学童保育指導員の「専門性」再考――多領域横断性と力量形成に焦点をあてて
学童保育指導員の「専門性」再考――多領域横断性と力量形成に焦点をあてて
批准号:
22H00989
负责人:
大谷 直史
金额:
$8.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
専門性尺度調査は、2023年2月に予備調査を実施し、親密性尺度・集団性尺度について検討する材料を得た。指導員同士の関係では、既存の家族研究とほぼ同様、親密性因子と機能性因子が確認された。また同時に、指導員の学習の状況を捉える設問を設定し、様々な学習の形式(研修・事例検討・日々の振り返り等)の関連と学習の総体を捉える試みを行った。おおむねあらゆる形態での学習活動は、専門性を高める方向で機能していることが確認された。判断の問われる場面調査は、昨年度実施した予備調査の結果を、第12回日本学童保育学会研究大会(中国学園大学、2022年6月)自主企画において発表した。判断の問われる場面において、指導員が持つ視点は、「保護者因子」「(子どもとの)関係因子」「子ども(の特性)因子」「環境因子」に区分され、経験年数は施設や遊び環境を重視する方向で関連があること、子どもの人数が少ないことは「保護者因子」「環境因子」の視点を重視する方向で関連があることが明らかとなった。業務実態調査については、橋本市の3つの学童において観察を行い、指導員の判断が必要となる場面を抽出するとともに、指導員へのインタビューから労働条件や専門性に対する考え、研修の内容や方法を聞き取った。この他、東京都杉並区、福島県、宮城県等での視察、大阪学童保育連絡協議会での研修に関する聞き取り調査を行った。以上を通じて明らかになったことは、学童保育を必要とする児童が増え、延長保育、特別な支援の必要性などの増加の一方で、施設や指導員の増加が追い付かず、専門性を向上させる学習の機会が減少している現状である。また大規模化は、よりチームワークを必要とすることとなり、専門性のあり方の変容も感じられた。設置形態の多様化も、企業やNPO法人の増加とともに進行しており、それぞれの状況に即した専門性の検討が必要であることも示唆された。
英文摘要
専門性尺度調査は、2023年2月に予備調査を実施し、親密性尺度・集団性尺度について検討する材料を得た。指導員同士の関係では、既存の家族研究とほぼ同様、親密性因子と機能性因子が確認された。また同時に、指導員の学習の状況を捉える設問を設定し、様々な学習の形式(研修・事例検討・日々の振り返り等)の関連と学習の総体を捉える試みを行った。おおむねあらゆる形態での学習活動は、専門性を高める方向で機能していることが確認された。判断の問われる場面調査は、昨年度実施した予備調査の結果を、第12回日本学童保育学会研究大会(中国学園大学、2022年6月)自主企画において発表した。判断の問われる場面において、指導員が持つ視点は、「保護者因子」「(子どもとの)関係因子」「子ども(の特性)因子」「環境因子」に区分され、経験年数は施設や遊び環境を重視する方向で関連があること、子どもの人数が少ないことは「保護者因子」「環境因子」の視点を重視する方向で関連があることが明らかとなった。業務実態調査については、橋本市の3つの学童において観察を行い、指導員の判断が必要となる場面を抽出するとともに、指導員へのインタビューから労働条件や専門性に対する考え、研修の内容や方法を聞き取った。この他、東京都杉並区、福島県、宮城県等での視察、大阪学童保育連絡協議会での研修に関する聞き取り調査を行った。以上を通じて明らかになったことは、学童保育を必要とする児童が増え、延長保育、特別な支援の必要性などの増加の一方で、施設や指導員の増加が追い付かず、専門性を向上させる学習の機会が減少している現状である。また大規模化は、よりチームワークを必要とすることとなり、専門性のあり方の変容も感じられた。設置形態の多様化も、企業やNPO法人の増加とともに進行しており、それぞれの状況に即した専門性の検討が必要であることも示唆された。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
学童保育指導員の「専門性」再考――多領域横断性と力量形成に焦点をあてて
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批准号:23K22260
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$4.66万
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财政年份:2024
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负责人:大谷 直史
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依托单位:
海外基金