国家類型という視点から西欧諸国のエスニック問題の分析

民族类型视角下西欧国家民族问题分析

• 批准号: 63510100
• 负责人: 梶田 孝道
• 金额: $ 0.38万
• 依托单位: Tsuda College
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
• 财政年份: 1988
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1988 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-63510100/
• 关键词: 国家類型; エスニシティ; 強い国家; 弱い国家; 国会介入; 外国人問題; 地域主義

本研究では、いわゆる「エスニシティ」をめぐる社会問題を、国家の類型との関連で分析することをめざし、あわせて西欧諸国間の国家類型上の相違に着目した。国家類型論という点では、ビルンボーム、クラズナー、スコチポル等の議論を検討し、また具体的な西欧諸国のエスニック問題としては、移民(外国人)問題および地域主義の問題を分析対象とした。具体的な事例を知るために、他の識者のレクチャーをうけ、フランスの言語問題、カナダの言語・教育問題、南仏オクシタニーやスペインのカタロニアの言語・地域問題、イギリスのジプシー(トラベラーズ)問題等を学ぶ機会をもった。その過程で得た知見としては、同じ民族問題、地域主義といっても、それらが位置している国家の類型によって、その問題の顕現の仕方、主体の性格、適手の性格が相当異なるという点である。移民(外国人)問題の分析では、例えばフランスのそれが、テクノクラートによる行政・経営的課題の性格が強く、問題の位相も国家レベルに位置し、移民集団の自立性も弱くフランスへの同化圧力が強く、労働組合も、同じ労働者という点で共闘する傾向が強く、総じて移民とフランス人との住み分けが進行していない。これに対してイギリスでは、移民問題は政治問題の性格が強く、これに対応するのは政治家や自治体であり、問題そのものも分権化されており、各移民集団も中間集団として一定の自立性を保持している。またフランスに較べ住み分けの傾向が強い。この傾向は、移民の集中する大都市の移民分布とも関連している。また多数のカントンからなる連邦国家スイスでは、外国人問題は言語や宗教上のバランスの問題とも絡まった形で、スイスの国家理念を問うものとなっている。さらに外国人問題の発生の仕方自体が、国民発案・国民投票といったスイス政治システムを反映したものになっている。いずれにせよエスニシティ問題は国家類型との関係で分析することができる。

This research is about social issues, country type and country type. Continuous analysis of the conflicts between the countries in Western Europe and the country types. Country type theory, discussion on points such as というでは, ビルンボーム, クラズナー, スコチポル, etc. Analyze the problem of foreign countries in Western Europe, the problem of immigration (foreigners), and the problem of regionalism. Specific examples: を知るために, の知者のレクチャーをうけ, フランスの speech problem, カナダのspeech and education problem, 南仏オクシタニーやスペインのカタロニアのlanguage and regional issues, イギリスのジプシー(トラベラーズ) problems and other opportunities to learn をもった.そのprocedureでGETた知としては, same-ethnic issues, regionalism といっても, それらがposition しているcountryのTypeによって, そのquestionの顕 appearancesのofficial, subject's character, and suitable hand's character are quite different なるという点である. Analysis of immigration (foreigner) issues Administrative and economic issues such as character and strength, problem aspects, national status and location, and immigration groups The independent character is weak and the strength of the assimilation pressure is strong, the combination is strong and the same is the sameで公闘する tendenciesがstrongく、総じてIMmigrantとフランス人との生み分けが progressしていない.これに対してイギリスでは、Immigration IssuesはPolitical Issuesのcharacterが强く、これに対応するのは PoliticianやAutonomous Bodyであり, the problem is divided into 権化されており, and each immigration group is in the middle of the group to maintain its independence. The またフランスに is stronger than the べ生み分けの tendency. The tendency of immigrants, the concentration of immigrants, the distribution of immigrants in metropolitan areas, and the relationship between them.また大のカントンからなる国国スイスでは、 Foreigner Issues は Language や Religion のバランスのquestionsとも线まったshapedで、スイスの国 IDEAをQuestionうものとなっている.さらに Foreigner Issues の発生のofficial's own body が, National 発 Case・National Voting といったスイスpolitical システムを Reflect したものになっている.いずれにせよエスニシティQuestionはCountry TypeとのRelationship Analysisすることができる.

项目成果

梶田孝道: "テクノクラシーを社会運ー対抗的相補性の社会学ー" 東京大学出版会, 300 (1988)

Takamichi Kajita：“技术统治作为社会运气 - 竞争互补的社会学”，东京大学出版社，300（1988）

梶田孝道: "エスニシティと社会変動" 有信堂高文社, 320 (1988)

梶田隆道：“种族与社会变迁” Yushindo Kobunsha，320（1988）

梶田孝道: 『都市問題』(東京市政調査会). 79. 59-74 (1988)

Takamichi Kajita：“城市问题”（东京市政研究会）79. 59-74 (1988)。