去勢抵抗性前立腺癌において癌抑制型マイクロRNAが制御する転移促進機構の解明
去勢抵抗性前立腺癌において癌抑制型マイクロRNAが制御する転移促進機構の解明
批准号:
17K16777
负责人:
黒住 顕
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-01 至 2018-03-31
中文摘要
ホルモン遮断療法に対する耐性機構を獲得した去勢抵抗性前立腺癌は、しばしば骨などの臓器に遠隔転移をきたし、予後が非常に悪いのが現状である。よって、去勢抵抗性前立腺癌細胞に対してゲノム科学的手法を用いた解析を行うことは、前立腺癌遠隔転移の分子メカニズムを解明する上で重要であると考える。ヒトゲノム中には、マイクロRNAと呼ばれる19-23塩基の1本鎖低分子RNAが存在する。マイクロRNAは、タンパクをコードしないノンコーディングRNAの一種であり、標的となるメッセンジャーRNAに結合することで、翻訳阻害や直接分解などの機能を有する。マイクロRNAの特徴として、1つのマイクロRNAは複数の癌関連遺伝子によって制御され、また、1つの癌関連遺伝子は複数のマイクロRNAによって制御される。すなわち、マイクロRNAと癌関連遺伝子が複雑な分子ネットワークを形成していると考えられる。この分子ネットワークを明らかにすることで、去勢抵抗性前立腺癌の新規治療法の探索につながることが期待できる。本研究では、去勢抵抗性前立腺癌患者の剖検組織を用いて、次世代シーケンサーによるマイクロRNA発現プロファイルを作成した。そして、プロファイルの結果、去勢抵抗性前立腺癌組織において発現が抑制されているマイクロRNAに着目し、機能解析を施行し、miR-145-3p、miR-150-5p、miR-150-3pが癌抑制型マイクロRNAとして機能している事を明らかにした。マイクロRNAの生合成過程において、passenger strandは分解され、機能をもたないと考えられていたが、本結果により、guide strandとともに、passenger strandも、癌抑制型マイクロRNAとしての機能を有する事を明らかにした。
英文摘要
ホルモン遮断療法に対する耐性機構を獲得した去勢抵抗性前立腺癌は、しばしば骨などの臓器に遠隔転移をきたし、予後が非常に悪いのが現状である。よって、去勢抵抗性前立腺癌細胞に対してゲノム科学的手法を用いた解析を行うことは、前立腺癌遠隔転移の分子メカニズムを解明する上で重要であると考える。ヒトゲノム中には、マイクロRNAと呼ばれる19-23塩基の1本鎖低分子RNAが存在する。マイクロRNAは、タンパクをコードしないノンコーディングRNAの一種であり、標的となるメッセンジャーRNAに結合することで、翻訳阻害や直接分解などの機能を有する。マイクロRNAの特徴として、1つのマイクロRNAは複数の癌関連遺伝子によって制御され、また、1つの癌関連遺伝子は複数のマイクロRNAによって制御される。すなわち、マイクロRNAと癌関連遺伝子が複雑な分子ネットワークを形成していると考えられる。この分子ネットワークを明らかにすることで、去勢抵抗性前立腺癌の新規治療法の探索につながることが期待できる。本研究では、去勢抵抗性前立腺癌患者の剖検組織を用いて、次世代シーケンサーによるマイクロRNA発現プロファイルを作成した。そして、プロファイルの結果、去勢抵抗性前立腺癌組織において発現が抑制されているマイクロRNAに着目し、機能解析を施行し、miR-145-3p、miR-150-5p、miR-150-3pが癌抑制型マイクロRNAとして機能している事を明らかにした。マイクロRNAの生合成過程において、passenger strandは分解され、機能をもたないと考えられていたが、本結果により、guide strandとともに、passenger strandも、癌抑制型マイクロRNAとしての機能を有する事を明らかにした。
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先端研究部門先端がん治療学研究講座機能ゲノム学
高级研究部、高级癌症治疗学部、功能基因组学
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
DOI:
10.1038/bjc.2017.191
发表时间:
2017-07-25
期刊:
British journal of cancer
影响因子:
8.8
作者:
[Goto Y, Kurozumi A, Arai T, Nohata N, Kojima S, Okato A, Kato M, Yamazaki K, Ishida Y, Naya Y, Ichikawa T, Seki N]
通讯作者:
Seki N
DOI:
10.3892/ijo.2017.4008
发表时间:
2017-07-01
期刊:
INTERNATIONAL JOURNAL OF ONCOLOGY
影响因子:
5.2
作者:
[Okato, Atsushi, Arai, Takayuki, Seki, Naohiko]
通讯作者:
Seki, Naohiko
Impact of antitumor microRNA-145-3p regulated RNA networks in castration-resistant prostate cancer
抗肿瘤 microRNA-145-3p 调节的 RNA 网络对去势抵抗性前列腺癌的影响
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Akira Kurozumi, Yusuke Goto, Nijiro Nohata, Satoko Kojima, Takayuki Arai, Atsushi Okato, Mayuko Kato, Yukio Naya, Tomohiko Ichikawa, Naohiko Seki]
通讯作者:
Naohiko Seki
前立腺癌の治療抵抗性を予測する新規バイオマーカーの探索
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批准号:24K12503
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.0万
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财政年份:2024
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负责人:黒住 顕
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依托单位:
Establishment of HOXC8 targeted treatment for castration-resistant prostate cancer
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批准号:21K16738
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2021
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负责人:黒住 顕
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依托单位:
海外基金