動脈組織内の血清リポ蛋白に関する研究
動脈組織内の血清リポ蛋白に関する研究
批准号:
61232021
负责人:
秦 葭哉
金额:
$0.96万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Special Project Research
财政年份:
1986
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1986 至 --
中文摘要
正常動脈組織に見出される血清由来のリポ蛋白について、つぎの諸点を明らかにしえた。1)正常の動脈組織内にも、血清リポ蛋白の蛋白部分であるアポ蛋白A-【I】,A-【II】,B,C-【II】,C-【III】,Eの全種が存在することが、組織蛍光抗法および組織液のSDS密度勾配PAG電気泳動で確認された。2)組織からのリポ蛋白の回収は、トリス塩酸緩衝液を用い、氷冷下3分間のホモジナイズが適当であった。3)組織液のPAG電気泳動で血清VLDL,LDLと同じ移動度のバンドが認められ、電顕下で血清リポ蛋白と同じ粒子が認められ、組織内にリポ蛋白粒子が存在すると考えられた。4)組織よりの回収試験によりリポ蛋白の約2/3は、組織液に溶けるか、周囲組織にゆるく付着した状態で存在するとみられた。5)その濃度は、SRID法による定量でアポBを含むリポ蛋白が血清の約1/7〜1/10のレベルにあった。アポA-【I】,A-【II】を含むリポ蛋白は、血清の約1/50の濃度であった。6)この組織内濃度は、組織内の水分がすべて細胞外にあり、湿重量の70%を占めると仮定した値である。組織内水分の細胞内外の割合については現在解析中である。これらの成績をみると、内皮の配列が保たれ、病変の形成をみない正常な動脈組織では、内皮により調整された量の血清リポ蛋白が組織に取り込まれ、血清とは勾配をもった濃度のリポ蛋白が組織間隙を流れて、組織の内部環境を形造っていると考えられる。組織内濃度の変化が、動脈組織内の平滑筋細胞やマクロファージに対する内部環境の変化となり、細胞内への脂質の取り込み量を変え、ひいては蓄積につながり、泡沫細胞の生成につながると考えられる。組織内リポ蛋白の質と量の変化は、泡沫細胞形成の機序、動脈硬化発症の出発点として重要である。
英文摘要
正常動脈組織に見出される血清由来のリポ蛋白について、つぎの諸点を明らかにしえた。1)正常の動脈組織内にも、血清リポ蛋白の蛋白部分であるアポ蛋白A-【I】,A-【II】,B,C-【II】,C-【III】,Eの全種が存在することが、組織蛍光抗法および組織液のSDS密度勾配PAG電気泳動で確認された。2)組織からのリポ蛋白の回収は、トリス塩酸緩衝液を用い、氷冷下3分間のホモジナイズが適当であった。3)組織液のPAG電気泳動で血清VLDL,LDLと同じ移動度のバンドが認められ、電顕下で血清リポ蛋白と同じ粒子が認められ、組織内にリポ蛋白粒子が存在すると考えられた。4)組織よりの回収試験によりリポ蛋白の約2/3は、組織液に溶けるか、周囲組織にゆるく付着した状態で存在するとみられた。5)その濃度は、SRID法による定量でアポBを含むリポ蛋白が血清の約1/7〜1/10のレベルにあった。アポA-【I】,A-【II】を含むリポ蛋白は、血清の約1/50の濃度であった。6)この組織内濃度は、組織内の水分がすべて細胞外にあり、湿重量の70%を占めると仮定した値である。組織内水分の細胞内外の割合については現在解析中である。これらの成績をみると、内皮の配列が保たれ、病変の形成をみない正常な動脈組織では、内皮により調整された量の血清リポ蛋白が組織に取り込まれ、血清とは勾配をもった濃度のリポ蛋白が組織間隙を流れて、組織の内部環境を形造っていると考えられる。組織内濃度の変化が、動脈組織内の平滑筋細胞やマクロファージに対する内部環境の変化となり、細胞内への脂質の取り込み量を変え、ひいては蓄積につながり、泡沫細胞の生成につながると考えられる。組織内リポ蛋白の質と量の変化は、泡沫細胞形成の機序、動脈硬化発症の出発点として重要である。
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秦葭哉,中島久実子: 最新医学. 39. 1839-1845 (1984)
Yoshiya Hata,Kumiko Nakajima:最新医学。39。1839-1845(1984)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
秦葭哉,中島久実子: 脈管学. 25. 247-254 (1985)
Yoshiya Hata,Kumiko Nakajima:血管学。25. 247-254 (1985)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
秦葭哉,中島久実子,山本実,山内喜夫,石井寿晴: 動脈硬化.
Yoshiya Hata、Kumiko Nakajima、Minoru Yamamoto、Yoshio Yamauchi、Toshiharu Ishii:动脉硬化。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Y.Hata;K.Nakajima: J.Clin Biochem Nutr.2.
Y.Hata;K.Nakajima:J.Clin Biochem Nutr.2。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
秦葭哉,中島久実子: Therapeutic Research. 3. 101-109 (1985)
Yoshiya Hata,Kumiko Nakajima:治疗研究。3. 101-109 (1985)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
動脈硬化の潜在的促進因子早期発見のための脂肪負荷試験の開発と実用化に関する研究
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批准号:08507001
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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资助金额:$21.89万
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财政年份:1996
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负责人:秦 葭哉
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依托单位:
動脈硬化の進展と退縮に関する研究-蓄積脂質の存在様相による分類の立場より解析-
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批准号:X00090----357312
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1978
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负责人:秦 葭哉
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依托单位:
動脈壁の蓄積脂質の五種の存在状態の識別とその動脈硬化との関連について
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批准号:X00090----157244
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.9万
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财政年份:1976
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负责人:秦 葭哉
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依托单位:
ヒト動脈壁に蓄積した脂質の動脈硬化発症に対する意義について
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批准号:X00090----057301
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.86万
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财政年份:1975
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负责人:秦 葭哉
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依托单位:
ヒト動脈硬化症における沈着脂質に関する研究
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批准号:X00210----877178
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.19万
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财政年份:1973
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负责人:秦 葭哉
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依托单位:
海外基金