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外国人駐在員家族の生活圏における心理的バリアに関する「ガラスの衝立」理論

外国人駐在員家族の生活圏における心理的バリアに関する「ガラスの衝立」理論
关于外籍家庭生活区心理障碍的“玻璃幕”理论
批准号:
15530443
负责人:
木村 玉己
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
1.調査経緯は,平成15年度に引続き、東京都港区・渋谷区在住の外国人駐在員家族にたいし、生活圏に関するWEB調査(〜6月),生活圏/日本人家族との交流に関する面接調査を実施した(〜7月)。また,東京都港区・渋谷区在住の日本人家族にたいし、生活圏に関するアンケート調査(5月),生活圏/外国人家族との交流に関する面接調査(6月)を実施した。2.調査結果として,(1)生活圏調査で,外国人駐在員家族と日本人家族の生活圏の重なりは確認されたが,(2)日本人家族の人間関係圏が近距離・同心状であったのに対し,外国人のそれは遠距離・点在型であり,両圏が交わることはなく,(3)両者はほぼ毎日同じ時間に同じ場所で遭遇しながらも,両者間に交流が生じていないことが定点観察によって確認され,(3)面接調査からは,両者の交流は,目的型・単発型交流(例:パーティなど)に限定され,日常的レベルでの精神交流は無に等しいことが判明した。3.ここまでの調査をもとに,平成15〜16年度の研究成果の一部を「8^<th> European workshop on Ecological Psychology」(イタリア,6月26-29日)で発表,平成16年度の研究成果の一部を「Mind, Culture and Evolution Conference」(カナダ,7月15-17日)で発表した。4.ここまでの調査により,仮説として唱えた「ガラスの衝立」の存在が確認された。つまり,駐在員家族と日本人家族の交流は,生活圏を共有し,「知り合いたい」という気持ちはあっても,実際にはそれを阻害する「目に見えない精神的な壁」によってさえぎられていることがわかった。
英文摘要
1.調査経緯は,平成15年度に引続き、東京都港区・渋谷区在住の外国人駐在員家族にたいし、生活圏に関するWEB調査(〜6月),生活圏/日本人家族との交流に関する面接調査を実施した(〜7月)。また,東京都港区・渋谷区在住の日本人家族にたいし、生活圏に関するアンケート調査(5月),生活圏/外国人家族との交流に関する面接調査(6月)を実施した。2.調査結果として,(1)生活圏調査で,外国人駐在員家族と日本人家族の生活圏の重なりは確認されたが,(2)日本人家族の人間関係圏が近距離・同心状であったのに対し,外国人のそれは遠距離・点在型であり,両圏が交わることはなく,(3)両者はほぼ毎日同じ時間に同じ場所で遭遇しながらも,両者間に交流が生じていないことが定点観察によって確認され,(3)面接調査からは,両者の交流は,目的型・単発型交流(例:パーティなど)に限定され,日常的レベルでの精神交流は無に等しいことが判明した。3.ここまでの調査をもとに,平成15〜16年度の研究成果の一部を「8^<th> European workshop on Ecological Psychology」(イタリア,6月26-29日)で発表,平成16年度の研究成果の一部を「Mind, Culture and Evolution Conference」(カナダ,7月15-17日)で発表した。4.ここまでの調査により,仮説として唱えた「ガラスの衝立」の存在が確認された。つまり,駐在員家族と日本人家族の交流は,生活圏を共有し,「知り合いたい」という気持ちはあっても,実際にはそれを阻害する「目に見えない精神的な壁」によってさえぎられていることがわかった。
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