金属ガラスのバルク化プロセスと多機能最適化プロセス
金属ガラスのバルク化プロセスと多機能最適化プロセス
批准号:
15074202
负责人:
木村 久道
金额:
$37.12万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2007
中文摘要
1)本開発した高耐食性を示すNi-Cr-P-B系金属ガラス薄帯を使用してセパレータを作製し、燃料電池単セルに組み込んで発電試験を行った結果、ステンレスSUS316材セパレータよりも高い出力密度が得られることを見出した。2)Zr-Cu-Al三元系合金急冷材中の析出相は、金属ガラス形成組成域よりも低Al濃度側ではZr_2CuあるいはZrCuの金属間化合物が析出、高Al濃度側では未知の結晶相(Zr_5Al_4相あるいはZr_4Al_3相と類似の長周期構造を有する)が析出することを見出した。3)Cu-Zr-Al-Ag金属ガラスの室温〜液体窒素温度までの圧縮試験の結果、試験温度が低下するにつれてヤング率、最大圧縮応力、塑性伸びが大きくなること、およびシアバンドの相対的な量が増加することを見出した。4)バルク金属ガラスの微結晶複合化過程をレーザ照射によって明らかにすると共に特性評価を行い、結晶相の溶融再冷却では、結晶成長速度の遅さが金属ガラス形性能を大きく支配していること、摩擦摩耗特性の評価では、結晶金属と金属ガラスの摩耗特性が異なることを見出した。5)イオン注入による金属ガラス化、窒化、ポーラス化など改質層の形成過程を調査し、それら弾性率が0.5〜1.5倍にコントロールできることを明らかにした。熱処理を必要としない本プロセスが、金属ガラスの表面改質に非常に有効であることを見出した。6)Cu-Zr系複合ターゲットを用いてスパッタ過程での薄膜の結晶化挙動に及ぼす配合組成とスパッタ雰囲気の影響を調べ、Cu比率が35〜80%の比較的広範囲で非晶質構造が形成でき、スパッタガスとして10〜30%の水素を混合することで更に非晶質化が進行できることを明らかにした。上述したように、高機能特性持ったNi基金属ガラスの開発、Zr-Cu-Al三元系合金急冷材の析出相、および表面層をガラス化し、その物性を明らかにすることなどができ、金属ガラスの応用に際して必要である貴重な基礎的知見が得られた。
英文摘要
1)本開発した高耐食性を示すNi-Cr-P-B系金属ガラス薄帯を使用してセパレータを作製し、燃料電池単セルに組み込んで発電試験を行った結果、ステンレスSUS316材セパレータよりも高い出力密度が得られることを見出した。2)Zr-Cu-Al三元系合金急冷材中の析出相は、金属ガラス形成組成域よりも低Al濃度側ではZr_2CuあるいはZrCuの金属間化合物が析出、高Al濃度側では未知の結晶相(Zr_5Al_4相あるいはZr_4Al_3相と類似の長周期構造を有する)が析出することを見出した。3)Cu-Zr-Al-Ag金属ガラスの室温〜液体窒素温度までの圧縮試験の結果、試験温度が低下するにつれてヤング率、最大圧縮応力、塑性伸びが大きくなること、およびシアバンドの相対的な量が増加することを見出した。4)バルク金属ガラスの微結晶複合化過程をレーザ照射によって明らかにすると共に特性評価を行い、結晶相の溶融再冷却では、結晶成長速度の遅さが金属ガラス形性能を大きく支配していること、摩擦摩耗特性の評価では、結晶金属と金属ガラスの摩耗特性が異なることを見出した。5)イオン注入による金属ガラス化、窒化、ポーラス化など改質層の形成過程を調査し、それら弾性率が0.5〜1.5倍にコントロールできることを明らかにした。熱処理を必要としない本プロセスが、金属ガラスの表面改質に非常に有効であることを見出した。6)Cu-Zr系複合ターゲットを用いてスパッタ過程での薄膜の結晶化挙動に及ぼす配合組成とスパッタ雰囲気の影響を調べ、Cu比率が35〜80%の比較的広範囲で非晶質構造が形成でき、スパッタガスとして10〜30%の水素を混合することで更に非晶質化が進行できることを明らかにした。上述したように、高機能特性持ったNi基金属ガラスの開発、Zr-Cu-Al三元系合金急冷材の析出相、および表面層をガラス化し、その物性を明らかにすることなどができ、金属ガラスの応用に際して必要である貴重な基礎的知見が得られた。
期刊论文(146)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Friction and Wear Behavior of Laser Irradiated Amorphous Metal
激光辐照非晶金属的摩擦磨损行为
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
J.Metastable and Nonocrystalline Materials 24-25
影响因子:
--
作者:
[M.Tsujikawa, D.Azuma, M.Hino, H.Kimura, K.Yubuta, A.Inoue]
通讯作者:
A.Inoue
大気中でプロセス可能な高耐食性Ni基金属ガラスの開発と固体高分子型燃料電池セパレータへの応用
可在大气中加工的高耐腐蚀镍基金属玻璃的开发及其在固体聚合物燃料电池隔板中的应用
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山浦真一, 横山雅紀, 木村久道, 井上明久]
通讯作者:
井上明久
特集 金属ガラス-新材料としての最近の展開-(上)「金属ガラスと水素」
特辑:金属玻璃-新材料的最新进展-(1)“金属玻璃与氢”
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山浦真一, 木村久道, 井上明久]
通讯作者:
井上明久
Effect of nanocrystal distribution on mechanical properties of Ti-based metallic glasses
纳米晶分布对钛基金属玻璃力学性能的影响
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Materials Transactions 48
影响因子:
--
作者:
[H. Ito, T. Yamamoto, M. Hasegawa and A. Inoue]
通讯作者:
M. Hasegawa and A. Inoue
Effects of Ta addition in Ti-based metallic glass composites
添加Ta对钛基金属玻璃复合材料的影响
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[T. Yamamoto, H. Ito, M. Hasegawa, A. Inoue]
通讯作者:
A. Inoue
共 66 条
急冷式プラズマ回転電極法によるチタン基アモルファス粉末の作製とそのバルク化
-
批准号:05650696
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$0.32万
-
财政年份:1993
-
负责人:木村 久道
-
依托单位:
アモルファス金属のガス反応による担持触媒超微粒子の生成とその触媒能
-
批准号:63550525
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.41万
-
财政年份:1988
-
负责人:木村 久道
-
依托单位:
ファインセラミックス用チタン基ろう材の開発
-
批准号:60750674
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1985
-
负责人:木村 久道
-
依托单位:
海外基金