周産期喪失後の父親がサポートグループに参加する経験:教材化の試みと看護者の反応
周産期喪失後の父親がサポートグループに参加する経験:教材化の試みと看護者の反応
批准号:
17K17487
负责人:
矢口 ゆり
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-01 至 2021-03-31
中文摘要
昨年度、研究計画を変更し、本研究では周産期喪失後の父親に関わる看護者の想いを明らかにすることを目的とした。<対象と方法>産科病棟および産科外来に勤務する助産師5名に半構成的面接を行い、質的帰納的に分析した。<結果と考察>死産により子どもを亡くした父親に関わる助産師の想いは、以下のようなものであった。1.予期せぬ子どもの死に直面した父親(両親)の悲しみを察する、2.夫、父親として役割を果たそうとする父親を気遣う、3.亡くなった子どもに対する父親の思いを察する、4.父親が気持ちを話せる機会が必要だと思いながら関わる、5.戸惑いながらも父親(両親)にとってより良い関わりとなるよう気を配る、6.夫婦のこれからの生活を考えながら関わる助産師たちは、子どもの死を告げられた父親の様子や言動から、予期せぬ事態に直面した父親の悲しみを察していた。中でも、それまでとは違う涙を流して悲しむ父親の姿は印象に残った。また、父親たちは悲しみにある中でも夫として妻を気遣い、父親として亡くなった子どもに接していた。これらの父親の様子を目の当たりにして、助産師たちは父親が自身の気持ちを話せる機会も必要であると感じ、父親と話をする機会を見計らっていた。父親(両親)にどのように声をかけるか、どのようなタイミングで関わるかといった戸惑いを感じることもあるが、両親にとってより良い関わりとなるように気を配っていた。そして、助産師たちは、夫婦のこれからの生活を考えながら、両親が共に出産を乗り越えることへの支援や、両親の子どもに対する思いに共感する、次子妊娠に対する気持ちを思いやるといった関わりを行っていた。妊娠、出産の主体は母親であり、限られた入院期間で父親に関わることは容易ではない。悲嘆過程も父親により様々であることからも、退院後も父親(両親)を継続的に支援する体制作りを行っていくことが必要である。
英文摘要
昨年度、研究計画を変更し、本研究では周産期喪失後の父親に関わる看護者の想いを明らかにすることを目的とした。<対象と方法>産科病棟および産科外来に勤務する助産師5名に半構成的面接を行い、質的帰納的に分析した。<結果と考察>死産により子どもを亡くした父親に関わる助産師の想いは、以下のようなものであった。1.予期せぬ子どもの死に直面した父親(両親)の悲しみを察する、2.夫、父親として役割を果たそうとする父親を気遣う、3.亡くなった子どもに対する父親の思いを察する、4.父親が気持ちを話せる機会が必要だと思いながら関わる、5.戸惑いながらも父親(両親)にとってより良い関わりとなるよう気を配る、6.夫婦のこれからの生活を考えながら関わる助産師たちは、子どもの死を告げられた父親の様子や言動から、予期せぬ事態に直面した父親の悲しみを察していた。中でも、それまでとは違う涙を流して悲しむ父親の姿は印象に残った。また、父親たちは悲しみにある中でも夫として妻を気遣い、父親として亡くなった子どもに接していた。これらの父親の様子を目の当たりにして、助産師たちは父親が自身の気持ちを話せる機会も必要であると感じ、父親と話をする機会を見計らっていた。父親(両親)にどのように声をかけるか、どのようなタイミングで関わるかといった戸惑いを感じることもあるが、両親にとってより良い関わりとなるように気を配っていた。そして、助産師たちは、夫婦のこれからの生活を考えながら、両親が共に出産を乗り越えることへの支援や、両親の子どもに対する思いに共感する、次子妊娠に対する気持ちを思いやるといった関わりを行っていた。妊娠、出産の主体は母親であり、限られた入院期間で父親に関わることは容易ではない。悲嘆過程も父親により様々であることからも、退院後も父親(両親)を継続的に支援する体制作りを行っていくことが必要である。
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