自己免疫疾患でのアセチルコリンによる非定型リンパ球制御機構の解明
自己免疫疾患でのアセチルコリンによる非定型リンパ球制御機構の解明
批准号:
22890245
负责人:
DICOMITE GABRIEL
金额:
$1.96万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 --
中文摘要
NKT細胞、MAIT細胞などの非定型リンパ球は、自然免疫と獲得免疫の橋渡しをする細胞として、生理的にも自己免疫病態においても重要である。一方、コリナージックな抗炎症作用は、脾臓における免疫系に直接影響することが知られている。本研究では、NKT細胞、MAIT細胞に対するコリナージックな抗炎症作用が、生理的状態または炎症性腸疾患を含む自己免疫病態においてどのような役割を果たすかについて検討した。T細胞、B細胞、NK細胞、単球においてalpha7ニコチン受容体の発現がみられた。NKT細胞においてもalpha7ニコチン受容体の発現がみられ、とくに発現の高い細胞群も存在した。Alpha galactosylceramideを用いてNKT細胞を刺激すると、肝臓ではNKT細胞上でalpha7ニコチン受容体の発現が上昇した。脾臓では、NKT細胞上での発現が上昇したばかりか、T細胞、NK細胞での発現も上昇した。ニコチンは、Alpha galactosylceramide投与によるTNFalpha,IFNgamma,IL-6の産生には影響を与えなかった。LPS刺激によるin vivoでのサイトカイン産生における、NKT細胞の影響を現在検討中である。
英文摘要
NKT細胞、MAIT細胞などの非定型リンパ球は、自然免疫と獲得免疫の橋渡しをする細胞として、生理的にも自己免疫病態においても重要である。一方、コリナージックな抗炎症作用は、脾臓における免疫系に直接影響することが知られている。本研究では、NKT細胞、MAIT細胞に対するコリナージックな抗炎症作用が、生理的状態または炎症性腸疾患を含む自己免疫病態においてどのような役割を果たすかについて検討した。T細胞、B細胞、NK細胞、単球においてalpha7ニコチン受容体の発現がみられた。NKT細胞においてもalpha7ニコチン受容体の発現がみられ、とくに発現の高い細胞群も存在した。Alpha galactosylceramideを用いてNKT細胞を刺激すると、肝臓ではNKT細胞上でalpha7ニコチン受容体の発現が上昇した。脾臓では、NKT細胞上での発現が上昇したばかりか、T細胞、NK細胞での発現も上昇した。ニコチンは、Alpha galactosylceramide投与によるTNFalpha,IFNgamma,IL-6の産生には影響を与えなかった。LPS刺激によるin vivoでのサイトカイン産生における、NKT細胞の影響を現在検討中である。
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