第二次大戦後の自由貿易体制と各国の農業政策

二战后自由贸易体系与各国农业政策

• 批准号: 01560232
• 负责人: 田中 学
• 金额: $ 1.28万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
• 财政年份: 1989
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1989 至 1990
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-01560232/
• 关键词: GATT; 農業保護; 農産物過剰; 農産物輸入制限

われわれは、昨年に引き続いて、研究参加者以外の研究者数名をも交えて月1度のペ-スで研究会を行ってきた。そこでは、GATT成立期(1940〜50年代)と現状(1980年代)が主要な対象時期となった。その結果、以下の諸点を明らかにすることができた。1.1930年代のブロック経済化が第二次大戦をもたらしたという反省から、戦後、戦勝国によって自由貿易体制を保障する新たな国際経済秩序の形成が目指された。しかし、帝国としてのイギリス連邦の経済的権益を戦後も保持しようと勢力がイギリス国内に存在し、そのことが、GATTに重大な例外規定が設けられる重要なモメントとなっていった。3.現状においては、GATTの実態はその発足時の理念から遠く隔たったものへと変質した。現在GATTは、米国・EC両者による農業保護政策・過剰農産物輸出政策のせめぎ合いの場となっている。さらにオ-ストラリアを中心とする新興穀物輸出国がいわゆるケアンズ・グル-プを形成し、国際穀物市場の撹乱要因となっている。4.現在米国・イギリス・旧西ドイツなどにおいては、環境保全問題とリンクさせながら、農産物過剰問題を解決しようとする政策が模策されはじめている。環境保護運動の昂まりを背景としたイギリス農業環境保護政策や1990年アメリカ農業法での取り組みがその代表例である。5.戦後日本では、アメリカとの貿易を重視する動きと東南アジアやイギリス連邦との貿易拡大を重視する動きとが交錯する中で、結局両地域からの穀物輸入が急速に拡大し、1960年代には穀物自給率のいわゆる二重構造が形成されていった。

われわれは, last year's に cited き続いて, and several researchers other than research participants をも交えて月1°のペ-スで Research Association を行ってきた. The period of establishment of GATT (1940s to 1950s) and the current situation (1980s) are the main ones. As a result, the following points are clear and clear. 1. Reflection on the Second Great War in the 1930s and after the war , The free trade system of the victorious country is the guarantee of the formation of the new international economic order.しかし, the empire's としてのイギリスlianbang 権経済's 権义を戦后も maintains しようと's power がイギリスdomestic にThere are important exceptions to GATT, and there are important exceptions to GATT. 3. The status quo is not the same, the GATT is not the same as the current situation, and the concept of GATT is far away. At present, GATT and the United States and the EC are implementing agricultural protection policies and agricultural product export policies.さらにオ-ストラリアを中心とするEmerging Grain Exporting CountriesがいわゆるケアThe main reason for the formation of ンズ・グル-プを and the chaos in the international grain market is となっている. 4. Now the United States・イギリス・老西ドイツなどにおいては、environmental preservation issuesとリンクさせながら、Agricultural product waste problem is solved by しようとする policy and model policy されはじめている. Background of the Environmental Protection Movement: Agricultural Environmental Protection Policy, 1990 Agricultural Law, and Representative Examples of the Environmental Protection Movement. 5. After the war, Japan's では, アメリカとのtrade をvalued the する动きとSoutheast アジアやイギリスlianbang 拡大をvalued the するmovable きとがinterlaced する中で、Final両Regional からのGrain input がRapid に拡大し、The 1960s にはGrain self-sufficiency rate のいわゆるDouble structure がformation されていった.