順応を考慮した視環境評価指標の開発
順応を考慮した視環境評価指標の開発
批准号:
21K20473
负责人:
木村 均
金额:
$0.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-08-30 至 2024-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
本年度は、昨年度完成させた実験装置を用いて、紙媒体の視対象と液晶モニターによって呈示される視対象とで、正方形視標の視認閾の測定を行った。視認閾とは、視対象の存在がかろうじて認識できる状態のことを指し、均一輝度視野における視認閾時の背景輝度を順応輝度といい、これと背景と視対象の輝度差との関係で表される輝度差弁別閾値曲線を測定することは視環境評価の基本となる。従来までは、視認閾の測定には紙媒体の視対象のみが用いられてきたが、本研究では液晶モニターにより呈示される視対象を用いて同様に測定を行い、両者を比較することでその特徴の差異を検証した。結果は、両者において、順応輝度が上昇するほど視認閾となる輝度差が上昇することや、同一順応輝度においては視対象が小さくなるほど視認閾となる輝度差が上昇することが共通の特徴として確認できた。一方、同一の大きさの視対象では、液晶モニターによる視対象の方が視認閾となる輝度差が大きくなり、同一の順応輝度において視対象が小さくなるにつれて、視認閾となる輝度差が上昇する程度も小さくなることが分かった。これは、発光媒体である液晶モニターによる視対象の特徴を顕著に表すものと考えられ、今後の液晶モニターを用いた視認性の評価においても有用なデータとなる。今後は、これらの成果を踏まえたうえで、実空間において液晶モニターに呈示された視対象を用いて視認閾を測定し、そこから得られた輝度差弁別閾値、すなわち目の感度とその実空間における視対象の見やすさ評価との対応関係を明らかにすることで、順応を基にした任意の空間における視環境評価法の確立を目指す。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文