忘れられた東アジアの古代塗料「金漆」の復元研究
忘れられた東アジアの古代塗料「金漆」の復元研究
批准号:
22K18491
负责人:
小倉 慈司
金额:
$4.16万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-06-30 至 2025-03-31
中文摘要
本研究は、古代東アジアにおいて注目されていた樹脂塗料「金漆」の復元を試みるものである。金漆は紫外線にて硬化する塗料であり、中国の台州、朝鮮半島西南部、日本の九州地方の特産品であって、武具や神社の神宝を始めとした金属製品・木製品・革製品に塗布され、光り輝かせるほか、錆止めの効果も持っていた。しかし13世紀後半には生産されなくなり、中国・朝鮮半島でもその技術が途絶えてしまっている。この金漆は、近年、カクレミノの樹液である可能性の高いことが明らかになった。しかしまだ数多くの謎が残されている。本研究では九州地方のカクレミノ・コシアブラ・タカノツメ群生地を調査、樹液採取して分析し、それぞれの樹脂の性質・特徴を明らかにするとともに、九州の金漆産地としての特性を解明し、かつどのようにして塗布されたのかという問題を検討する。将来的には工芸品・出土品調査への応用や、海外調査にもつなげていきたいと考える。今年度は7月からの調査となったため、まず対馬でのカクレミノ樹液採取について、業務委託者に7月下旬から9月上旬にかけてカクレミノ自生地の探索および試験的樹液採取を依頼した。ついでカクレミノと並んで「金漆」の候補として挙げられるコシアブラ・タカノツメについても樹液採取の可能性を探り、8月から9月上旬にかけて常陸大宮市のコシアブラ樹液採取と栃木県塩谷郡船生演習林のコシアブラ・タカノツメ樹液採取も依頼した。結果として、コシアブラ・タカノツメの樹液採取は微量にとどまった。採取できた樹液は成分分析を実施した。3月19日に研究協力者も招いて研究会を開催し(於明治大学グローバルフロント+オンライン)、検討課題を議論して来年度の研究計画を検討した。
英文摘要
本研究は、古代東アジアにおいて注目されていた樹脂塗料「金漆」の復元を試みるものである。金漆は紫外線にて硬化する塗料であり、中国の台州、朝鮮半島西南部、日本の九州地方の特産品であって、武具や神社の神宝を始めとした金属製品・木製品・革製品に塗布され、光り輝かせるほか、錆止めの効果も持っていた。しかし13世紀後半には生産されなくなり、中国・朝鮮半島でもその技術が途絶えてしまっている。この金漆は、近年、カクレミノの樹液である可能性の高いことが明らかになった。しかしまだ数多くの謎が残されている。本研究では九州地方のカクレミノ・コシアブラ・タカノツメ群生地を調査、樹液採取して分析し、それぞれの樹脂の性質・特徴を明らかにするとともに、九州の金漆産地としての特性を解明し、かつどのようにして塗布されたのかという問題を検討する。将来的には工芸品・出土品調査への応用や、海外調査にもつなげていきたいと考える。今年度は7月からの調査となったため、まず対馬でのカクレミノ樹液採取について、業務委託者に7月下旬から9月上旬にかけてカクレミノ自生地の探索および試験的樹液採取を依頼した。ついでカクレミノと並んで「金漆」の候補として挙げられるコシアブラ・タカノツメについても樹液採取の可能性を探り、8月から9月上旬にかけて常陸大宮市のコシアブラ樹液採取と栃木県塩谷郡船生演習林のコシアブラ・タカノツメ樹液採取も依頼した。結果として、コシアブラ・タカノツメの樹液採取は微量にとどまった。採取できた樹液は成分分析を実施した。3月19日に研究協力者も招いて研究会を開催し(於明治大学グローバルフロント+オンライン)、検討課題を議論して来年度の研究計画を検討した。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
近世に制作された日本古印譜の系統についての基礎的研究
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批准号:09904024
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (B)
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资助金额:$0.13万
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财政年份:1997
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负责人:小倉 慈司
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依托单位: