自閉症中核症状の新規治療シーズ創出:RCTベースの多層オミクスと検証的動物実験
自閉症中核症状の新規治療シーズ創出:RCTベースの多層オミクスと検証的動物実験
批准号:
22H02997
负责人:
山末 英典
金额:
$11.23万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
自閉スペクトラム症(以下、ASD)の中核症状には、承認された治療薬が無く、巨大なアンメットニーズとなっている。初の中核症状治療薬としてオキシトシン(以下、OXT)が注目されたが、単回投与での一貫した有効性と対照的に、反復投与での有効性に一貫性が乏しい。代表者はOXT反復投与によって次第に効果が減弱することを報告し(Brain 2015; 2019)、その減弱に関わる候補分子メカニズムを示唆した(Molecular Psychiatry 2021など)。本研究では下記の研究項目を設定し、OXT作用発現・減弱機序に注目した新規治療薬シーズの創出に挑む。令和4年度は主に以下の実績を得た。(1)OXT投与によるASD中核症状改善効果の発現・減衰の分子メカニズム解明データベースを整備し、神経炎症を鍵として網羅的サイトカイン濃度データについて解析を進め、複数のサイトカインについてOXTの臨床効果ピーク用量をピークとした逆U字型の用量反応関係を見出し、さらに、異なるRCTデータセットにおいてもこのサイトカインに対するOXT投与効果を追試した。また、サイトカインに対するOXT投与効果は臨床効果とも相関した。一方、単一のRCTデータセットにおける全ゲノム解析によって同定していたOXT反応性を規定する遺伝子について、複数の独立するRCTデータセットについて検証し、OXT反応性との有意な関連を追試した。さらに、上述のサイトカイン濃度によって示されるOXT反応性もこの遺伝子との有意な関連を示した。(2)マウスモデルを用いた候補分子についての検証実験OXTとの相互作用が推定される分子の併用投与によってOXTの用量反応関係が変化するという仮説を検証するため、多頭飼育環境における自動的網羅的行動データ収集下での複数用量のOXT投与実験体制を開発した。
英文摘要
自閉スペクトラム症(以下、ASD)の中核症状には、承認された治療薬が無く、巨大なアンメットニーズとなっている。初の中核症状治療薬としてオキシトシン(以下、OXT)が注目されたが、単回投与での一貫した有効性と対照的に、反復投与での有効性に一貫性が乏しい。代表者はOXT反復投与によって次第に効果が減弱することを報告し(Brain 2015; 2019)、その減弱に関わる候補分子メカニズムを示唆した(Molecular Psychiatry 2021など)。本研究では下記の研究項目を設定し、OXT作用発現・減弱機序に注目した新規治療薬シーズの創出に挑む。令和4年度は主に以下の実績を得た。(1)OXT投与によるASD中核症状改善効果の発現・減衰の分子メカニズム解明データベースを整備し、神経炎症を鍵として網羅的サイトカイン濃度データについて解析を進め、複数のサイトカインについてOXTの臨床効果ピーク用量をピークとした逆U字型の用量反応関係を見出し、さらに、異なるRCTデータセットにおいてもこのサイトカインに対するOXT投与効果を追試した。また、サイトカインに対するOXT投与効果は臨床効果とも相関した。一方、単一のRCTデータセットにおける全ゲノム解析によって同定していたOXT反応性を規定する遺伝子について、複数の独立するRCTデータセットについて検証し、OXT反応性との有意な関連を追試した。さらに、上述のサイトカイン濃度によって示されるOXT反応性もこの遺伝子との有意な関連を示した。(2)マウスモデルを用いた候補分子についての検証実験OXTとの相互作用が推定される分子の併用投与によってOXTの用量反応関係が変化するという仮説を検証するため、多頭飼育環境における自動的網羅的行動データ収集下での複数用量のOXT投与実験体制を開発した。
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成人の発達障害:現状と治療薬開発
成人发育障碍:现状和治疗药物开发
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Miyazaki Tomohiko, Myojin Miyako, Hosokawa Masao, Aoyama Hidefumi, Okahara Satoshi, Takahashi Hiroaki, 山末英典, 山末英典]
通讯作者:
山末英典
Use of Nods Less Synchronized with Turn-Taking and Prosody During Conversations in Adults with Autism
在成人自闭症患者的对话中,点头的使用与轮流和韵律不太同步
DOI:
10.21437/interspeech.2022-11388
发表时间:
2022
期刊:
INTERSPEECH 2022
影响因子:
--
作者:
[Ochi Keiko, Ono Nobutaka, Owada Keiho, Miho Kuroda, Sagayama Shigeki, Yamasue Hidenori]
通讯作者:
Yamasue Hidenori
Entrainment Analysis for Assessment of Autistic Speech Prosody Using Bottleneck Features of Deep Neural Network
利用深度神经网络瓶颈特征评估自闭症言语韵律的夹带分析
DOI:
10.1109/icassp43922.2022.9746787
发表时间:
2022
期刊:
ICASSP, IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing - Proceedings
影响因子:
--
作者:
[Ochi Keiko, Ono Nobutaka, Owada Keiho, Kuroda Miho, Sagayama Shigeki, Yamasue Hidenori]
通讯作者:
Yamasue Hidenori
医師主導ランダム化比較試験のポイント:自閉スペクトラム症中核症状に対する初の治療薬開発の試み
医师主导的随机对照试验要点:尝试开发首个针对自闭症谱系障碍核心症状的治疗药物
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
精神医学
影响因子:
--
作者:
[尾久 守侑, 松下 佳鈴, 本多 栞, 和田 真孝, 田村 俊介, 竹ノ内 一雅, 戸張 維, 楠戸 恵介, 加藤 英生, 小泉 輝樹, 新井 脩泰, 是木 明宏, 松井 三枝, 内田 裕之, 藤井 進也, 女屋 光基, 平野 羊嗣, 三村 將, 中島 振一郎, 野田 賀大, 山末英典]
通讯作者:
山末英典
自閉スペクトラム症研究 最新の動向:拡散から収束へ
自闭症谱系障碍研究的最新趋势:从扩散到融合
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Miyazaki Tomohiko, Myojin Miyako, Hosokawa Masao, Aoyama Hidefumi, Okahara Satoshi, Takahashi Hiroaki, 山末英典]
通讯作者:
山末英典
共 12 条
自閉症中核症状の新規治療シーズ創出:RCTベースの多層オミクスと検証的動物実験
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批准号:23K24258
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2024
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负责人:山末 英典
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依托单位:
海外基金