腰仙部単一神経根の神経伝導性に対する圧迫及び牽引力の影響について
腰仙部単一神経根の神経伝導性に対する圧迫及び牽引力の影響について
批准号:
06771145
负责人:
寺田 和正
金额:
$0.64万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
単一神経根の牽引実験に先立ち、ブタの腰仙部神経根の解剖学的検討を行った。麻酔導入後、屠殺し、椎弓切除を施行し、両側のL1からS2神経根及び後根神経節(DRG)を露出。クモ膜下腔にglutaraldehydeを注入して固定させ、各神経根及び後根神経節のneuroanatomical parameter(神経根分岐角、DRGの長さと幅、硬膜分岐部からDRGまでの長さ、硬膜分岐部の高さ)の計測を行った。神経根分岐角はヒト神経根と同様に、L1根で約80度、その後徐々に尾側の神経根ほどtake-off angleが減少し、急峻となる。DRGの大きさはL6及びS1根が最大で、長径が約8mm、短径が約5mmの楕円形を呈していた。硬膜分岐部の高さ及びDRGの位置については、尾側の神経根ほど、高位より分岐し、DRGは近位に位置していた。これらの結果はほぼヒト神経根と同様の傾向を示し、神経根圧迫モデルとしてのブタの妥当性が確認された。しかし、ヒト脊髄がL1/2高位で終了し、それ以下は馬尾神経となるのに対し、ブタ脊髄はS2椎体高位まで存在する。つまり当初予定していたL6/S1椎間板レベルでのS1神経根の牽引においては、神経根のみならず脊髄にも影響を及ぼすこととなる。一般に神経根は、ある程度の圧迫や側方牽引に対して耐えることが可能だが、脊髄は易損性で術中においても脊髄の側方圧排は禁忌として戒められている。よって得られる結果をどう解釈するか現在考慮中である。
英文摘要
単一神経根の牽引実験に先立ち、ブタの腰仙部神経根の解剖学的検討を行った。麻酔導入後、屠殺し、椎弓切除を施行し、両側のL1からS2神経根及び後根神経節(DRG)を露出。クモ膜下腔にglutaraldehydeを注入して固定させ、各神経根及び後根神経節のneuroanatomical parameter(神経根分岐角、DRGの長さと幅、硬膜分岐部からDRGまでの長さ、硬膜分岐部の高さ)の計測を行った。神経根分岐角はヒト神経根と同様に、L1根で約80度、その後徐々に尾側の神経根ほどtake-off angleが減少し、急峻となる。DRGの大きさはL6及びS1根が最大で、長径が約8mm、短径が約5mmの楕円形を呈していた。硬膜分岐部の高さ及びDRGの位置については、尾側の神経根ほど、高位より分岐し、DRGは近位に位置していた。これらの結果はほぼヒト神経根と同様の傾向を示し、神経根圧迫モデルとしてのブタの妥当性が確認された。しかし、ヒト脊髄がL1/2高位で終了し、それ以下は馬尾神経となるのに対し、ブタ脊髄はS2椎体高位まで存在する。つまり当初予定していたL6/S1椎間板レベルでのS1神経根の牽引においては、神経根のみならず脊髄にも影響を及ぼすこととなる。一般に神経根は、ある程度の圧迫や側方牽引に対して耐えることが可能だが、脊髄は易損性で術中においても脊髄の側方圧排は禁忌として戒められている。よって得られる結果をどう解釈するか現在考慮中である。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Kazumasa Terada et al.: "The Effect of Nerve Root Lesioning on Various Somatosensory Evoked Potentials in the Hog." SPINE. 18. 1090-1095 (1993)
Kazumasa Terada 等人:“神经根损伤对生猪各种体感诱发电位的影响。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
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