非選択性陽イオンチャンネルの腎臓における生理学的役割
非選択性陽イオンチャンネルの腎臓における生理学的役割
批准号:
03670041
负责人:
吉富 宏治
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1991
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1991 至 1992
中文摘要
本研究は尿細管細胞における非選択性陽イオンチャンネルの存在とその生理学的役割を検討することを目的としたものである。特に尿細管におけるカルシウムの輸送機序は未解決の部分が多く管腔側膜からのCa^<++>の流入路として、非選択性陽イオンチャンネルの役割が我々の研究でクローズアップされてきた。腎尿細管の中で、Ca^<++>を積極的に輸送して血中Ca^<++>濃度の調節を行なっているセグメントはヘンレの太い上行脚(CAL)遠位曲尿細管(DCT)接合尿細管(CNT)の3つである。その中で、副甲状腺ホルモン(PTH)が作用するCALとCNTでCa^<++>流入経路の性質を検討した。CAL細胞のCa^<++>濃度を測定すると約50nMと他のセグメントよりも低かった。血液側にPTH又はcAMPを投与すると10-20分の時間経過で細胞内Ca^<++>が上昇した。またPTHが存在しないときには管腔内Ca^<++>を除いても細胞内Ca^<++>は低下しないが、PTHが存在すると管腔内Ca^<++>濃度に応じて細胞内Ca^<++>は変動した。またこれらの細胞内Ca^<++>の変動は管腔内にジヒドロピリジン等のCa^<++>チャンネル阻害薬を投与しておくと消失した。従って通常は膜上にないCa^<++>チャンネルがPTHにより膜に埋め込まれることを示す。CNT細胞の細胞内Ca^<++>濃度は140nM程度であり、PTH又はcAMPを投与すると急速に増加した。これはPTHの作用により管腔側膜のCa^<++>流入路が開くことを示す。この場合、CAL細胞と異なって、時間経過が早いことから、すでに膜上に存在するチャンネルがPTHの作用により開口したものと考えられる。現在パッチクランプ法によりこのチャンネルの性質を解明しているが、Na^+,K^+,Ca^<++>に対して選択性を持たず、25-30PSのコンダクタンスを持つことがわかった。Na輸送はNa/C1共輸送担体とNaチャンネルによって行なわれるため、この非選択性陽イオンチャンネルの生理学的役割はCa^<++>を再吸収することにあると考えられる。一方、CNT細胞内に入ったCa^<++>は血液側膜に存在するNa^+/Ca^<++>交換輸送体によって汲み出される。またCAL細胞と異なってこのCa^<++>流入路はCa^<++>チャンネルブロッカーにより抑制されない。
英文摘要
本研究は尿細管細胞における非選択性陽イオンチャンネルの存在とその生理学的役割を検討することを目的としたものである。特に尿細管におけるカルシウムの輸送機序は未解決の部分が多く管腔側膜からのCa^<++>の流入路として、非選択性陽イオンチャンネルの役割が我々の研究でクローズアップされてきた。腎尿細管の中で、Ca^<++>を積極的に輸送して血中Ca^<++>濃度の調節を行なっているセグメントはヘンレの太い上行脚(CAL)遠位曲尿細管(DCT)接合尿細管(CNT)の3つである。その中で、副甲状腺ホルモン(PTH)が作用するCALとCNTでCa^<++>流入経路の性質を検討した。CAL細胞のCa^<++>濃度を測定すると約50nMと他のセグメントよりも低かった。血液側にPTH又はcAMPを投与すると10-20分の時間経過で細胞内Ca^<++>が上昇した。またPTHが存在しないときには管腔内Ca^<++>を除いても細胞内Ca^<++>は低下しないが、PTHが存在すると管腔内Ca^<++>濃度に応じて細胞内Ca^<++>は変動した。またこれらの細胞内Ca^<++>の変動は管腔内にジヒドロピリジン等のCa^<++>チャンネル阻害薬を投与しておくと消失した。従って通常は膜上にないCa^<++>チャンネルがPTHにより膜に埋め込まれることを示す。CNT細胞の細胞内Ca^<++>濃度は140nM程度であり、PTH又はcAMPを投与すると急速に増加した。これはPTHの作用により管腔側膜のCa^<++>流入路が開くことを示す。この場合、CAL細胞と異なって、時間経過が早いことから、すでに膜上に存在するチャンネルがPTHの作用により開口したものと考えられる。現在パッチクランプ法によりこのチャンネルの性質を解明しているが、Na^+,K^+,Ca^<++>に対して選択性を持たず、25-30PSのコンダクタンスを持つことがわかった。Na輸送はNa/C1共輸送担体とNaチャンネルによって行なわれるため、この非選択性陽イオンチャンネルの生理学的役割はCa^<++>を再吸収することにあると考えられる。一方、CNT細胞内に入ったCa^<++>は血液側膜に存在するNa^+/Ca^<++>交換輸送体によって汲み出される。またCAL細胞と異なってこのCa^<++>流入路はCa^<++>チャンネルブロッカーにより抑制されない。
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Hanaoka K,Sakai O,Imai M,Yoshitomi K: "Mechanism of calcium transport across the basolateral membrane of the rabbit cortical thick ascending limb of Henle'sloop" Pfluegers Arch. 422. 339-346 (1993)
Hanaoka K,Sakai O,Imai M,Yoshitomi K:“钙转运穿过兔皮质厚升肢亨利氏环基底外侧膜的机制”Pfluegers Arch。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Hanaoka K,Sakai O,Imai M,Yoshitomi K.: "Mechanism of colcium tronsport across the basolateral mentrane of the rablit cortical thick ascending limb of Henle's floop." Ameriean Journal of Physidogy.
Hanaoka K,Sakai O,Imai M,Yoshitomi K.:“穿过亨利氏跗瓣的 rablit 皮质厚升肢的基底外侧膜的机制。”
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Shimizu T,Nakamura M,Yoshitomi K,Imai M: "Interaction of trichlormethiazide or amiloride with PTH in stimulating Ca^<2+>absorption in rablit CNT." American Journal of Physiology. 261. F36-F43 (1991)
Shimizu T,Nakamura M,Yoshitomi K,Imai M:“三氯甲噻嗪或阿米洛利与 PTH 的相互作用刺激 rablit CNT 中的 Ca^2 > 吸收。”
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Taniguchi J,Yoshitomi K,Imai M: "Luminal high conductance cation channel is Ca^<2+>permeable and stretch activated in the rabbit connecting tubule" J Am Soc Nephrol. 3. 689- (1992)
Taniguchi J,Yoshitomi K,Imai M:“管腔高电导阳离子通道在兔子连接小管中是 Ca^<2> 可渗透和拉伸激活的”J Am Soc Nephrol。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Yamasaki F,Yoshitomi K,Shinkawa T,Imai M: "Effect of amiloride and novel diuretic M17055 on calcium transport in the rabbit connecting tubule" J Pharmacol Exp Ther(Submitted).
Yamasaki F,Yoshitomi K,Shinkawa T,Imai M:“阿米洛利和新型利尿剂 M17055 对兔子连接小管中钙转运的影响”J Pharmacol Exp Ther(已提交)。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
遠位尿細管におけるイオン輸送機序とその制御機構
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批准号:01570054
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1989
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负责人:吉富 宏治
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依托单位:
海外基金