子宮頸癌・前癌病変におけるヒトパピロ-マウィルスの発癌性に関する分子生物学的研究
子宮頸癌・前癌病変におけるヒトパピロ-マウィルスの発癌性に関する分子生物学的研究
批准号:
01570933
负责人:
永井 宣隆
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1989
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1989 至 1991
中文摘要
子宮頸癌発生とHPVとの関連を種々の分子生物学的検索より検討した。1.子宮頸部初期癌並びに前癌病変である各種異形成に対しHPV DNA型を検討すると病変の進行とともにHPV16、18型の検出率が上昇し、HPV16、18型感染と子宮頸癌発生との間に何らかの関連がみられた。又、HPV16、18型陽性の異形成症例をその後経過観察しているが、他のHPV型感染例に比べ病変の存続又は進行のものが多く、個々の症例でもHPVと子宮頸癌の関連があった。2.HPV16、18型遺伝子発現を検討すると異形成ではE_6/E_7発現例に病変の存続か進行がみられL_1/L_2遺伝子発現例では進行例は少なく、初期遺伝子領域の発現と子宮頸癌発生に関連を見出した。現在RTーPCR法により再検討中であるが、子宮頸癌ではE_5、L_1などの遺伝子発現は少ない。3.子宮頸部腺癌とHPVとの関連もみられ、ISH法、PCR法よりHPV16、18型の関与が示唆された。但し腺異形成とHPVとの関連は少なかった。4.子宮頸部擦過細胞を用いたPCR法より子宮頸癌並びに各種異形成におけるHPV16、18型陽性例の検出法を確立し、現在子宮頸癌発生のhigh risk群の検出に臨床応用している。5.同じくPCR法を用いて高齢者子宮頸癌との関連、HPV自然史の解析を行ない高齢者でもHPV陽性は存在する事、又、HPVは子宮頸部のみでなく同一症例の他の女性生殖器にも感染する事がわかった。6.HPVによる発癌機構を解明する目的で他の癌遺伝子Cーmyc,cーerbB_2のmRNA蛋白レベルの検出と比較検討したが、直接運動した機構は不明であった。7.HPV感染例の細胞動態をBrdU.PCNAなどで検討しているがHPV感染、とくに16、18型陽性例にDNA合成の上昇がみられた。以上、HPVによる発癌に関する成績はHP16、18型等のhigh risk群をとらえる必要性が重視されるが、発癌機構の解明には今後、より多画的に発癌遺伝子、癌抑制遺伝子等の因子との関連性を追求する予定である。
英文摘要
子宮頸癌発生とHPVとの関連を種々の分子生物学的検索より検討した。1.子宮頸部初期癌並びに前癌病変である各種異形成に対しHPV DNA型を検討すると病変の進行とともにHPV16、18型の検出率が上昇し、HPV16、18型感染と子宮頸癌発生との間に何らかの関連がみられた。又、HPV16、18型陽性の異形成症例をその後経過観察しているが、他のHPV型感染例に比べ病変の存続又は進行のものが多く、個々の症例でもHPVと子宮頸癌の関連があった。2.HPV16、18型遺伝子発現を検討すると異形成ではE_6/E_7発現例に病変の存続か進行がみられL_1/L_2遺伝子発現例では進行例は少なく、初期遺伝子領域の発現と子宮頸癌発生に関連を見出した。現在RTーPCR法により再検討中であるが、子宮頸癌ではE_5、L_1などの遺伝子発現は少ない。3.子宮頸部腺癌とHPVとの関連もみられ、ISH法、PCR法よりHPV16、18型の関与が示唆された。但し腺異形成とHPVとの関連は少なかった。4.子宮頸部擦過細胞を用いたPCR法より子宮頸癌並びに各種異形成におけるHPV16、18型陽性例の検出法を確立し、現在子宮頸癌発生のhigh risk群の検出に臨床応用している。5.同じくPCR法を用いて高齢者子宮頸癌との関連、HPV自然史の解析を行ない高齢者でもHPV陽性は存在する事、又、HPVは子宮頸部のみでなく同一症例の他の女性生殖器にも感染する事がわかった。6.HPVによる発癌機構を解明する目的で他の癌遺伝子Cーmyc,cーerbB_2のmRNA蛋白レベルの検出と比較検討したが、直接運動した機構は不明であった。7.HPV感染例の細胞動態をBrdU.PCNAなどで検討しているがHPV感染、とくに16、18型陽性例にDNA合成の上昇がみられた。以上、HPVによる発癌に関する成績はHP16、18型等のhigh risk群をとらえる必要性が重視されるが、発癌機構の解明には今後、より多画的に発癌遺伝子、癌抑制遺伝子等の因子との関連性を追求する予定である。
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永井 宣隆: "子宮癌とヒトパピロ-マウィルスーDNA診断と発癌の可能性ー" 日母広島県支部総会報. 38. 7-10 (1990)
永井信隆:“子宫癌和人乳头瘤病毒-DNA诊断和致癌的可能性”日本母亲协会广岛县分会公报38. 7-10(1990)。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
永井 宣隆: "子宮頸部前癌病変とHPV" 産婦人科の実際. 40. 449-455 (1991)
Nobutaka Nagai:“宫颈癌前病变和 HPV”妇产科实践 40. 449-455 (1991)。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
永井 宣隆,他: "子宮頸癌関連局変におけるHPV16型、18型後期遺伝子発現の臨床的意義" 臨床婦人科産科. 45. 733-737 (1991)
Nobutaka Nagai 等人:“HPV 16 型和 18 型晚期基因表达在宫颈癌相关局部变化中的临床意义”《临床妇产科》45. 733-737 (1991)。
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发表时间:
期刊:
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作者:
[]
通讯作者:
永井宣隆他: "子宮頸癌関連病変を中心にHuman Papillomavirus局在の検討" 日本婦人科病理・コルポスコピ-学会誌. 7. 74-79 (1989)
Nobutaka Nagai 等人:“以宫颈癌相关病变为中心的人乳头瘤病毒定位检查”日本妇科病理学和阴道镜学会杂志 7. 74-79 (1989)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
永井 宣隆,他: "子宮頸癌関連病表におけるHPV16型初期遺伝子E_6/D_7mRNA局在とE_7遺伝子産物の検出" 癌の臨床. 37. 413-418 (1991)
Nobutaka Nagai等:“宫颈癌相关疾病中HPV16型早期基因E_6/D_7 mRNA的定位和E_7基因产物的检测”Cancer Clinic 37. 413-418 (1991)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 16 条
婦人科癌治療の個別化にむけたテロメラーゼ、アポトーシス制御遺伝子の網羅的解析
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批准号:17591742
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2005
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负责人:永井 宣隆
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依托单位:
海外基金