ジャポニカ品種のイネはβ-チロシンを新葉に転流することで寒さに強くなるか
ジャポニカ品種のイネはβ-チロシンを新葉に転流することで寒さに強くなるか
批准号:
22KJ2010
负责人:
阪本 駿太
金额:
$1.6万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2023-03-08 至 2025-03-31
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英文摘要
本研究の目的は,元来熱帯に分布するイネの進化に伴う温帯への生息域拡大を化合物レベルで理解するために,植物ではイネジャポニカ品種だけがもつ新規な非タンパク質性アミノ酸β-チロシンをジャポニカ品種が産生し,長距離輸送を介して体系的に新葉へ集約する詳細なメカニズムおよびその生理的・生態的意義を環境適応の観点から解明することである.そして昨年度は,低温ストレスがβ-チロシンの新葉への集約に与える影響の確認を目標とした.具体的には,植物において低温ストレス耐性に関わる植物ホルモンであるジャスモン酸がβ-チロシンの新葉への集約を促進するか検証することである.そこで,はじめに日本晴(イネジャポニカ品種)をジャスモン酸処理して各部位のβ-チロシン濃度を処理,無処理区間で比較した.その結果,ジャスモン酸処理で展開前の新葉のβ-チロシン濃度が上昇した.そこで,ジャスモン酸処理により展開前の新葉へのβ-チロシンの長距離輸送を介した集約が誘導されたと考え,安定同位体ラベル化β-チロシンを日本晴に投与したのちジャスモン酸処理を行い,新葉におけるラベル化β-チロシンの濃度を無処理区と比較した.その結果,展開前の新葉において安定同位体ラベル化β-チロシン濃度が上昇し,日本晴においてβ-チロシンの長距離輸送効率がジャスモン酸処理により上昇することを見出した.以上の結果は,β-チロシンのイネ新葉への長距離輸送・蓄積がイネの耐冷性に寄与する可能性を支持する.
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会议论文
ジャスモン酸誘導性の長距離輸送によるイネ新葉への非タンパク質性アミノ酸β-チロシンの蓄積
茉莉酸诱导长距离运输非蛋白氨基酸β-酪氨酸在新稻叶片中的积累
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[阪本 駿太, 吉川 貴德, 寺石 政義, 吉永 直子, 森 直樹]
通讯作者:
森 直樹
β-Tyrosine accumulates in developing rice leaf via jasmonic acid-induced long-distance transport
β-酪氨酸通过茉莉酸诱导的长距离运输在发育中的水稻叶片中积累
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shunta Sakamoto, Takanori Yoshikawa, Masayoshi Teraishi, Naoko Yoshinaga, Naoki Mori]
通讯作者:
Naoki Mori