ヒト骨芽細胞様細胞を用いる加温自家骨再植法の加温条件の検討
ヒト骨芽細胞様細胞を用いる加温自家骨再植法の加温条件の検討
批准号:
06771928
负责人:
二宮 秀則
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
脱灰処理されていない加温自家再植骨の経時的変化を検討するため、下記の実験を行った。1.方法:12週齢オスSDラットの頭蓋骨に、直径8mmの骨欠損を作成し、下記の4群に分けた。(1)欠損群:骨欠損のまま放置する群、(2)対照群:切除骨を再植する群、(3)加温群:切除骨を65℃・30分加温したのち再植する群、(4)煮沸群:切除骨を30分煮沸したのち再植する群。手術後2・4・8週に屠殺し、手術部位の脱灰及び非脱灰標本を作成した。HE染色、塩基性フクシン・メチレンブルー重染色を行い、後者よりパーソナルコンピューターを用い移植骨量と新生骨量を求め、新生骨の割合を算出した。2.結果:対照群2・4・8週目に移植骨内部で新生骨がみられた。加温群8週目に断端から移植骨の外側皮質と内側皮質の間に楔状の新生骨が認められた。8週目の煮沸群では、新生骨は移植骨表面にみられるものの移植骨内にはほとんど見られなかった。頭蓋骨欠損部の全骨量に占める新生骨の割合を算出したところ、4週から8週にかけて対照群と加温群では新生骨の割合は増加傾向を示すのに対し、煮沸群では変化がほとんど認められなかった。3.今後の展開:3群とも移植骨が残存しており、さらに長期にわたる観察が必要である。脱灰処理を行っていなくても再植された自家加温骨は、対照骨と同様に新生骨に置換されていくことが示唆された。今後、同様な実験系でラベリング等を行いさらに詳細な経時的変化について観察する予定である。さらに、骨芽細胞様細胞を用い、加温骨の加温条件を検討してゆきたい。
英文摘要
脱灰処理されていない加温自家再植骨の経時的変化を検討するため、下記の実験を行った。1.方法:12週齢オスSDラットの頭蓋骨に、直径8mmの骨欠損を作成し、下記の4群に分けた。(1)欠損群:骨欠損のまま放置する群、(2)対照群:切除骨を再植する群、(3)加温群:切除骨を65℃・30分加温したのち再植する群、(4)煮沸群:切除骨を30分煮沸したのち再植する群。手術後2・4・8週に屠殺し、手術部位の脱灰及び非脱灰標本を作成した。HE染色、塩基性フクシン・メチレンブルー重染色を行い、後者よりパーソナルコンピューターを用い移植骨量と新生骨量を求め、新生骨の割合を算出した。2.結果:対照群2・4・8週目に移植骨内部で新生骨がみられた。加温群8週目に断端から移植骨の外側皮質と内側皮質の間に楔状の新生骨が認められた。8週目の煮沸群では、新生骨は移植骨表面にみられるものの移植骨内にはほとんど見られなかった。頭蓋骨欠損部の全骨量に占める新生骨の割合を算出したところ、4週から8週にかけて対照群と加温群では新生骨の割合は増加傾向を示すのに対し、煮沸群では変化がほとんど認められなかった。3.今後の展開:3群とも移植骨が残存しており、さらに長期にわたる観察が必要である。脱灰処理を行っていなくても再植された自家加温骨は、対照骨と同様に新生骨に置換されていくことが示唆された。今後、同様な実験系でラベリング等を行いさらに詳細な経時的変化について観察する予定である。さらに、骨芽細胞様細胞を用い、加温骨の加温条件を検討してゆきたい。
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