MSMSによる測定系を構築した。定量下限が1 ug/mlを下回り臨床検体を測定するには十分な感度で測定できる系である。構築した系で臨床検体を測定した結果、ELISAで測定した結果と相違がなかったため、ADAの産生はなかったものと考えれる。ADAに関してはELISAによる測定も実施しており、その結果でも陰性であった。また、FcRnの定量系は構築済みであるが臨床検体での測定は実施していない。② RTX糖鎖構造の変動因子の探索血中には単糖転移酵素や単糖脱離酵素などが存在することが報告されており、こうした酵素がRTXの糖鎖構造の変化に関与していることが示唆される。そこで、ヒト血漿中で一定期間RTXを反応させ構造変化を評価することで血漿中成分の寄与を推察した。血漿中においてもRTXの構造変化は体内での変化と同等であったため、血漿中の何らかの成分が構造の糖鎖構造の変化に寄与していると考えられる。また、熱処理をした血漿をRTXと一定期間反応させても、RTXの構造には変化がなかったためRTXの糖鎖構造の変化に寄与しているのは血漿中の酵素である可能性が考察される。
期刊论文(3)
专著(0)
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会议论文
Relationship between pharmacokinetics and clinical efficacy of rituximab in the patients with non-Hodgkin's lymphoma
利妥昔单抗在非霍奇金淋巴瘤患者中药代动力学与临床疗效的关系
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yuki Otani, Atsushi Yonezawa, Mayuko Mori, Yui Isomoto, Masahiro Tsuda, Yasuaki Ikemi, Satoshi Imai, Shunsaku Nakagawa, Tomohiro Omura, Takayuki Nakagawa, Toshiyuki Kitano, Akifumi Takaori and Kazuo Matsubara]
通讯作者:
Akifumi Takaori and Kazuo Matsubara
リツキシマブの体内動態とその変動因子の考察
利妥昔单抗药代动力学及其可变因素的探讨
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大谷祐基, 米澤淳, 磯本唯, 津田真弘, 池見泰明, 今井哲司, 大村友博, 中川俊作, 中川貴之, 矢野育子, 北野俊行, 高折晃史, 松原和夫]
通讯作者:
松原和夫
LC/TOF-MSを用いた抗体医薬品の体内動態解析
使用 LC/TOF-MS 进行抗体药物的生物动力学分析
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大谷祐基, 米澤淳, 津田真弘, 今井哲司, 池見泰明, 大村友博, 中川俊作, 中川貴之, 矢野育子, 松原和夫]
通讯作者:
松原和夫
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