「臨床にもとめられる知」の創造過程に関する研究-養護教諭養成教育に焦点を当てて-
「臨床にもとめられる知」の創造過程に関する研究-養護教諭養成教育に焦点を当てて-
批准号:
26885073
负责人:
本多 祐子
金额:
$0.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-08-29 至 2016-03-31
中文摘要
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英文摘要
本研究は、「臨床で求められている知」が養護教諭である調査協力者自身に醸成されてきた過程を人生史から聞き取り出すことを通して、養成教育における可能性と限界を明らかにすることを目的とした。すなわち、「臨床で求められている知」の追究と同時に、創造的・生産的な自己感を抱き、理性的に思考し、自己の能力を能動的に発揮している養護教諭の、このような力の醸成過程の追究を通して、養成教育へ知見の提供をすることを目的としていた。そしてこれを基に理論研究と融合させながら、養護教諭に求められる知の基盤を養成する教育の一方法論を構築する研究へとつなげていきたいと考え、計画した。平成26年度には、本研究費申請前から取り組んでいた参与観察に加え、3名の調査協力者の協力を経て、上述の聞き取り調査を実施し、その結果分析に協力講師の協力を得ながら取り組み始めていた。また、文献を通して理論のより深い理解に努め、調査結果との融合を目指して取り組み始めていた。現時点では、論文等の形で公表できるには至っていない。とはいえ、調査結果から少し考察し得ることを報告しておきたい。本研究で追究しようとしている知は、「持つこと(The Having Mode)」と同時に、当人の「あること(The Being Mode)として「ありたい」欲望から、職業的役割に限らない複数役割と複雑に絡み合いながら暗黙知として醸成され他者の人生支援に活かされていることが示唆され得た。「臨床に求められる知」は、それを培っていこうとする、複数役割を生きる人間個々の中に「あること(The Being Mode)」として備わることを目指しつつ、「持つこと(The Having Mode)」と循環させながら文化の共有を通して教育し得るとの知見を提供し得ると考えている。
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