噴出物の発泡組織とマグマ減圧実験からみた火山爆発過程
噴出物の発泡組織とマグマ減圧実験からみた火山爆発過程
批准号:
15038213
负责人:
佐藤 博明
金额:
$2.5万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
本年度は,マグマの発泡過程の中でも特に大規模火砕流噴火で生じる軽石と火由灰の気泡数密度の違いについて注目した研究をおこなった.これは,以前から定性的に記述されてきたことであるが、同じ噴火で生じる軽石と火山灰とでは気泡壁厚さが異なる点について,より定量的な取り扱いを世界で初めておこなった.気泡壁厚さから気泡数密度を見積もる手法として,気泡セルモデル(Proussevitch et al.1993)を用いた.これにより,発泡度(p)一定では気泡数密度(Nv)は気泡壁厚さ(d)の関数として,Nv=6(1-p^<1/3>)^3/[pai(1-p)d^3]とあらわされる.実際には2次元の気泡壁片の断面の厚さを計測してその分布を求め,それについてランダムな切片であることの補正をおこなった分布頻度を求め,それに上式を適用して各厚さクラスのNvを求めそれを合計して気泡数密度を求あることをおこなった.この気泡セルモデルの適用については,従来の方法の結果との較正をおこない,誤差範囲(約30%:300厚さ計測時)で一致することが明らかになった.次に,支笏カルデラSpf1火砕流試料をふるい分けし,それぞれの粒度について,気泡壁厚さを計測し,気泡数密度を求めたが,1-3φの火出灰の気泡数密度が小さく10^<13>m^<-3>程度であり,一方-1〜-3φの軽石については10^<15>m^<-3>程度でありより気泡数密度解大きいことが示された.気泡数密度はマグマの減圧速度の3/2乗に比例することが理論的にも.実験的にも近年示されており,今回の測定結果は,同じ噴火で生じた火砕物で主体を占める火山灰はより減圧速度の小さな条件で生じたもので,軽石はより大きな減圧速度で生じた,ということになる.従来,軽石と火山灰の生成条件の違いは特に考慮されず,軽石についての発泡組織の検討のみがおこなわれてきたが,今回の研究で,噴火産物の大半を占める火出灰の発泡組織の検討が重要であることが示された.今年度はさらに,姶良火砕噴火について,大隈降下火砕物,入戸火砕流堆積物,AT火出灰の3試料について,同様に粒度ごとの気泡壁厚さの計測をおこない。支笏と同様,より細粒の火山灰が小さな気泡数密度を示すことが明らかになった.
英文摘要
本年度は,マグマの発泡過程の中でも特に大規模火砕流噴火で生じる軽石と火由灰の気泡数密度の違いについて注目した研究をおこなった.これは,以前から定性的に記述されてきたことであるが、同じ噴火で生じる軽石と火山灰とでは気泡壁厚さが異なる点について,より定量的な取り扱いを世界で初めておこなった.気泡壁厚さから気泡数密度を見積もる手法として,気泡セルモデル(Proussevitch et al.1993)を用いた.これにより,発泡度(p)一定では気泡数密度(Nv)は気泡壁厚さ(d)の関数として,Nv=6(1-p^<1/3>)^3/[pai(1-p)d^3]とあらわされる.実際には2次元の気泡壁片の断面の厚さを計測してその分布を求め,それについてランダムな切片であることの補正をおこなった分布頻度を求め,それに上式を適用して各厚さクラスのNvを求めそれを合計して気泡数密度を求あることをおこなった.この気泡セルモデルの適用については,従来の方法の結果との較正をおこない,誤差範囲(約30%:300厚さ計測時)で一致することが明らかになった.次に,支笏カルデラSpf1火砕流試料をふるい分けし,それぞれの粒度について,気泡壁厚さを計測し,気泡数密度を求めたが,1-3φの火出灰の気泡数密度が小さく10^<13>m^<-3>程度であり,一方-1〜-3φの軽石については10^<15>m^<-3>程度でありより気泡数密度解大きいことが示された.気泡数密度はマグマの減圧速度の3/2乗に比例することが理論的にも.実験的にも近年示されており,今回の測定結果は,同じ噴火で生じた火砕物で主体を占める火山灰はより減圧速度の小さな条件で生じたもので,軽石はより大きな減圧速度で生じた,ということになる.従来,軽石と火山灰の生成条件の違いは特に考慮されず,軽石についての発泡組織の検討のみがおこなわれてきたが,今回の研究で,噴火産物の大半を占める火出灰の発泡組織の検討が重要であることが示された.今年度はさらに,姶良火砕噴火について,大隈降下火砕物,入戸火砕流堆積物,AT火出灰の3試料について,同様に粒度ごとの気泡壁厚さの計測をおこない。支笏と同様,より細粒の火山灰が小さな気泡数密度を示すことが明らかになった.
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火山の事典,第二版 2-2 海嶺の火山活動
火山百科全书,第二版 2-2 海脊上的火山活动
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
影响因子:
--
作者:
[砂村倫成, 丸山明彦, 下鶴大輔他, 佐藤博明]
通讯作者:
佐藤博明
Experimental study of a low-alkali tholeiite at 15 khar : optimal condition for Che crystallization of high-An plagioclase in hydrous arc tholeiite.
15卡低碱拉斑玄武岩的实验研究:水合弧斑斑斑玄武岩中高安斜长石Che结晶的最佳条件。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Contributions to Mineralogy and Petrology (Accepted for publication)
影响因子:
--
作者:
[Takagi, D., Sato, H., Nakagwa, M.]
通讯作者:
M.
DOI:
10.1016/j.chemgeo.2004.08.044
发表时间:
2004-12-15
期刊:
CHEMICAL GEOLOGY
影响因子:
3.9
作者:
[Botcharnikov, RE, Behrens, H, Sato, H]
通讯作者:
Sato, H
Viscosity measurement of subliquidus magmas : 1707 basalt of Fuji valcano.
液下岩浆的粘度测量:富士火山 1707 玄武岩。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Journal of Mineralogical and Petrological Sciences 100(Accepted for publication)
影响因子:
--
作者:
[Sato, H.]
通讯作者:
H.
Late Paleozoic adakites and Nb-enriched basalts from northern Xinjiang, NW China : evidence for the southward subduction of the Paleo-Asian Ocean.
中国西北新疆北部晚古生代埃达克岩和富铌玄武岩:古亚洲洋向南俯冲的证据。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
The Island Arc 14
影响因子:
--
作者:
[Zhang, HX, Niu, HG., Sato, H., Yu, XY., Shan, Q., Zhang, B., Ito, J., Nagao, T.]
通讯作者:
T.
共 7 条
結晶を含んだメルトの粘性に関する実験的研究
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批准号:13874063
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.15万
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财政年份:2001
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负责人:佐藤 博明
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依托单位:
火山噴出物の結晶組織からみたマグマ供給系
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批准号:06222219
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1994
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负责人:佐藤 博明
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依托单位:
高マグネシア安山岩類の岩石学的研究
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批准号:57540474
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1982
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负责人:佐藤 博明
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依托单位:
高マグネシウム安山岩中のニッケル・クロムの分配
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批准号:X00210----474379
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.46万
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财政年份:1979
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负责人:佐藤 博明
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依托单位:
斜長石とマグマ間の元素分配に関する研究
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批准号:X00210----174279
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.2万
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财政年份:1976
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负责人:佐藤 博明
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依托单位: