自動運転に向けた解剖学を考慮した人体のシートベルト拘束方法に関する研究
自動運転に向けた解剖学を考慮した人体のシートベルト拘束方法に関する研究
批准号:
22H01728
负责人:
水野 幸治
金额:
$8.32万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
自動車衝突時にラップベルトは常に乗員の骨盤前縁に係合し続けていなければならない.ラップベルトが骨盤の上前腸骨棘(ASIS)から外れると(サブマリン),ベルトが腹部に侵入し,重篤な傷害をもたらす.衝突事故では特に後席においてサブマリンの発生がしばしば見られ,この防止は乗員保護における重要な課題である.本研究の目的は「ラップベルトが骨盤を拘束するメカニズムを明確化し,男女別,腹部形状,着座姿勢およびベルト経路を考慮した,サブマリン防止方法を確立する」ことにある.本年度は3次元身体計測データをもとに,有限要素モデルを作成し,このモデルを用いて,様々な姿勢におけるサブマリン発生リスクを検討した.さらにダミーを用いた実験により,サブマリン発生状況を調べた.様々な姿勢における4つの体格の人体有限要素モデル(男性低BMI,標準BMI,高BMI,小柄女性)の動的シミュレーションから,サブマリンの発生に対して,モデルや姿勢を横断する変数として「ラップベルトと骨盤のなす角」,「ラップベルトと骨盤のオーバーラップ」,「衝撃時の骨盤の後方回転角」の3つが有意に影響を及ぼすことを特定した.これらの変数の時系列分析から,ラップベルトが骨盤前縁と係合してから,骨盤が回転し,骨盤軟部組織のせん断変形を伴いながら,ラップベルトが骨盤前縁を滑り出すというサブマリン発生メカニズムを明らかにした.今後,サブマリン発生防止のための方策についても検討していく予定である.研究成果について,日本語論文1件,国際会議1件,講演会3件の発表を行った.自動車技術会の講演発表については,学術講演会優秀講演賞を受賞した.来年度は,英語による論文投稿を行っていく.
英文摘要
自動車衝突時にラップベルトは常に乗員の骨盤前縁に係合し続けていなければならない.ラップベルトが骨盤の上前腸骨棘(ASIS)から外れると(サブマリン),ベルトが腹部に侵入し,重篤な傷害をもたらす.衝突事故では特に後席においてサブマリンの発生がしばしば見られ,この防止は乗員保護における重要な課題である.本研究の目的は「ラップベルトが骨盤を拘束するメカニズムを明確化し,男女別,腹部形状,着座姿勢およびベルト経路を考慮した,サブマリン防止方法を確立する」ことにある.本年度は3次元身体計測データをもとに,有限要素モデルを作成し,このモデルを用いて,様々な姿勢におけるサブマリン発生リスクを検討した.さらにダミーを用いた実験により,サブマリン発生状況を調べた.様々な姿勢における4つの体格の人体有限要素モデル(男性低BMI,標準BMI,高BMI,小柄女性)の動的シミュレーションから,サブマリンの発生に対して,モデルや姿勢を横断する変数として「ラップベルトと骨盤のなす角」,「ラップベルトと骨盤のオーバーラップ」,「衝撃時の骨盤の後方回転角」の3つが有意に影響を及ぼすことを特定した.これらの変数の時系列分析から,ラップベルトが骨盤前縁と係合してから,骨盤が回転し,骨盤軟部組織のせん断変形を伴いながら,ラップベルトが骨盤前縁を滑り出すというサブマリン発生メカニズムを明らかにした.今後,サブマリン発生防止のための方策についても検討していく予定である.研究成果について,日本語論文1件,国際会議1件,講演会3件の発表を行った.自動車技術会の講演発表については,学術講演会優秀講演賞を受賞した.来年度は,英語による論文投稿を行っていく.
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
自動運転に向けた解剖学を考慮した人体のシートベルト拘束方法に関する研究
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批准号:23K22996
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$1.58万
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财政年份:2024
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负责人:水野 幸治
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依托单位: