呼吸筋と末梢骨格筋の非脱分極性筋弛緩薬に対する感受性の差違について
呼吸筋と末梢骨格筋の非脱分極性筋弛緩薬に対する感受性の差違について
批准号:
02670673
负责人:
宮本 政春
金额:
$0.58万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1990
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1990 至 --
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英文摘要
イヌの呼吸筋と末梢骨格筋の非脱分極性筋弛緩薬に対する感受性の差違についてmechanical twitch responseを指標として検討した.体重8〜12kgの雑種成犬25頭を用いた.前脛骨筋の末梢腱と横隔膜中心腱をトランスデュ-サ-に接続した.坐骨神経と横隔神経に0.2msecの最大上刺激を0.1Hzの頻度で与え,単収縮反応(T_1)を同時記録した.コントロ-ルを得た後,ベクロニウム0.1mg/kgを投与し,横隔膜と前脛骨筋での筋弛緩効果の発現時間,持続時間(T_1が再度認められるまで),回復時間(T_1が95%まで回復),回復率(T_1がコントロ-ルの25%から75%まで回復するのに要した時間)および筋弛緩の程度の差違について調べた.また,得られた測定値をパンクロニウムおよびdーTc投与時のT_1の推移と比較検討した.結果および考察:ベクロニウム投与群(n=8)の作用持続時間は横隔膜で33±7分,前脛骨筋では45±5分であった.回復時間は各々53±6分,72±8分であった.ベクロニウムの場合もパンクロニウム,dーTcと同様に,respiratory sparing effectは全例認められた.回復率も横隔膜で前脛骨筋より有意に早かった.また,横隔膜では前脛骨筋よりも早く,最大筋弛緩効果に到達した.この差はパンクロニウム,dーTcの場合と比較してより明確であるように思われたが,ベクロニウムの追加投与時にはほとんど認められなかった.これらの結果から,呼吸筋と末梢骨格筋における筋弛緩効果の発現および消失の時間的差違の主たる理由としては,個々の筋弛緩薬の薬理作用の他に発現時には血流到達の時間差が,消失時には筋線維組成に由来する筋弛緩薬に対する親和性の相違が考えられた.
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