クレタ島を中心とするビザンティンの島嶼美術の諸相

以克里特岛为中心的拜占庭岛屿艺术的各个方面

• 批准号: 22H00621
• 负责人: 益田 朋幸
• 金额: $ 8.9万
• 依托单位: Waseda University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2026-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-22H00621/
• 关键词: ビザンティン美術; クレタ島; キリスト教図像学; カッパドキア; ナクソス島; 聖堂装飾プログラム

2022年夏にクレタ島（ギリシア）とカッパドキア（トルコ）の聖堂調査を行った。前科研（基盤B、2021年度繰越分）との合算であったが、両科研の課題は重なる部分があるため、調査の成果を両科研で明確に区分することは困難である。クレタ島、カッパドキア両地において、多くの聖堂壁画を撮影し、装飾プログラムを記録・記述した。いくつかの目立った成果を記す。クレタ島KastelliのChristos Aphentis聖堂は、13世紀と考えられている古典主義的なフレスコ壁画を有している。クレタが常に辺境として特異な装飾プログラムを採るとは限らず、このような古典的システムを採用する聖堂があることを確認できた。Ano ViannosのAgia Pelagia聖堂には、幼児キリストを背負う聖クリストフォロスのイコン的図像が存在する。この図像はポスト・ビザンティン期にイタリアの影響で成立したと考えられてきたが、14世紀の作例が存在することがわかった。カッパドキアではBahcheriのIcheridere no.1 (通称Karanlik Kilise)（9世紀）の壁画が特筆に値する。北壁に稚拙な「アブラハムによるイサクの犠牲」を描くほか、西壁には「天国に迎えられる10人の乙女」が配されている。この図像がビザンティン聖堂に描かれることは非常に稀で、北マケドニア、レスノヴォ修道院以外に類例を知らない。9世紀のカッパドキアと、14世紀のバルカン半島。両者に直接の影響関係があったとは考えられないから、やはり共通の手本として首都コンスタンティノープルを考えなければならない。こうした時空ともにかけ離れた類似プログラムを蒐集することで、ビザンティン美術の空白が埋まってゆくであろう。

In the summer of 2022, に, レタ, レタ island (ギリシア), とカッパドキア (ト, コ, コ), <s:1> church survey を, った. Former research (base plate B, 2021 annual Qiao more points) と の economical で あ っ た が, の struck research topic は な る part が あ る た の め, survey results を struck research で に clearly distinguish す る こ と は difficult で あ る. Youdaoplaceholder0 レタ island, カッパドキア ryo land にお て て, many く て church frescoes を shadow and decoration プログラムを record and account of た. Youdaoplaceholder0 く く く った った った record を. ク レ タ island Kastelli の Christos は Aphentis templar, the 13 th-century と exam え ら れ て い る of classical な フ レ ス コ mural を have し て い る. ク レ タ が often に 辺 condition と し て specific な decoration プ ロ グ ラ ム を mining る と は limit ら ず, こ の よ う な classic シ ス テ ム を using す る temple が あ る こ と を confirm で き た. Ano Viannos の Agia Pelagia temple に は, young where キ リ ス ト を bear う st ク リ ス ト フ ォ ロ ス の イ コ ン 図 like が exist す る. こ の 図 like は ポ ス ト · ビ ザ ン テ ィ ン period に イ タ リ ア の influence established で し た と exam え ら れ て き た が の as example, 14 century が exist す る こ と が わ か っ た. Youdaoplaceholder0 カッパドキアで Bahcheri <s:1> Icheridere no.1 (commonly known as Karanlik Kilise) (9th century) が fresco special brushwork に value する. North wall に plain な "ア ブ ラ ハ ム に よ る イ サ ク の bloods" を tracing く ほ か, west wall に は "heaven に meet え ら れ の る 10 people b female" が match さ れ て い る. こ の 図 like が ビ ザ ン テ ィ ン temple に tracing か れ る こ と は very に dilute で, north マ ケ ド ニ ア, レ ス ノ ヴ ォ monastery outside に class example を know ら な い. The 9th century <s:1> カッパドキアと, the 14th century <s:1> バ バ カ カ カ カ カ バ peninsula. That struck the に の directly affect masato is が あ っ た と は exam え ら れ な い か ら, や は り の common good と し て capital コ ン ス タ ン テ ィ ノ ー プ ル を exam え な け れ ば な ら な い. こ う し た space-time と も に か け from れ た similar プ ロ グ ラ ム を collect す る こ と で, ビ ザ ン テ ィ ン art の buried blank が ま っ て ゆ く で あ ろ う.

项目成果

Christ and the Twelve Apostles in Cappadocian Churches

卡帕多西亚教堂中的基督和十二使徒

• 发表时间: 2022
• 期刊: Byzantine Cappadocia
• 作者: Naohiko Mimura and Takeshi Kadobayashi (Eds.) ;Masayoshi SOMEYA;Haruhiko Murakawa;Satoshi Inagaki;Hiroki Komuro;神田雅章;益田朋幸;芦名定道;井並林太郎ほか共著;長岡龍作;浮ケ谷幸代・田代志門・山田慎也編;稲垣諭;安藤泰至;Tomoyuki MASUDA
• 通讯作者: Tomoyuki MASUDA

Byzantine Cappadocia

拜占庭卡帕多西亚

• 发表时间: 2022
• 作者: Tomoyuki Masuda;Koji Murata
• 通讯作者: Koji Murata

Byzantine Brocades: A Contribution from Art History

拜占庭锦缎：艺术史的贡献

• 发表时间: 2022
• 期刊: S.E. Braddock Clarke, R. Yamanaka Kondo (eds.), Byzantine Silk on the Silk Roads. Journeys between East and West, Past and Present
• 作者: Tomoyuki MASUDA

The Hypapante in the Tokali Old Church and the Byzantine Apse Decoration

托卡利老教堂的 Hypapante 和拜占庭后殿装饰

• 发表时间: 2022
• 期刊: Byzantine Cappadocia
• 作者: 皿井舞;Tomoyuki MASUDA
• 通讯作者: Tomoyuki MASUDA

裏切りのパン、哀しみのパン―アシヌウ（キプロス）、パナギア・ フォルビオティッサ聖堂聖域の装飾プログラム

背叛的面包，悲伤的面包 - 阿西努（塞浦路斯）帕纳吉亚福尔比奥蒂萨圣殿的装饰项目

• 发表时间: 2023
• 期刊: 早稲田大学大学院文学研究科紀要
• 作者: Naohiko Mimura and Takeshi Kadobayashi (Eds.) ;Masayoshi SOMEYA;Haruhiko Murakawa;Satoshi Inagaki;Hiroki Komuro;神田雅章;益田朋幸
• 通讯作者: 益田朋幸